ステップ _9713

勉強

     

イザヤ書 33

1 わざわいなるかな、おのれ自ら滅ぼされないのに、人を滅ぼし、だれも欺かないのに人を欺く者よ。あなたが滅ぼすことをやめたとき、あなたは滅ぼされ、あなたが欺くことを終えたとき、あなたは欺かれる。

2 よ、われわれをお恵みください、われわれはあなたを待ち望む。ごとに、われわれのとなり、悩みの時に、救となってください。

3 鳴りとどろく声によって、もろもろの民は逃げ去り、あなたが立ちあがられると、もろもろのは散らされる。

4 青虫が物を集めるようにぶんどり品は集められ、いなごのとびつどうように、人々はその上にとびつどう。

5 は高くいらせられ、高い所に住まわれる。はシオンに公平と正義とを満たされる。

6 または救と知恵と知識を豊かにして、あなたの代を堅く立てられる。を恐れることはそのである。

7 見よ、勇士たちは外にあって叫び、平和の使者はいたく嘆く。

8 大路は荒れすたれて、旅びとは絶え、契約は破られ、証人は軽んぜられ、人を顧みることがない。

9 地は嘆き衰え、レバノンは恥じて枯れ、シャロンは荒野のようになり、バシャンとカルメルはその葉を落す。

10 は言われる、「今わたしは起きよう、いま立ちあがろう、いま自らを高くしよう。

11 あなたがたは、もみがらをはらみ、わらを産む。あなたがたの息はとなって、あなたがたを食いつくす。

12 もろもろの民は焼かれて石灰のようになり、いばらが切られてに燃やされたようになる」。

13 あなたがた遠くにいる者よ、わたしがおこなったことを聞け。あなたがた近くにいる者よ、わが大能を知れ。

14 シオンの罪びとは恐れに満たされ、おののきは神を恐れない者を捕えた。「われわれのうち、だれが焼きつくすの中におることができよう。われわれのうち、だれがとこしえの燃えるの中におることができよう」。

15 正しく歩む者、正直に語る者、しえたげて得た利をいやしめる者、手を振って、まいないを取らない者、耳をふさいでを流す謀略を聞かない者、を閉じて悪を見ない者、

16 このような人は高い所に住み、堅いはそのとりでとなり、そのパンは与えられ、そのは絶えることがない。

17 あなたのは麗しく飾った王を見、遠く広い見る

18 あなたのはかの恐ろしかった事を思い出す。「を調べた者はどこにいるか。みつぎを量った者はどこにいるか。やぐらをえた者はどこにいるか」。

19 あなたはもはや高慢な民を見ない。かの民の言葉はあいまいで、聞きとりがたく、そのはどもって、悟りがたい。

20 定めの祭の町シオンを見よ。あなたのは平和なすまい、移されることのない幕屋エルサレム見る。その杭はとこしえに抜かれず、その綱は、ひとすじも断たれることはない。

21 は威厳をもってかしこにいまし、われわれのために広いと流れのある所となり、その中には、こぐ舟も入らず、大きな船も過ぎることはない。

22 はわれわれのさばきはわれわれのつかさ、はわれわれの王であって、われわれを救われる。

23 あなたの船綱は解けて、帆柱のもとを結びかためることができず、帆を張ることもできない。その時多くの獲物とぶんどり品は分けられ、足なえまでも獲物を取る。

24 そこに住む者のうちには、「わたしは病気だ」と言う者はなく、そこに住む民はそのがゆるされる。

イザヤ書 34

1 もろもろのよ、近づいて聞け。もろもろの民よ、耳を傾けよ。地とそれに満ちるもの、世界とそれから出るすべてのものよ、聞け。

2 はすべてのにむかって怒り、そのすべての勢にむかって憤り、彼らをことごとく滅ぼし、彼らをわたして、ほふらせられた。

3 彼らは殺されて投げすてられ、その死体の悪臭は立ちのぼり、々はそので溶けて流れる。

4 天の万象は衰え、もろもろの天は巻物のように巻かれ、その万象はぶどうの木からの落ちるように、いちじくの木からの落ちるように落ちる。

5 わたしのつるぎは天において憤りをもって酔った。見よ、これはエドムの上にくだり、わたしが滅びに定めた民の上にくだって、これをさばく。

6 主のつるぎはで満ち、脂肪で肥え、小とやぎの、雄腎臓の脂肪で肥えている。ボズラで犠牲の獣をほふり、エドムの地で大いに殺されたからである。

7 野牛は彼らと共にほふり場にくだり、子牛は力ある雄牛と共にくだる。そので酔い、その土は脂肪で肥やされる。

8 あだをかえす日をもち、シオンの訴えのために報いられる年をもたれるからである。

9 エドムのもろもろのは変って樹脂となり、その土は変って硫黄となり、その地は変って燃える樹脂となって、

10 も昼も消えず、そのは、とこしえに立ちのぼる。これは世々荒れすたれて、とこしえまでもそこを通る者はない。

11 たかと、やまあらしとがそこをすみかとし、ふくろうと、からすがそこに住む。主はその上に荒廃をきたらせる測りなわを張り、尊い人々の上に混乱を起す下げ振りをさげられる。

12 人々はこれを名づけて「国なき所」といい、その君たちは皆うせてなくなる。

13 そのとりでの上は、いばらが生え、その城は、いらくさと、あざみとが生え、山犬のすみか、だちょうのおる所となる。

14 野の獣はハイエナと出会い、鬼神はその友を呼び、夜の魔女もそこに降りてきて、休み所を得る。

15 ふくろうはそこに巣をつくって卵を産み、それをかえして、そのひなを翼の陰に集める。とびもまた、おのおのその連れ合いと共に、そこに集まる。

16 あなたがたは主の書をつまびらかにたずねて、これを読め。これらのものは一つも欠けることなく、また一つもその連れ合いを欠くものはない。これは主のがこれを命じ、その霊が彼らを集められたからである。

17 主は彼らのためにくじを引き、ずから測りなわをもって、この地を分け与え、長く彼らに所有させ、世々ここに住まわせられる。

イザヤ書 35

1 荒野と、かわいた地とは楽しみ、さばくは喜びて花咲き、さふらんのように、

2 さかんに花咲き、かつ喜び楽しみ、かつ歌う。これにレバノンの栄えが与えられ、カルメルおよびシャロンの麗しさが与えられる。彼らは主の栄光を見、われわれの神の麗しさを見る

3 あなたがたは弱ったを強くし、よろめくひざを健やかにせよ。

4 おののく者に言え、「強くあれ、恐れてはならない。見よ、あなたがたのは報復をもって臨み、神の報いをもってこられる。来て、あなたがたを救われる」と。

5 その時、しいのは開かれ、耳しいの耳はあけられる。

6 その時、足なえは、しかのように飛び走り、おしのは喜び歌う。それは荒野に水がわきいで、さばくにが流れるからである。

7 焼けた砂は池となり、かわいた地はの源となり、山犬の伏したすみかは、葦、よしの茂りあう所となる。

8 そこに大路があり、その道は聖なる道ととなえられる。汚れた者はこれを通り過ぎることはできない、愚かなる者はそこに迷い入ることはない。

9 そこには、ししはおらず、飢えた獣も、その道にのぼることはなく、その所でこれに会うことはない。ただ、あがなわれた者のみ、そこを歩む。

10 にあがなわれた者は帰ってきて、そのに、とこしえの喜びをいただき、歌うたいつつ、シオン来る。彼らは楽しみと喜びとを得、悲しみと嘆きとは逃げ去る。

イザヤ書 36

1 ヒゼキヤ王の第十四年に、アッスリヤの王セナケリブが上ってきて、ユダのすべての堅固な々を攻め取った。

2 アッスリヤの王はラキシからラブシャケエルサレムにつかわし、大軍を率いてヒゼキヤ王のもとへ行かせた。ラブシャケは布さらしの野へ行く大路に沿う、上の池の水道のかたわらに立った。

3 この時ヒルキヤのである宮内卿エリアキム、書記官セブナおよびアサフのである史官ヨアが彼の所に出てきた。

4 ラブシャケは彼らに言った、「ヒゼキヤに言いなさい、『大王アッスリヤの王はこう仰せられる、あなたが頼みとする者は何か。

5 口先だけの言葉戦争をする計略と力だと考えるのか。あなたは今だれを頼んで、わたしにそむいたのか。

6 見よ、あなたはかの折れかけている葦のつえエジプトを頼みとしているが、それは人が寄りかかるとき、その人の手を刺し通す。エジプトの王パロはすべて寄り頼む者にそのようにするのだ。

7 しかし、あなたがもし「われわれはわれわれのを頼む」とわたしに言うならば、ヒゼキヤがユダエルサレムに告げて、「あなたがたはこの祭壇礼拝しなければならない」と言って除いたのは、その神の高き所と祭壇ではなかったのか。

8 さあ、今わたしのアッスリヤの王とかけをせよ。もしあなたの方に乗る人があるならば、わたしは頭を与えよう。

9 あなたはエジプトを頼み、戦車と騎兵を請い求めているが、わたしの君の家来のうちの最も小さい一隊長でさえ、どうして撃退することができようか。

10 わたしがこのを滅ぼすために上ってきたのは、主の許しなしでしたことであろうか。はわたしに、このへ攻め上って、これを滅ぼせと言われたのだ』」。

11 その時、エリアキム、セブナおよびヨアはラブシャケに言った、「どうぞ、アラム語でしもべたちに話してください。わたしたちはそれがわかるからです。城壁の上にいる民の聞いているところで、わたしたちにユダヤの言葉で話さないでください」。

12 しかしラブシャケは言った、「わたしの君は、あなたの君とあなたにだけでなく、城壁の上に座している人々にも、この言葉を告げるために、わたしをつかわされたのではないか。彼らをも、あなたがたと共に自分の糞尿を食い飲みするに至らせるためではないか」。

13 そしてラブシャケは立ちあがり、ユダヤの言葉で大声に呼ばわって言った、「大王、アッスリヤの王の言葉を聞け。

14 王はこう仰せられる、『あなたがたはヒゼキヤに欺かれてはならない。彼はあなたがたを救い出すことはできない。

15 ヒゼキヤが、は必ずわれわれを救い出される。このアッスリヤの王のに陥ることはない、と言っても、あなたがたはを頼みとしてはならない』。

16 あなたがたはヒゼキヤの言葉を聞いてはならない。アッスリヤの王はこう仰せられる、『あなたがたは、わたしと和ぼくして、わたしに降服せよ。そうすれば、あなたがたはめいめい自分のぶどうの実を食べ、めいめい自分のいちじくの実を食べ、めいめい自分の井戸のを飲むことができる。

17 やがて、わたしが来て、あなたがたを一つのへ連れて行く。それは、あなたがたののように穀物とぶどう酒の多い地、パンぶどう畑の多い地だ。

18 ヒゼキヤが、はわれわれを救われる、と言って、あなたがたを惑わすことのないように気をつけよ。もろもろの神々のうち、どのがそのアッスリヤの王のから救ったか。

19 ハマテやアルパデの神々はどこにいるか。セパルワイムの神々はどこにいるか。彼らはサマリヤをわたしのから救い出したか。

20 これらの々のすべての神々のうちに、だれかそのをわたしのから救い出した者があるか。がどうしてエルサレムをわたしのから救い出すことができよう』」。

21 しかし民は黙ってひと言も答えなかった。王が命じて、「彼に答えてはならない」と言っておいたからである。

22 その時ヒルキヤのである宮内卿エリアキム、書記官セブナおよびアサフのである史官ヨアは衣を裂き、ヒゼキヤのもとに来てラブシャケ言葉を彼に告げた。

イザヤ書 37:1-29

1 ヒゼキヤ王はこれを聞いて、衣を裂き、荒布を身にまとって主の宮に入り、

2 宮内卿エリアキムと書記官セブナおよび祭司のうちの年長者たちに荒布をまとわせて、アモツの預言者イザヤのもとへつかわした。

3 彼らはイザヤに言った、「ヒゼキヤはこう言います、『きょうは悩みと責めと、はずかしめのです。胎児がまさに生れようとして、これを産み出す力がないのです。

4 あなたのは、あるいはラブシャケのもろもろの言葉を聞かれたかもしれません。彼はそのアッスリヤの王につかわされて、生けるをそしりました。あなたのはその言葉を聞いて、あるいは責められるかもしれません。それゆえ、この残っている者のために祈をささげてください』」。

5 ヒゼキヤ王の家来たちがイザヤのもとに来たとき、

6 イザヤは彼らに言った、「あなたがたの君にこう言いなさい、『はこう仰せられる、アッスリヤの王のしもべらが、わたしをそしった言葉を聞いて恐れるには及ばない。

7 見よ、わたしは一つの霊を彼のうちに送って、一つのうわさを聞かせ、彼を自分のへ帰らせて、そのでつるぎに倒れさせる』」。

8 ラブシャケは引き返して、アッスリヤの王がリブナを攻めているところへ行った。彼は王がラキシを去ったことを聞いたからである。

9 この時、アッスリヤの王はエチオピヤの王テルハカについて、「彼はあなたと戦うために出てきた」と人々が言うのを聞いた。彼はこのことを聞いて、使者をヒゼキヤにつかわそうとして言った、

10 ユダの王ヒゼキヤにこう言いなさい、『あなたは、エルサレムアッスリヤの王のに陥ることはない、と言うあなたの信頼するに欺かれてはならない。

11 あなたはアッスリヤの王たちが、国々にしたこと、彼らを全く滅ぼしたことを聞いている。どうしてあなたは救われることができようか。

12 わたしの先祖たちはゴザン、ハラン、レゼフおよびテラサルにいたエデンの人々を滅ぼしたが、その々の神々は彼らを救ったか。

13 ハマテの王、アルパデの王、セパルワイムのの王、ヘナの王およびイワの王はどこにいるか』」。

14 ヒゼキヤは使者から紙を受け取ってそれを読み、主の宮にのぼっていって、主のにそれをひろげ、

15 に祈って言った、

16 ケルビムの上に座しておられるイスラエルの、万よ、地のすべてののうちで、ただあなただけがでいらせられます。あなたは天と地を造られました。

17 よ、耳を傾けて聞いてください。よ、を開いて見てください。セナケリブが生けるをそしるために書き送った言葉を聞いてください。

18 よ、まことにアッスリヤの王たちは、もろもろの民とその々を滅ぼし、

19 またその神々に投げ入れました。それらはではなく、人のの造ったもので、だから滅ぼされたのです。

20 今われわれのよ、どうぞ、われわれを彼のから救い出してください。そうすれば地の々は皆あなただけがでいらせられることを知るようになるでしょう」。

21 その時アモツのイザヤは人をつかわしてヒゼキヤに言った、「イスラエルのはこう言われる、あなたはアッスリヤの王セナケリブについてわたしに祈ったゆえ、

22 が彼についてられた言葉はこうである、『処女であるシオンの娘はあなたを侮り、あなたをあざける。エルサレムの娘は、あなたのうしろでを振る。

23 あなたはだれをそしり、だれをののしったのか。あなたはだれにむかって声をあげ、を高くあげたのか。イスラエルの聖者にむかってだ。

24 あなたは、そのしもべらによって主をそしって言った、「わたしは多くの戦車を率いて々の頂にのぼり、レバノンの奥へ行き、たけの高い香柏と、最も良いいとすぎを切り倒し、またその果の高地へ行き、その密林にはいった。

25 わたしは井戸を掘って飲んだ。わたしは足の裏でエジプトのすべての川を踏みからした」。

26 あなたは聞かなかったか、昔わたしがそれを定めたことを。堅固な々を、あなたがこわして荒塚とすることも、いにしえのから、わたしが計画して今それをきたらせたのだ。

27 そのうちに住む民は力弱く、おののきをいだいて、野ののように、青菜のようになり、育たずに枯れる屋根のようになった。

28 わたしは、あなたの座すること、出入りすること、また、わたしにむかって怒り叫んだことをも知っている

29 あなたが、わたしにむかって怒り叫んだことと、あなたの高慢な言葉とがわたしの耳にはいったゆえ、わたしは、あなたのに輪をつけ、あなたの口にくつわをはめて、あなたを、もと来た道へ引きもどす』。