Korak 99

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列王記上 2:19-46

19 バテシバはアドニヤのためにソロモン王に話すため、王のもとへ行った。王は立って迎え、彼女を拝して王座に着き、王のために座を設けさせたので、彼女は王の右に座した。

20 そこでバテシバは言った、「あなたに一つの小さいお願いがあります。お断りにならないでください」。王は彼女に言った、「上よ、あなたの願いを言ってください。わたしは断らないでしょう」。

21 彼女は言った、「どうぞ、シュナミびとアビシャグをあなたの兄弟アドニヤに与えて、にさせてください」。

22 ソロモン王は答えてに言った、「どうしてアドニヤのためにシュナミびとアビシャグを求められるのですか。彼のためには国をも求めなさい。彼はわたしので、彼の味方には祭司アビヤタルとゼルヤのヨアブがいるのですから」。

23 そしてソロモン王はをさして誓って言った、「もしアドニヤがこの言葉によって自分の命を失うのでなければ、どんなにでもわたしをしてください。

24 わたしを立てて、父ダビデの位にのぼらせ、が約束されたように、わたしに一を与えてくださったは生きておられる。アドニヤはきょう殺されなければならない」。

25 ソロモン王はエホヤダのベナヤをつかわしたので、彼はアドニヤを撃って殺した。

26 王はまた祭司アビヤタルに言った、「あなたの領地アナトテへ行きなさい。あなたは死に当る者ですが、さきにわたしの父ダビデに神、主の箱をかつぎ、またすべてわたしの父が受けた苦しみを、あなたも共に苦しんだので、わたしは、きょうは、あなたを殺しません」。

27 そしてソロモンはアビヤタルを主の祭司職から追放した。こうしてシロエリについてわれた主の言葉が成就した。

28 さてこの知らせがヨアブに達したので、ヨアブ主の幕屋にのがれて、祭壇をつかんだ。ヨアブはアブサロムを支持しなかったけれども、アドニヤを支持したからである。

29 ヨアブ主の幕屋にのがれて、祭壇のかたわらにいることを、ソロモン王に告げる者があったので、ソロモン王はエホヤダのベナヤをつかわし、「行って彼を撃て」と言った。

30 ベナヤは主の幕屋へ行って彼に言った、「王はあなたに、出て来るようにと申されます」。しかし彼は言った、「いや、わたしはここで死にます」。ベナヤは王に復命して言った、「ヨアブはこう申しました。またわたしにこう答えました」。

31 そこで王はベナヤに言った、「彼が言うようにし、彼を撃ち殺して葬り、ヨアブがゆえなく流したのとがをわたしと、わたしの父のから除き去りなさい。

32 はまたヨアブがを流した行為を、彼自身のこうべに報いられるであろう。これは彼が自分よりも正しいすぐれたふたりの人、すなわちイスラエルのの長ネルのアブネルと、ユダの長エテルのアマサを、つるぎをもって撃ち殺し、わたしの父ダビデのあずかり知らない事をしたからである。

33 それゆえ、彼らの永遠にヨアブのこうべと、その子孫のこうべに帰すであろう。しかしダビデと、その子孫と、そのと、その位とには、から賜わる平安が永久にあるであろう」。

34 そこでエホヤダのベナヤは上っていって、彼を撃ち殺した。彼は荒野にある自分のに葬られた。

35 王はエホヤダのベナヤを、ヨアブに代っての長とした。王はまた祭司ザドクをアビヤタルに代らせた。

36 また王は人をつかわし、シメイを召して言った、「あなたはエルサレムのうちに、自分のためにを建てて、そこに住み、そこからどこへも出てはならない。

37 あなたが出て、キデロンを渡るには必ず殺されることを、しかと知らなければならない。あなたのはあなたのこうべに帰すであろう」。

38 シメイは王にった、「お言葉は結構です。王、わがの仰せられるとおりに、しもべはいたしましょう」。こうしてシメイは久しくエルサレムに住んだ。

39 ところが年の後、シメイのふたりの奴隷が、ガテの王マアカのアキシのところへ逃げ去った。人々がシメイに告げて、「ごらんなさい、あなたの奴隷はガテにいます」と言ったので、

40 シメイは立って、ろばにくらを置き、ガテのアキシのところへ行って、その奴隷を尋ねた。すなわちシメイは行ってその奴隷をガテから連れてきたが、

41 シメイがエルサレムからガテへ行って帰ったことがソロモン王に聞えたので、

42 王は人をつかわし、シメイを召してった、「わたしはあなたにをさして誓わせ、かつおごそかにあなたを戒めて、『あなたが出て、どこかへ行くには、必ず殺されることを、しかと知らなければならない』とったではないか。そしてあなたは、わたしに『お言葉は結構です。従います』とった。

43 ところで、あなたはなぜに対する誓いと、わたしが命じた命令を守らなかったのか」。

44 王はまたシメイに言った、「あなたは自分の心に、あなたがわたしの父ダビデにしたもろもろの悪を知っているはあなたの悪をあなたのこうべに報いられるであろう。

45 しかしソロモン王は祝福をうけ、ダビデの位は永久主のに堅く立つであろう」。

46 王がエホヤダのベナヤに命じたので、彼は出ていってシメイを撃ち殺した。こうして国はソロモンのに堅く立った。

列王記上 3

1 ソロモン王はエジプトの王パロと縁を結び、パロの娘をめとってダビデに連れてきて、自分のと、主の宮と、エルサレムの周囲の城壁を建て終るまでそこにおらせた。

2 そのころまで主の名のために建てた宮がなかったので、民は高き所で犠牲をささげていた。

3 ソロモンし、父ダビデの定めに歩んだが、ただ彼は高き所で犠牲をささげ、香をたいた。

4 ある日、王はギベオンへ行って、そこで犠牲をささげようとした。それが主要な高き所であったからである。ソロモンは一の燔祭をその祭壇にささげた。

5 ギベオンソロモンに現れて言われた、「あなたに何を与えようか、求めなさい」。

6 ソロモンは言った、「あなたのしもべであるわたしの父ダビデがあなたに対して誠実と公義と真心とをもって、あなたのに歩んだので、あなたは大いなるいつくしみを彼に示されました。またあなたは彼のために、この大いなるいつくしみをたくわえて、今日、彼の位に座するを授けられました。

7 わがよ、あなたはこのしもべを、わたしの父ダビデに代って王とならせられました。しかし、わたしは小さい子供であって、出入りすることを知りません。

8 かつ、しもべはあなたが選ばれた、あなたの民、すなわちそのが多くて、えることも、調べることもできないほどのおびただしい民の中におります。

9 それゆえ、聞きわけるをしもべに与えて、あなたの民をさばかせ、わたしに善悪をわきまえることを得させてください。だれが、あなたのこの大いなる民をさばくことができましょう」。

10 ソロモンはこの事を求めたので、そのことが主のみこころにかなった。

11 そこでは彼に言われた、「あなたはこの事を求めて、自分のために長命を求めず、また自分のためにを求めず、また自分のの命をも求めず、ただ訴えをききわける知恵を求めたゆえに、

12 見よ、わたしはあなたの言葉にしたがって、賢い、英明な与える。あなたの先にはあなたに並ぶ者がなく、あなたのにもあなたに並ぶ者は起らないであろう。

13 わたしはまたあなたの求めないもの、すなわちと誉をもあなたに与える。あなたの生きているかぎり、王たちのうちにあなたに並ぶ者はないであろう。

14 もしあなたが、あなたの父ダビデの歩んだように、わたしの道に歩んで、わたしの定めと命令とを守るならば、わたしはあなたのを長くするであろう」。

15 ソロモンが目をさましてみると、それはであった。そこで彼はエルサレムへ行き、主の契約の箱のに立って燔祭と酬恩祭をささげ、すべての家来のために祝宴を設けた。

16 さて、ふたりの遊女が王のところにきて、王のに立った。

17 ひとりの女は言った、「ああ、わがよ、この女とわたしとはひとつのに住んでいますが、わたしはこの女と一緒ににいる時、子を産みました。

18 ところがわたしの産んだ後、目にこの女もまた子を産みました。そしてわたしたちは一緒にいましたが、にはほかにだれもわたしたちと共にいた者はなく、ただわたしたちふたりだけでした。

19 ところがこの女は自分のの上に伏したので、のうちにそのは死にました。

20 彼女は中に起きて、はしための眠っている間に、わたしのをわたしのかたわらから取って、自分のふところに寝かせ、自分の死んだをわたしのふところに寝かせました。

21 わたしはに乳を飲ませようとして起きて見ると死んでいました。しかしになってよく見ると、それはわたしが産んだではありませんでした」。

22 ほかの女は言った、「いいえ、生きているのがわたしのです。死んだのはあなたのです」。初めの女は言った、「いいえ、死んだのがあなたのです。生きているのはわたしのです」。彼らはこのように王のに言い合った。

23 この時、王は言った、「ひとりは『この生きているのがわたしので、死んだのがあなたのだ』と言い、またひとりは『いいえ、死んだのがあなたので、生きているのはわたしのだ』と言う」。

24 そこで王は「刀を持ってきなさい」と言ったので、刀を王のに持ってきた。

25 王は言った、「生きている子をつに分けて、半分をこちらに、半分をあちらに与えよ」。

26 すると生きているの母である女は、そののために心がやけるようになって、王に言った、「ああ、わがよ、生きているを彼女に与えてください。決してそれを殺さないでください」。しかしほかのひとりは言った、「それをわたしのものにも、あなたのものにもしないで、分けてください」。

27 すると王は答えて言った、「生きている子を初めの女に与えよ。決して殺してはならない。彼女はそのなのだ」。

28 イスラエルは皆王が与えた判決を聞いて王を恐れた神の知恵が彼のうちにあって、さばきをするのを見たからである。

列王記上 4:1-19

1 ソロモン王はイスラエルの全地の王であった。

2 彼の高官たちは次のとおりである。ザドクのアザリヤは祭司。

3 シシャのエリホレフとアヒヤは書記官。アヒルデのヨシャバテは史官。

4 エホヤダのベナヤはの長。ザドクとアビヤタルは祭司。

5 ナタンアザリヤは代官の長。ナタンザブデは祭司で、王の友であった。

6 アヒシャルは宮内卿。アブダのアドニラムは徴募の長であった。

7 ソロモンはまたイスラエルの全地に十二人の代官を置いた。その人々は王とそののために食物を備えた。すなわちおのおの一年に一ずつ食物を備えるのであった。

8 その名は次のとおりである。エフライムの地にはベンホル。

9 マカヅと、シャラビムと、ベテシメシと、エロン・ベテハナンにはベンデケル。

10 アルボテにはベンヘセデ、(彼はソコとヘペルの全地を担当した)。

11 ドルの高地の全部にはベン・アビナダブ、(彼はソロモンの娘タパテをとした)。

12 アヒルデのバアナはタアナクとメギドと、エズレルの、ザレタンのかたわらにあるベテシャンの全地を担当して、ベテシャンからアベル・メホラに至り、ヨクメアムの向こうにまで及んだ。

13 ラモテ・ギレアデにはベンゲベル、(彼はギレアデにあるマナセヤイルの村々を担当し、またバシャンにあるアルゴブの地方の城壁と青銅の貫の木のある大きな六十を担当した)。

14 マハナイムにはイドのアヒナダブ。

15 ナフタリにはアヒマアズ、(彼もソロモンのバスマテにめとった)。

16 アセルとベアロテにはホシャイのバアナ。

17 イッサカルにはパルアのヨシャパテ

18 ベニヤミンにはエラのシメイ。

19 アモリびとの王シホンの地およびバシャンの王オグの地なるギレアデの地にはウリのゲベル。彼はその地のただひとりの代官であった。