ステップ _9713

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列王記下 17:19-41

19 ところがユダもまたその主の戒めを守らず、イスラエルが定めたならわしに歩んだので、

20 イスラエルの子孫をことごとく捨て、彼らを苦しめ、彼らを略奪者のにわたして、ついに彼らをみから打ちすてられた。

21 イスラエルダビデから裂き離されたので、イスラエルはネバテのヤラベアムを王としたが、ヤラベアムはイスラエルに、従うことをやめさせ、大きな罪を犯させた。

22 イスラエルの人々がヤラベアムのおこなったすべてのをおこない続けて、それを離れなかったので、

23 ついにはそのしもべである預言者たちによって言われたように、イスラエルをみから除き去られた。こうしてイスラエル自分の国からアッスリヤに移されて今日に至っている。

24 かくてアッスリヤの王はバビロン、クタ、アワ、ハマテおよびセパルワイムから人々をつれてきて、これをイスラエルの人々の代りにサマリヤの々におらせたので、その人々はサマリヤを領有して、その々に住んだ。

25 彼らがそこに住み始めた時、を敬うことをしなかったので、は彼らのうちにししを送り、ししは彼らのうちの数人を殺した。

26 そこで人々はアッスリヤの王に告げて言った、「あなたが移してサマリヤの々におらせられたあの々の民は、その地の神のおきてを知らないゆえに、そのは彼らのうちにししを送り、ししは彼らを殺した。これは彼らが、その地の神のおきてを知らないためです」。

27 アッスリヤの王は命じて言った、「あなたがたがあそこから移した祭司のひとりをあそこへ連れて行きなさい。彼をあそこへやって住まわせ、その神のおきてをその人々に教えさせなさい」。

28 そこでサマリヤから移された祭司のひとりが来てベテルに住み、どのようにを敬うべきかを彼らに教えた。

29 しかしその民はおのおの自分の神々を造って、それをサマリヤびとが造った高き所のに安置した。民は皆住んでいる々でそのようにおこなった。

30 すなわちバビロンの人々はスコテ・ベノテを造り、クタの人々はネルガルを造り、ハマテの人々はアシマを造り、

31 アワの人々はニブハズとタルタクを造り、セパルワイムびとはそのに焼いて、セパルワイムのアデランメレクおよびアナンメレクにささげた。

32 彼はまたを敬い、自分たちのうちから一般の民を立てて高き所の祭司としたので、その人々は高き所ので勤めをした。

33 このように彼らはを敬ったが、また彼らが出てきた々のならわしにしたがって、自分たちの神々にも仕えた。

34 今日に至るまで彼らは先のならわしにしたがっておこなっている。

35 はかつて彼らと契約を結び、彼らに命じて言われた、「あなたがたは他の神々を敬ってはならない。また彼らを拝み、彼らに仕え、彼らに犠牲をささげてはならない。

36 ただ大きな力と伸べたとをもって、あなたがたをエジプトの地から導き上ったをのみ敬い、これを拝み、これに犠牲をささげなければならない。

37 またあなたがたのために書きしるされた定めと、おきてと、律法と、戒めとを、慎んで常に守らなければならない。他の神々を敬ってはならない。

38 わたしがあなたがたと結んだ契約を忘れてはならない。また他の神々を敬ってはならない。

39 ただあなたがたのを敬わなければならない。はあなたがたをそのすべてのから救い出されるであろう」。

40 しかし彼らは聞きいれず、かえって先のならわしにしたがっておこなった。

41 このように、これらの民はを敬い、またその刻んだ像にも仕えたが、そのたちも、孫たちも同様であって、彼らはその先祖がおこなったように今日までおこなっている。

列王記下 18

1 イスラエルの王エラのホセアの第年にユダの王アハズのヒゼキヤが王となった。

2 彼は王となった時二十五歳で、エルサレム二十年の間、世を治めた。そのはゼカリヤの娘で、名をアビといった。

3 ヒゼキヤはすべて先祖ダビデがおこなったように主のにかなう事を行い、

4 高き所を除き、石柱をこわし、アシラ像を切り倒し、モーセの造った青銅のへびを打ち砕いた。イスラエルの人々はこの時までそのへびに向かって香をたいていたからである。人々はこれをネホシタンと呼んだ。

5 ヒゼキヤはイスラエルのに信頼した。そのために彼のあとにも彼の先にも、ユダのすべての王のうちに彼に及ぶ者はなかった。

6 すなわち彼は固くに従って離れることなく、モーセ命じられた命令を守った。

7 が彼と共におられたので、すべて彼が出て戦うところで功をあらわした。彼はアッスリヤの王にそむいて、彼に仕えなかった。

8 彼はペリシテびとを撃ち敗って、ガザとその領域にまで達し、見張台から堅固なにまで及んだ。

9 ヒゼキヤ王の第年すなわちイスラエルの王エラのホセアの第七年に、アッスリヤの王シャルマネセルはサマリヤに攻め上って、これを囲んだが、

10 年の後ついにこれを取った。サマリヤが取られたのはヒゼキヤの第六年で、それはイスラエルのホセアの第九年であった。

11 アッスリヤの王はイスラエルの人々をアッスリヤに捕えていって、ハラと、ゴザンのハボルのほとりと、メデア々に置いた。

12 これは彼らがその主の言葉にしたがわず、その契約を破り、主のしもべモーセの命じたすべての事に耳を傾けず、また行わなかったからである。

13 ヒゼキヤ王の第十四年にアッスリヤの王セナケリブが攻め上ってユダのすべての堅固な々を取ったので、

14 ユダの王ヒゼキヤは人をラキシにつかわしてアッスリヤの王に言った、「わたしは罪を犯しました。どうぞ引き上げてください。わたしに課せられることはなんでもいたします」。アッスリヤの王はタラントと金三十タラントをユダの王ヒゼキヤに課した。

15 ヒゼキヤは主の宮と王のの倉とにあるをことごとく彼に与えた。

16 この時ユダの王ヒゼキヤはまた主の神殿の戸および柱から自分が着せた金をはぎ取って、アッスリヤの王に与えた。

17 アッスリヤの王はまたタルタン、ラブサリスおよびラブシャケを、ラキシから大軍を率いてエルサレムにいるヒゼキヤ王のもとにつかわした。彼らは上ってエルサレム来た。彼らはエルサレムに着くと、布さらし場に行く大路に沿っている上の池の水道のかたわらへ行って、そこに立った。

18 そして彼らが王を呼んだので、ヒルキヤのである宮内卿エリアキム、書記官セブナ、およびアサフのである史官ヨアが彼らのところに出てきた。

19 ラブシャケは彼らに言った、「ヒゼキヤに言いなさい、『大王、アッスリヤの王はこう仰せられる。あなたが頼みとする者は何か。

20 口先だけの言葉戦争をする計略と力だと考えるのか。あなたは今だれにたよって、わたしにそむいたのか。

21 今あなたは、あの折れかけている葦のつえ、エジプトを頼みとしているが、それは人がよりかかる時、その人の手を刺し通すであろう。エジプトの王パロはすべて寄り頼む者にそのようにする。

22 しかしあなたがもし「われわれは、われわれのを頼む」とわたしに言うのであれば、そのはヒゼキヤがユダエルサレムに告げて、「あなたがたはエルサレムで、この祭壇礼拝しなければならない」と言って、その高き所と祭壇とを除いた者ではないか。

23 さあ、わたしのアッスリヤの王とかけをせよ。もしあなたの方に乗る人があるならば、わたしは頭を与えよう。

24 あなたはエジプトを頼み、戦車と騎兵を請い求めているが、わたしの君の家来のうちの最も小さい一隊長でさえ、どうして撃退することができようか。

25 わたしがこの所を滅ぼすために上ってきたのは、主の許しなしにしたことであろうか。がわたしにこの地に攻め上ってこれを滅ぼせと言われたのだ』」。

26 その時ヒルキヤのエリアキムおよびセブナとヨアはラブシャケに言った、「どうぞ、アラム語でしもべどもに話してください。わたしたちは、それがわかるからです。城壁の上にいる民の聞いているところで、わたしたちにユダヤの言葉で話さないでください」。

27 しかしラブシャケは彼らに言った、「わたしの君は、あなたの君とあなたにだけでなく、城壁の上に座している人々にも、この言葉を告げるためにわたしをつかわしたのではないか。彼らも、あなたがたと共に自分の糞尿を食い飲みするに至るであろう」。

28 そしてラブシャケは立ちあがり、ユダヤの言葉で大声に呼ばわってった。「大王、アッスリヤの王の言葉を聞け。

29 王はこう仰せられる、『あなたがたはヒゼキヤに欺かれてはならない。彼はあなたがたをわたしのから救いだすことはできない。

30 ヒゼキヤが「は必ずわれわれを救い出される。このアッスリヤ王のに陥ることはない」と言っても、あなたがたはを頼みとしてはならない』。

31 あなたがたはヒゼキヤの言葉を聞いてはならない。アッスリヤの王はこう仰せられる、『あなたがたはわたしと和解して、わたしに降服せよ。そうすればあなたがたはおのおの自分のぶどうの実を食べ、おのおの自分のいちじくの実を食べ、おのおの自分の井戸のを飲むことができるであろう。

32 やがてわたしが来て、あなたがたを一つのへ連れて行く。それはあなたがたののように穀物とぶどう酒のある地、パンぶどう畑のある地、オリブの木と蜜のある地である。あなたがたは生きながらえることができ、死ぬことはない。ヒゼキヤが「はわれわれを救われる」と言って、あなたがたを惑わしても彼に聞いてはならない。

33 民の神々のうち、どのがそのアッスリヤの王のから救ったか。

34 ハマテやアルパデの神々はどこにいるのか。セパルワイム、ヘナおよびイワの神々はどこにいるのか。彼らはサマリヤをわたしのから救い出したか。

35 々のすべての神々のうち、そのをわたしのから救い出した者があったか。がどうしてエルサレムをわたしのから救い出すことができよう』」。

36 しかし民は黙して、ひと言も彼に答えなかった。王が命じて「彼に答えてはならない」と言っておいたからである。

37 こうしてヒルキヤのである宮内卿エリアキム、書記官セブナ、およびアサフのである史官ヨアは衣を裂き、ヒゼキヤのもとに来てラブシャケ言葉を彼に告げた。

列王記下 19:1-24

1 ヒゼキヤ王はこれを聞いて、衣を裂き、荒布を身にまとってに宮に入り、

2 宮内卿エリアキムと書記官セブナおよび祭司のうちの年長者たちに荒布をまとわせて、アモツの預言者イザヤのもとにつかわした。

3 彼らはイザヤに言った、「ヒゼキヤはこう申されます、『きょうは悩みと、懲しめと、はずかしめのです。胎児がまさに生れようとして、これを産み出す力がないのです。

4 あなたのラブシャケがそのアッスリヤの王につかわされて、生けるをそしったもろもろの言葉を聞かれたかもしれません。そしてあなたのはその聞いた言葉をとがめられるかもしれません。それゆえ、この残っている者のために祈をささげてください』」。

5 ヒゼキヤ王の家来たちがイザヤのもとに来たとき、

6 イザヤは彼らに言った、「あなたがたの君にこう言いなさい、『はこう仰せられる、アッスリヤの王の家来たちが、わたしをそしった言葉を聞いて恐れるには及ばない。

7 見よ、わたしは一つの霊を彼らのうちに送って、一つのうわさを聞かせ、彼を自分のへ帰らせて、自分のでつるぎに倒れさせるであろう』」。

8 ラブシャケは引き返して、アッスリヤの王がリブナを攻めているところへ行った。彼が王のラキシを去ったことを聞いたからである。

9 この時アッスリヤの王はエチオピヤの王テルハカについて、「彼はあなたと戦うために出てきた」と人々がいうのを聞いたので、再び使者をヒゼキヤにつかわして言った、

10 ユダの王ヒゼキヤにこう言いなさい、『あなたは、エルサレムアッスリヤの王のに陥ることはない、と言うあなたの信頼するに欺かれてはならない。

11 あなたはアッスリヤの王たちがもろもろの国々にした事、彼らを全く滅ぼした事を聞いている。どうしてあなたが救われることができようか。

12 わたしの父たちはゴザン、ハラン、レゼフ、およびテラサルにいたエデンの人々を滅ぼしたが、その々の神々は彼らを救ったか。

13 ハマテの王、アルパデの王、セパルワイムのの王、ヘナの王およびイワの王はどこにいるのか』」。

14 ヒゼキヤは使者から紙を受け取ってそれを読み、主の宮にのぼっていって、主のにそれをひろげ、

15 そしてヒゼキヤは主のに祈って言った、「ケルビムの上に座しておられるイスラエルのよ、地のすべてののうちで、ただあなただけがでいらせられます。あなたは天と地を造られました。

16 よ、耳を傾けて聞いてください。よ、を開いてごらんください。セナケリブが生けるをそしるために書き送った言葉をお聞きください。

17 よ、まことにアッスリヤの王たちはもろもろの民とその々を滅ぼし、

18 またその神々に投げ入れました。それらはではなく、人のの作ったもので、だから滅ぼされたのです。

19 われわれのよ、どうぞ、今われわれを彼のから救い出してください。そうすれば地の々は皆、であるあなただけがでいらせられることを知るようになるでしょう」。

20 その時アモツのイザヤは人をつかわしてヒゼキヤに言った、「イスラエルのはこう仰せられる、『アッスリヤの王セナケリブについてあなたがわたしに祈ったことは聞いた』。

21 が彼についてられた言葉はこうである、『処女であるシオンの娘はあなたを侮り、あなたをあざける。エルサレムの娘はあなたのうしろでを振る。

22 あなたはだれをそしり、だれをののしったのか。あなたはだれにむかって声をあげ、を高くあげたのか。イスラエルの聖者にむかってしたのだ。

23 あなたは使者をもって主をそしって言った、「わたしは多くの戦車をひきいて々の頂にのぼり、レバノンの奥に行き、たけの高い香柏と最も良いいとすぎを切り倒し、またその果の野営地に行き、その密林にはいった。

24 わたしは井戸を掘って外国の飲んだ。わたしは足の裏で、エジプトのすべての川を踏みからした」。