ステップ _9713

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サムエル記下 6:12-23

12 しかしダビデ王は、「主が神の箱のゆえに、オベデエドムのとそのすべての所有を祝福されている」と聞き、ダビデは行って、喜びをもって、神の箱をオベデエドムのからダビデにかき上った。

13 主の箱をかく者が歩進んだ時、ダビデは牛と肥えた物を犠牲としてささげた。

14 そしてダビデをきわめて、主の箱ので踊った。その時ダビデは亜麻布のエポデをつけていた。

15 こうしてダビデイスラエルのとは、喜びの叫びと角笛の音をもって、神の箱をかき上った。

16 主の箱がダビデにはいった時、サウルの娘ミカルは窓からながめ、ダビデ王が主のに舞い踊るのを見て、のうちにダビデをさげすんだ。

17 人々は主の箱をかき入れて、ダビデがそのために張った天幕の中のその場所に置いた。そしてダビデは燔祭と酬恩祭を主のにささげた。

18 ダビデは燔祭と酬恩祭をささげ終った時、万の主の名によって民を祝福した。

19 そしてすべての民、イスラエルの全民衆に、男にも女にも、おのおのパンの菓子一個、肉一きれ、ほしぶどう一かたまりを分け与えた。こうして民はみなおのおのそのに帰った。

20 ダビデ族を祝福しようとして帰ってきた時、サウルの娘ミカルはダビデを出迎えて言った、「きょうイスラエルの王はなんと威厳のあったことでしょう。いたずら者が、恥も知らず、その身を現すように、きょう来たちのはしためらの前に自分の身を現されました」。

21 ダビデはミカルに言った、「あなたの父よりも、またその全よりも、むしろわたしを選んで、主の民イスラエルの君とせられた主のに踊ったのだ。わたしはまた主のに踊るであろう。

22 わたしはこれよりももっと軽んじられるようにしよう。そしてあなたのには卑しめられるであろう。しかしわたしは、あなたがさきに言った、はしためたちに誉を得るであろう」。

23 こうしてサウルの娘ミカルは死ぬまで子供がなかった。

サムエル記下 7

1 さて、王が自分のに住み、また主が周囲のをことごとく打ち退けて彼に安息を賜わった時、

2 王は預言者ナタンに言った、「見よ、今わたしは、香柏のに住んでいるが、神の箱はなお幕屋のうちにある」。

3 ナタンは王に言った、「主があなたと共におられますから、行って、すべてあなたの心にあるところを行いなさい」。

4 その、主の言葉ナタンに臨んでった、

5 「行って、わたしのしもべダビデに言いなさい、『主はこう仰せられる。あなたはわたしの住むを建てようとするのか。

6 わたしはイスラエルの人々をエジプトから導き出したから今まで、に住まわず、天幕をすまいとして歩んできた。

7 わたしがイスラエルのすべての人々と共に歩んだすべての所で、わたしがわたしの民イスラエルを牧することを命じたイスラエルのさばきづかさのひとりに、ひと言でも「どうしてあなたがたはわたしのために香柏のを建てないのか」と、言ったことがあるであろうか』。

8 それゆえ、今あなたは、わたしのしもべダビデにこう言いなさい、『万の主はこう仰せられる。わたしはあなたを牧場から、に従っている所から取って、わたしの民イスラエルの君とし、

9 あなたがどこへ行くにも、あなたと共におり、あなたのすべてのをあなたのから断ち去った。わたしはまた地上の大いなる者の名のような大いなる名をあなたに得させよう。

10 そしてわたしの民イスラエルのために一つの所を定めて、彼らを植えつけ、彼らを自分の所に住ませ、重ねて動くことのないようにするであろう。

11 また前のように、わたしがわたしの民イスラエルの上にさばきづかさを立てたからこのかたのように、悪人が重ねてこれを悩ますことはない。わたしはあなたのもろもろのを打ち退けて、あなたに安息を与えるであろう。主はまた「あなたのためにを造る」と仰せられる。

12 あなたがが満ちて、先祖たちと共に眠る時、わたしはあなたの身から出る子を、あなたのあとに立てて、その王国を堅くするであろう。

13 彼はわたしの名のために建てる。わたしは長くその国の位を堅くしよう。

14 わたしは彼の父となり、彼はわたしのとなるであろう。もし彼が罪を犯すならば、わたしは人のつえと人ののむちをもって彼を懲らす。

15 しかしわたしはわたしのいつくしみを、わたしがあなたのから除いたサウルから取り去ったように、彼からは取り去らない。

16 あなたのと王国はわたしのに長く保つであろう。あなたの位は長く堅うせられる』」。

17 ナタンはすべてこれらの言葉のように、またすべてこの幻のようにダビデった。

18 その時ダビデ王は、はいって主のに座して言った、「主なる神よ、わたしがだれ、わたしのが何であるので、あなたはこれまでわたしを導かれたのですか。

19 主なる神よ、これはなおあなたのには小さい事です。主なる神よ、あなたはまたしもべのの、はるか後の事を語って、きたるべき代々のことを示されました。

20 ダビデはこの上なにをあなたに申しあげることができましょう。主なる神よ、あなたはしもべを知っておられるのです。

21 あなたの約束のゆえに、またあなたのに従って、あなたはこのもろもろの大いなる事を行い、しもべにそれを知らせられました。

22 主なるよ、あなたは偉大です。それは、われわれがすべて耳に聞いたところによれば、あなたのような者はなく、またあなたのほかにはないからです。

23 地のどの民が、あなたの民イスラエルのようでありましょうか。これはが行って、自分のためにあがなって民とし、自らの名をあげられたもの、また彼らのために大いなる恐るべきことをなし、その民のからびととその神々とを追い出されたものです。

24 そしてあなたの民イスラエル永遠にあなたの民として、自分のために、定められました。主よ、あなたは彼らのとなられたのです。

25 主なるよ、今あなたが、しもべとしもべのとについてられた言葉を長く堅うして、あなたのわれたとおりにしてください。

26 そうすれば、あなたの名はとこしえにあがめられて、『万の主はイスラエルのである』と言われ、あなたのしもべダビデは、あなたのに堅く立つことができましょう。

27 の主、イスラエルのよ、あなたはしもべに示して、『おまえのためにを建てよう』と言われました。それゆえ、しもべはこの祈をあなたにささげる勇気を得たのです。

28 主なるよ、あなたはにましまし、あなたの言葉は真実です。あなたはこの良き事をしもべに約束されました。

29 どうぞ今、しもべの祝福し、あなたのに長くつづかせてくださるように。主なる神よ、あなたがそれを言われたのです。どうぞあなたの祝福によって、しもべのがながく祝福されますように」。

サムエル記下 8

1 このダビデペリシテびとを撃って、これを征服した。ダビデはまたペリシテびとからメテグ・アンマを取った。

2 彼はまたモアブを撃ち、彼らを地に伏させ、なわをもって彼らを測った。すなわち筋のなわをもって殺すべき者を測り、一筋のなわをもって生かしておく者を測った。そしてモアブびとは、ダビデのしもべとなって、みつぎを納めた。

3 ダビデはまたレホブのであるゾバの王ハダデゼルが、ユフラテのほとりにその勢力を回復しようとして行くところを撃った。

4 そしてダビデは彼から騎兵人、歩兵二万人を取った。ダビデはまた一の戦車の馬を残して、そのほかの戦車の馬はみなその足の筋を切った。

5 ダマスコのスリヤびとが、ゾバの王ハダデゼルを助けるためにきたので、ダビデはスリヤびと人を殺した。

6 そしてダビデダマスコのスリヤに守備隊を置いた。スリヤびとは、ダビデのしもべとなって、みつぎを納めた。主はダビデにすべてその行く所で勝利を与えられた。

7 ダビデはハダデゼルのしもべらが持っていた金の盾を奪って、エルサレムに持ってきた。

8 ダビデ王はまたハダデゼルの、ベタとベロタイから、ひじょうに多くの青銅を取った。

9 時にハマテの王トイは、ダビデがハダデゼルのすべての勢を撃ち破ったことを聞き、

10 そのヨラムをダビデ王のもとにつかわして、彼にあいさつし、かつ祝を述べさせた。ハダデゼルはかつてしばしばトイと戦いを交えたが、ダビデがハダデゼルと戦ってこれを撃ち破ったからである。ヨラムがの器と金の器と青銅の器を携えてきたので、

11 ダビデ王は征服したすべての国民から取ってささげた金と共にこれらをも主にささげた。

12 すなわちエドム、モアブアンモンの人々、ペリシテびと、アマレクから獲た物、およびゾバの王レホブのハダデゼルから獲たぶんどり物と共にこれをささげた。

13 こうしてダビデは名声を得た。彼は帰ってきてからの谷でエドムびと一万八人を撃ち殺した。

14 そしてエドムに守備隊を置いた。すなわちエドムの全地に守備隊を置き、エドムびとは皆ダビデのしもべとなった。主はダビデにすべてその行く所で勝利を与えられた。

15 こうしてダビデイスラエルの全地を治め、そのすべての民に正義と公平を行った。

16 ゼルヤのヨアブの長、アヒルデのヨシャパテは史官、

17 アヒトブのザドクとアビヤタルのアヒメレクは祭司、セラヤは書記官、

18 エホヤダのベナヤはケレテびととペレテびとの長、ダビデたちは祭司であった。

サムエル記下 9

1 時にダビデは言った、「サウルのの人で、なお残っている者があるか。わたしはヨナタンのために、その人に恵みを施そう」。

2 さて、サウルのにヂバという名のしもべがあったが、人々が彼をダビデのもとに呼び寄せたので、王は彼に言った、「あなたがヂバか」。彼は言った、「しもべがそうです」。

3 王は言った、「サウルのの人がまだ残っていませんか。わたしはその人に神の恵みを施そうと思う」。ヂバは王に言った、「ヨナタンがまだおります。あしなえです」。

4 王は彼に言った、「その人はどこにいるのか」。ヂバは王に言った、「彼はロ・デバルのアンミエルのマキルにおります」。

5 ダビデ王は人をつかわして、ロ・デバルのアンミエルのマキルから、彼を連れてこさせた。

6 サウルのヨナタンであるメピボセテはダビデのもとにきて、ひれ伏して拝した。ダビデが、「メピボセテよ」と言ったので、彼は、「しもべは、ここにおります」と答えた。

7 ダビデは彼に言った、「恐れることはない。わたしはかならずあなたの父ヨナタンのためにあなたに恵みを施しましょう。あなたの父サウルの地をみなあなたに返します。またあなたは常にわたしの食卓で食事をしなさい」。

8 彼は拝して言った、「あなたは、しもべを何とおぼしめして、死んだ犬のようなわたしを顧みられるのですか」。

9 王はサウルのしもべヂバを呼んで言った、「すべてサウルとそのに属する物を皆、わたしはあなたの主人に与えた。

10 あなたと、あなたのたちと、しもべたちとは、彼のために地を耕して、あなたの主人食べる食物を取り入れなければならない。しかしあなたの主人メピボセテはいつもわたしの食卓で食事をするであろう」。ヂバには十五人の男の二十人のしもべがあった。

11 ヂバは王に言った、「すべて王わが君がしもべに命じられるとおりに、しもべはいたしましょう」。こうしてメピボセテは王の子のひとりのようにダビデの食卓で食事をした。

12 メピボセテには小さいがあって、名をミカといった。そしてヂバのに住んでいる者はみなメピボセテのしもべとなった。

13 メピボセテはエルサレムに住んだ。彼がいつも王の食卓で食事をしたからである。彼は両ともに、なえていた。

サムエル記下 10

1 このアンモンの人々の王が死んで、そのハヌンがこれに代って王となった。

2 そのときダビデは言った、「わたしはナハシのハヌンに、その父がわたしに恵みを施したように、恵みを施そう」。そしてダビデは彼を、その父のゆえに慰めようと、しもべをつかわした。ダビデのしもべたちはアンモンの人々の地に行ったが、

3 アンモンの人々のつかさたちはその君ハヌンに言った、「ダビデ慰める者をあなたのもとにつかわしたのは彼があなたの父を尊ぶためだと思われますか。ダビデがあなたのもとに、しもべたちをつかわしたのは、このをうかがい、それを探って、滅ぼすためではありませんか」。

4 そこでハヌンはダビデのしもべたちを捕え、おのおの、ひげの半ばをそり落し、その着物を中ほどから断ち切り腰の所までにして、彼らを帰らせた。

5 人々がこれをダビデに告げたので、ダビデは人をつかわして彼らを迎えさせた。その人々はひじょうに恥じたからである。そこで王は言った、「ひげがのびるまでエリコにとどまって、その後、帰りなさい」。

6 アンモンの人々は自分たちがダビデに憎まれていることがわかったので、人をつかわして、ベテ・レホブのスリヤびととゾバのスリヤびととの歩兵二万人およびマアカの王とその一人、トブの人一万二人を雇い入れた。

7 ダビデはそれを聞いて、ヨアブと勇士の全をつかわしたので、

8 アンモンの人々は出て、の入口に戦いの備えをした。ゾバとレホブとのスリヤびと、およびトブとマアカの人々は別に野にいた。

9 ヨアブ戦い後から自分に迫ってくるのを見て、イスラエルのえり抜きの兵士のうちから選んで、これをスリヤびとに対して備え、

10 そのほかの民を自分の兄弟アビシャイのにわたして、アンモンの人々に対して備えさせ、

11 そして言った、「もしスリヤびとがわたしに手ごわいときは、わたしを助けてください。もしアンモンの人々があなたに手ごわいときは、行ってあなたを助けましょう。

12 勇ましくしてください。われわれの民のため、われわれの神の々のため、勇ましくしましょう。どうぞ主が良いと思われることをされるように」。

13 ヨアブが自分と一緒にいる民と共に、スリヤびとに向かって戦おうとして近づいたとき、スリヤびとは彼のから逃げた

14 アンモンの人々はスリヤびとが逃げるのを見て、彼らもまたアビシャイのから逃げてにはいった。そこでヨアブアンモンの人々を撃つことをやめてエルサレムに帰った。

15 しかしスリヤびとは自分たちのイスラエルに打ち敗られたのを見て、共に集まった

16 そしてハダデゼルは人をつかわし、ユフラテの向こう側にいるスリヤびとを率いてヘラムにこさせた。ハダデゼルのの長ショバクがこれを率いた。

17 この事がダビデに聞えたので、彼はイスラエルをことごとく集め、ヨルダンを渡ってヘラムにきた。スリヤびとはダビデに向かって備えをして彼と戦った。

18 しかしスリヤびとがイスラエルのから逃げたので、ダビデはスリヤびとの戦車の兵七百、騎兵四万を殺し、またそのの長ショバクを撃ったので、彼はその所で死んだ。

19 ハダデゼルの家来であった王たちはみな、自分たちがイスラエルに打ち敗られたのを見て、イスラエルと和を講じ、これに仕えた。こうしてスリヤびとは恐れて再びアンモンの人々を助けることをしなかった。