ステップ _9713
詩編 11
詩編 12
1
主よ、お助けください。神を敬う人は絶え、忠信な者は人の子らのなかから消えうせました。
2
人はみなその隣り人に偽りを語り、へつらいのくちびると、ふたごころとをもって語る。
3
主はすべてのへつらいのくちびると、大きな事を語る舌とを断たれるように。
4
彼らは言う、「わたしたちは舌をもって勝を得よう、わたしたちのくちびるはわたしたちのものだ、だれがわたしたちの主人であるか」と。
5
主は言われる、「貧しい者がかすめられ、乏しい者が嘆くゆえに、わたしはいま立ちあがって、彼らをその慕い求める安全な所に置こう」と。
6
主のことばは清き言葉である。地に設けた炉で練り、七たびきよめた銀のようである。
7
主よ、われらを保ち、とこしえにこの人々から免れさせてください。
8
卑しい事が人の子のなかにあがめられている時、悪しき者はいたる所でほしいままに歩いています。
詩編 13
詩編 14
1
愚かな者は心のうちに「神はない」と言う。彼らは腐れはて、憎むべき事をなし、善を行う者はない。
2
主は天から人の子らを見おろして、賢い者、神をたずね求める者があるかないかを見られた。
3
彼らはみな迷い、みなひとしく腐れた。善を行う者はない、ひとりもない。
4
すべて悪を行う者は悟りがないのか。彼らは物食うようにわが民をくらい、また主を呼ぶことをしない。
5
その時、彼らは大いに恐れた。神は正しい者のやからと共におられるからである。
6
あなたがたは貧しい者の計画をはずかしめようとする。しかし主は彼の避け所である。
7
どうか、シオンからイスラエルの救が出るように。主がその民の繁栄を回復されるとき、ヤコブは喜び、イスラエルは楽しむであろう。
詩編 15
詩編 16
1
神よ、わたしをお守りください。わたしはあなたに寄り頼みます。
2
わたしは主に言う、「あなたはわたしの主、あなたのほかにわたしの幸はない」と。
3
地にある聖徒は、すべてわたしの喜ぶすぐれた人々である。
4
おおよそ、ほかの神を選ぶ者は悲しみを増す。わたしは彼らのささげる血の灌祭を注がず、その名を口にとなえることをしない。
5
主はわたしの嗣業、またわたしの杯にうくべきもの。あなたはわたしの分け前を守られる。
6
測りなわは、わたしのために好ましい所に落ちた。まことにわたしは良い嗣業を得た。
7
わたしにさとしをさずけられる主をほめまつる。夜はまた、わたしの心がわたしを教える。
8
わたしは常に主をわたしの前に置く。主がわたしの右にいますゆえ、わたしは動かされることはない。
9
このゆえに、わたしの心は楽しみ、わたしの魂は喜ぶ。わたしの身もまた安らかである。
10
あなたはわたしを陰府に捨ておかれず、あなたの聖者に墓を見させられないからである。
11
あなたはいのちの道をわたしに示される。あなたの前には満ちあふれる喜びがあり、あなたの右には、とこしえにもろもろの楽しみがある。
詩編 17:1-5