ნაბიჯი 87

Სწავლა

     

サムエル記上 20

1 ダビデラマのナヨテから逃げてきて、ヨナタンに言った、「わたしが何をし、どのような悪いことがあり、あなたの父のにどんなを犯したので、わたしを殺そうとされるのでしょうか」。

2 ヨナタンは彼に言った、「決して殺されることはありません。父は事の大小を問わず、わたしに告げないですることはありません。どうして父がわたしにその事を隠しましょう。そのようなことはありません」。

3 しかしダビデは答えた、「あなたの父は、わたしがあなたの好意をえていることをよく知っておられます。それで『ヨナタンが悲しむことのないように、これを知らせないでおこう』と思っておられるのです。しかし、は生きておられ、あなたのは生きています。わたしと死との間は、ただ一歩です」。

4 ヨナタンダビデに言った、「あなたが言われることはなんでもします」。

5 ダビデヨナタンに言った、「あすは、ついたちですから、わたしは王と一緒に食事をしなければなりません。しかしわたしを行かせて日目の夕方まで、野原に隠れることを許してください。

6 もしあなたの父がわたしのことを尋ねられるならば、その時、言ってください、『ダビデはふるさとのベツレヘムへ急いで行くことを許してくださいと、しきりにわたしに求めました。そこで全家の年祭があるからです』。

7 もし彼が「良し」と言われるなら、しもべは安全ですが、怒られるなら、わたしにを加える決心でおられるのを知ってください。

8 あなたは、主の前で、しもべと契約を結んでくださいました。それでどうぞしもべにいつくしみを施してください。しかし、もしわたしに悪いことがあるならば、あなた自らわたしを殺してください。どうしてあなたの父のもとへわたしを引いていかなければならないでしょう」。

9 ヨナタンは言った、「そのようなことは決してありません。父があなたにを加える決心をしていることがわたしにわかっているならば、わたしはそれをあなたに告げないでおきましょうか」。

10 ダビデヨナタンに言った、「あなたの父が荒々しくあなたに答えられる時、だれがわたしに告げるでしょうか」。

11 ヨナタンダビデに言った、「さあ、野原へ出ていこう」。こうしてふたりは野原へ出て行った。

12 そしてヨナタンダビデに言った、「イスラエルのが、証人です。明日か明後日の今ごろ、わたしが父の心を探って、父がダビデに対して良いのを見ながら、人をつかわしてあなたに知らせないようなことをするでしょうか。

13 しかし、もし父があなたにを加えようと思っているのに、それをあなたに知らせず、あなたを逃がして、安全に去らせないならば、よ、どうぞ幾重にも、このヨナタンしてください。どうぞが父と共におられたように、あなたと共におられますように。

14 もしわたしがなお生きながらえているならば、主のいつくしみをわたしに施し、死を免れさせてください。

15 またわたしのをも、長くあなたのいつくしみにあずからせてください。ダビデをことごとく地のおもてから断ち滅ぼされる時、

16 ヨナタンの名をダビデから絶やさないでください。どうぞダビデに、あだを返されるように」。

17 そしてヨナタンは重ねてダビデに誓わせた。彼をしたからである。ヨナタン自分の命のように彼をしていた。

18 ヨナタンダビデに言った、「あすはついたちです。あなたの席があいているので、どうしたのかと尋ねられるでしょう。

19 目には、きびしく尋ねられるでしょうから、先にあなたが隠れた場所へ行って、向こうの塚のかたわらにいてください。

20 わたしは的を射るようにして、本、そのそばに放ちます。

21 そして、『行ってを捜してきなさい』と言って子供をつかわしましょう。わたしが子供に、『は手前にある。それを取ってきなさい』と言うならば、その時あなたはきてください。が生きておられるように、あなたは安全で、何も危険がないからです。

22 しかしわたしがその子供に、『は向こうにある』と言うならば、その時、あなたは去って行きなさい。があなたを去らせられるのです。

23 あなたとわたしとで話しあった事については、が常にあなたとわたしとの間におられます」。

24 そこでダビデは野原に身を隠した。さて、ついたちになったので、王は食事をするため席に着いた。

25 王はいつものように寄りに席に着き、ヨナタンはその向かい側の席に着き、アブネルはサウルの横の席に着いたが、ダビデ場所にはだれもいなかった。

26 ところがそのサウルは何も言わなかった、「彼に何か起って汚れたのだろう。きっと汚れたのにちがいない」と思ったからである。

27 しかし、ふつか目すなわち、ついたちの明くるも、ダビデ場所はあいていたので、サウルは、そのヨナタンに言った、「どうしてエッサイの子は、きのうもきょうも食事にこないのか」。

28 ヨナタンサウル答えた、「ダビデは、ベツレヘムへ行くことを許してくださいと、しきりにわたしに求めました。

29 彼は言いました、『わたしに行かせてください。われわれの一族がで祭をするので、がわたしに来るようにと命じました。それでもし、あなたの前に恵みを得ますならば、どうぞ、わたしに行くことを許し、兄弟たちに会わせてください』。それで彼は王の食卓にこなかったのです」。

30 その時サウルヨナタンにむかって怒りを発し、彼に言った、「あなたは心の曲った、そむく女の産んだだ。あなたがエッサイの子を選んで、自分の身をはずかしめ、またの身をはずかしめていることをわたしが知らないと思うのか。

31 エッサイの子がこの世に生きながらえている間は、あなたも、あなたの王国も堅く立っていくことはできない。それゆえ今、人をつかわして、彼をわたしのもとに連れてこさせなさい。彼は必ず死ななければならない」。

32 ヨナタンは父サウル答えた、「どうして彼は殺されなければならないのですか。彼は何をしたのですか」。

33 ところがサウルヨナタンを撃とうとして、やりを彼に向かって振り上げたので、ヨナタンは父がダビデを殺そうと、心に決めているのを知った。

34 ヨナタンは激しく怒って席を立ち、その月のふつかには食事をしなかった。父がダビデをはずかしめたので、ダビデのために憂えたからである。

35 あくるヨナタンは、ひとりの小さい子供を連れて、ダビデと打ち合わせたように野原に出て行った。

36 そしてその子供に言った、「走って行って、わたしの射るを捜しなさい」。子供が走って行く間に、ヨナタンはを彼の前の方に放った。

37 そして子供が、ヨナタンの放った矢のところへ行った時、ヨナタンは子供のうしろから呼ばわって、「矢は向こうにあるではないか」と言った。

38 ヨナタンはまた、その子供のうしろから呼ばわって言った、「早くせよ、急げ。とどまるな」。その子供はを拾い集めて主人ヨナタンのもとにきた。

39 しかし子供は何も知らず、ヨナタンダビデだけがそのことを知っていた

40 ヨナタンは自分の武器をその子供に渡して言った、「あなたはこれをへ運んで行きなさい」。

41 子供が行ってしまうとダビデは石塚のかたわらをはなれて立ちいで、地にひれ伏して三度敬礼した。そして、ふたりは互に口づけし、互に泣いた。やがてダビデは心が落ち着いた。

42 その時ヨナタンダビデに言った、「無事に行きなさい。われわれふたりは、『が常にわたしとあなたの間におられ、また、わたしの子孫とあなたの子孫の間におられる』と言って、主の名をさして誓ったのです」。こうしてダビデは立ち去り、ヨナタンにはいった。

サムエル記上 21

1 ダビデはノブに行き、祭司アヒメレクのところへ行った。アヒメレクはおののきながらダビデを迎えて言った、「どうしてあなたはひとりですか。だれも供がいないのですか」。

2 ダビデは祭司アヒメレクに言った、「王がわたしに一つの事を命じて、『わたしがおまえをつかわしてさせる事、またわたしが命じたことについては、何をも人に知らせてはならない』と言われました。そこでわたしは、ある場所若者たちを待たせてあります。

3 ところで今あなたのもとにパン五個でもあれば、それをわたしにください。なければなんでも、あるものをください」。

4 祭司はダビデに答えて言った、「常のパンはわたしのもとにありません。ただその若者たちが女を慎んでさえいたのでしたら、聖別したパンがあります」。

5 ダビデは祭司に答えた、「わたしが戦いに出るいつもの時のように、われわれはたしかに女たちを近づけていません。若者たちの器は、常の旅であったとしても、清いのです。まして、きょう、彼らの器は清くないでしょうか」。

6 そこで祭司は彼に聖別したパンを与えた。その所に、供えのパンのほかにパンがなく、このパンは、これを取り下げるに、あたたかいパンと置きかえるため、主のから取り下さげたものである。

7 その、その所に、サウルのしもべのひとりが、主のに留め置かれていた。その名はドエグといい、エドムびとであって、サウルの牧者の長であった。

8 ダビデはまたアヒメレクに言った、「ここに、あなたのもとに、やりかつるぎがありませんか。王の事が急を要したので、わたしはつるぎも武器も持ってこなかったのです」。

9 祭司は言った、「あなたがエラので殺したペリシテびとゴリアテのつるぎが、布に包んでエポデのうしろにあります。もしあなたがこれを取ろうとおもわれるなら、お取りください。ここにはそのほかにはありません」。ダビデは言った、「それにまさるものはありません。それをわたしにください」。

10 ダビデはそのサウルを恐れて、立ってガテの王アキシのところへ逃げて行った。

11 アキシの家来たちはアキシに言った、「これはあのの王ダビデではありませんか。人々が踊りながら、互にいかわして、『サウルを撃ち殺し、ダビデは万を撃ち殺した』と言ったのは、この人のことではありませんか」。

12 ダビデは、これらの言葉を心におき、ガテの王アキシを、ひじょうに恐れたので、

13 人々の前で、わざと挙動を変え、捕えられて気違いのふりをし、のとびらを打ちたたき、よだれを流して、ひげに伝わらせた。

14 アキシは家来たちに言った、「あなたがたの見るように、この人は気違いだ。どうして彼をわたしの所へ連れてきたのか。

15 わたしに気違いが必要なのか。この者を連れてきて、わたしので狂わせようというのか。この者をわたしのへ入れようとするのか」。

サムエル記上 22

1 こうしてダビデはその所を去り、アドラムのほら穴へのがれた。彼の兄弟たちと父のの者は皆、これを聞き、その所に下って彼のもとにきた。

2 また、しえたげられている人々、負債のある人々、心に不満のある人々も皆、彼のもとに集まってきて、彼はその長となった。おおよそ人の人々が彼と共にあった。

3 ダビデはそこからモアブのミヅパへ行き、モアブの王に言った、「がわたしのためにどんなことをされるかわかるまで、どうぞわたしの父をあなたの所におらせてください」。

4 そして彼はモアブの王に彼らを託したので、彼らはダビデが要害におる間、王の所におった。

5 さて、預言者ガドダビデに言った、「要害にとどまっていないで、去ってユダの地へ行きなさい」。そこでダビデは去って、ハレテのへ行った。

6 サウルは、ダビデおよび彼と共にいる人々が見つかったということを聞いたサウルギベアで、やりをにもって、丘のぎょりゅうの木の下にすわっており、家来たちはみなそのまわりに立っていた。

7 サウルはまわりに立っている家来たちに言った、「あなたがたベニヤミンびとは聞きなさい。エッサイの子もまた、あなたがたおのおのにぶどう畑を与え、おのおのを人の長、人の長にするであろうか。

8 あなたがたは皆共にはかってわたしに敵した。わたしのエッサイの子と契約を結んでも、それをわたしに告げるものはなく、またあなたがたのうち、ひとりもわたしのために憂えず、きょうのように、わたしのがわたしのしもべをそそのかしてわたしに逆らわせ、道で彼がわたしを待ち伏せするようになっても、わたしに告げる者はない」。

9 その時エドムびとドエグは、サウルの来たちのそばに立っていたが、答えて言った、「わたしはエッサイの子がノブにいるアヒトブのアヒメレクの所にきたのを見ました

10 アヒメレクは彼のためにに問い、また彼に食物を与え、ペリシテびとゴリアテのつるぎを与えました」。

11 そこで王は人をつかわして、アヒトブの祭司アヒメレクとその父ののすべての者、すなわちノブの祭司たちを召したので、みな王の所にきた。

12 サウルは言った、「アヒトブのよ、聞きなさい」。彼は答えた、「わがよ、わたしはここにおります」。

13 サウルは彼に言った、「どうしてあなたはエッサイの子と共にはかってわたしに敵し、彼にパンとつるぎを与え、彼のためにに問い、きょうのように彼をわたしに逆らって立たせ、道で待ち伏せさせるのか」。

14 アヒメレクは王に答えて言った、「あなたの来のうち、ダビデのように忠義な者がほかにありますか。彼は王の娘婿であり、近衛兵の長であって、あなたので尊ばれる人ではありませんか。

15 彼のためにに問うたのは、きょう初めてでしょうか。いいえ、決してそうではありません。王よ、どうぞ、しもべと父の全に罪を負わせないでください。しもべは、これについては、事の大小を問わず、何をも知らなかったのです」。

16 王は言った、「アヒメレクよ、あなたは必ず殺されなければならない。あなたの父の全も同じである」。

17 そして王はまわりに立っている近衛の兵に言った、「身をひるがえして、主の祭司たちを殺しなさい。彼らもダビデと協力していて、ダビデ逃げたのを知りながら、それをわたしに告げなかったからです」。ところが王の家来たちは主の祭司たちを殺すためにを下そうとはしなかった。

18 そこで王はドエグに言った、「あなたが身をひるがえして、祭司たちを殺しなさい」。エドムびとドエグは身をひるがえして祭司たちを撃ち、その亜麻布のエポデを身につけている者八十五人を殺した。

19 彼はまた、つるぎをもって祭司のノブを撃ち、つるぎをもって男、女、幼な子、乳飲み子、牛、ろば、羊を殺した。

20 しかしアヒトブのアヒメレクのたちのひとりで、名をアビヤタルという人は、のがれてダビデの所に走った。

21 そしてアビヤタルは、サウル主の祭司たちを殺したことをダビデに告げたので、

22 ダビデはアビヤタルに言った、「あの、エドムびとドエグがあそこにいたので、わたしは彼がきっとサウルに告げるであろうと思った。わたしがあなたの父のの人々の命を失わせるもととなったのです。

23 あなたはわたしの所にとどまってください。恐れることはありません。あなたの命を求める者は、わたしの命をも求めているのです。わたしの所におられるならば、あなたは安全でしょう」。