Чекор 84

Студија

     

サムエル記上 12:19-25

19 民はみなサムエルに言った、「しもべらのために、あなたのに祈って、われわれの死なないようにしてください。われわれは、もろもろのを犯した上に、また王を求めて、悪を加えました」。

20 サムエルは民に言った、「恐れることはない。あなたがたは、このすべての悪をおこなった。しかし従うことをやめず、心をつくしてに仕えなさい。

21 むなしい物に迷って行ってはならない。それは、あなたがたを助けることも救うこともできないむなしいものだからである。

22 は、その大いなる名のゆえに、その民を捨てられないであろう。が、あなたがたを自分の民とすることを良しとされるからである。

23 また、わたしは、あなたがたのために祈ることをやめてに罪を犯すことは、けっしてしないであろう。わたしはまた良い、正しい道を、あなたがたに教えるであろう。

24 あなたがたは、ただ恐れ、心をつくして、誠実にに仕えなければならない。そしてがどんなに大きいことをあなたがたのためにされたかを考えなければならない。

25 しかし、あなたがたが、なおも悪を行うならば、あなたがたも、あなたがたの王も、共に滅ぼされるであろう」。

サムエル記上 13

1 サウルは三十歳で王の位につき、イスラエルを治めた。

2 さてサウルイスラエルびとを選んだ。二サウルと共にミクマシ、およびベテル地におり、一はヨナタンと共にベニヤミンギベアにいた。サウルはその他の民を、おのおの、その天幕に帰らせた。

3 ヨナタンは、ゲバにあるペリシテびとの守備兵を敗った。ペリシテびとはそのことを聞いた。そこで、サウル中に、あまねく笛を吹きならして言わせた、「ヘブルびとよ、聞け」。

4 イスラエルの人は皆、サウルペリシテびとの守備兵を敗ったこと、そしてイスラエルペリシテびとに憎まれるようになったことを聞いた。こうして民は召されて、ギルガルサウルのもとに集まった。

5 ペリシテびとイスラエルと戦うために集まった。戦車三、騎兵、民は浜べののように多かった。彼らは上ってきて、ベテアベンの東のミクマシに陣を張った。

6 イスラエルびとは、ひどく圧迫され、味方が危くなったのを見て、ほらに、縦に、に、墓に、ため池に身を隠した。

7 また、あるヘブルびとヨルダンを渡って、ガドとギレアデの地へ行った。しかしサウルはなおギルガルにいて、民はみな、ふるえながら彼に従った。

8 サウルは、サムエルが定めたように、七のあいだ待ったが、サムエルギルガルにこなかったので、民は彼を離れて散って行った。

9 そこでサウルは言った、「燔祭と酬恩祭をわたしの所に持ってきなさい」。こうして彼は燔祭をささげた。

10 その燔祭をささげ終ると、サムエルがきた。サウルはあいさつをしようと、彼を迎えに出た。

11 その時サムエルは言った、「あなたは何をしたのですか」。サウルは言った、「民はわたしを離れて散って行き、あなたは定まったのうちにこられないのに、ペリシテびとがミクマシに集まったのを見たので、

12 わたしは、ペリシテびとが今にも、ギルガルに下ってきて、わたしを襲うかも知れないのに、わたしはまだ主の恵みを求めることをしていないと思い、やむを得ず燔祭をささげました」。

13 サムエルサウルに言った、「あなたは愚かなことをした。あなたは、あなたの主の命じられた命令を守らなかった。もし守ったならば、は今あなたの王国を長くイスラエルの上に確保されたであろう。

14 しかし今は、あなたの王国は続かないであろう。自分の心にかなう人を求めて、その人に民の君となることを命じられた。あなたが主の命じられた事を守らなかったからである」。

15 こうしてサムエルは立って、ギルガルからベニヤミンギベアに上っていった。

16 サウルとそのヨナタン、ならびに、共にいる民は、ベニヤミンのゲバにおり、ペリシテびとはミクマシに陣を張っていた。

17 そしてペリシテびとの陣からつの部隊にわかれた略奪隊が出てきて、一部隊はオフラの方に向かって、シュアルの地に行き、

18 一部隊はベテホロンの方に向かい、一部隊は荒野の方のゼボイムの谷を見おろす境の方に向かった。

19 そのころ、イスラエルの地にはどこにも鉄工がいなかった。ペリシテびとが「ヘブルびとはつるぎも、やりも造ってはならない」と言ったからである。

20 ただしイスラエルの人は皆、そのすきざき、くわ、おの、かまにをつけるときは、ペリシテびとの所へ下って行った。

21 すきざきと、くわのための料金は一ピムであり、おのにをつけるのと、とげのあるむちを直すのは三分の一シケルであった。

22 それでこの戦いには、サウルおよびヨナタンと共にいた民のには、つるぎもやりもなく、ただサウルとそのヨナタンとがそれを持っていた。

23 ペリシテびとの先陣はミクマシの渡りに進み出た。

サムエル記上 14:1-42

1 あるサウルのヨナタンは、その武器を執る若者に「さあ、われわれは向こう側の、ペリシテびとの先陣へ渡って行こう」と言った。しかしヨナタンは父には告げなかった。

2 サウルギベアのはずれで、ミグロンにある、ざくろの木の下にとどまっていたが、共にいた民はおおよそ人であった。

3 またアヒヤはエポデを身に着けて共にいた。アヒヤはアヒトブの、アヒトブはイカボデ兄弟イカボデピネハスピネハスシロにおいて主の祭司であったエリである。民はヨナタンが出かけることを知らなかった。

4 ヨナタンがペリシテびとの先陣に渡って行こうとする渡りには、一方に険しいがあり、他方にも険しいがあり、一方の名をボゼヅといい、他方の名をセネといった。

5 岩の一つはミクマシの前にあってにあり、一つはゲバの前にあってにあった。

6 ヨナタンはその武器を執る若者に言った、「さあ、われわれは、この割礼なき者どもの先陣へ渡って行こう。がわれわれのために何か行われるであろう。多くの人をもって救うのも、少ない人をもって救うのも、にとっては、なんの妨げもないからである」。

7 武器を執る者は彼に言った、「あなたの望みどおりにしなさい。わたしは一緒にいます。わたしはあなたと同じ心です」。

8 ヨナタンはまた言った、「われわれは、あの人々の所に渡っていって、彼らに身を現そう。

9 そして、もし彼らがわれわれに、『こちらから行くまで待て』と言うならば、われわれはその場にとどまり、彼らの所に上っていかないであろう。

10 しかし、もし彼らが『われわれのところへ上ってこい』と言うならば、われわれは上って行こう。が彼らをわれわれのに渡されるからである。これをもってしるしとしよう」。

11 こうしてふたりはペリシテびとの先陣に、その身を現したので、ペリシテびとは言った、「見よ、ヘブルびとが、隠れていた穴から出てくる」。

12 先陣の人々はヨナタンと、その武器を執る者に叫んで言った、「われわれのところに上ってこい。目に、もの見せてくれよう」。ヨナタンは、その武器を執る者に言った、「わたしのあとについて上ってきなさい。は彼らをイスラエルのに渡されたのだ」。

13 そしてヨナタンはよじ登り、武器を執る者もそのあとについて登った。ペリシテびとはヨナタンの倒れた。武器を執る者も、あとについていってペリシテびとを殺した。

14 ヨナタンとその武器を執る者とが、手始めに殺したものは、おおよそ二十人であって、このことは一くびきの牛の耕すのおおよそ半分の内で行われた。

15 そして陣営にいる者、野にいるもの、およびすべての民は恐怖に襲われ、先陣のもの、および略奪隊までも、恐れおののいた。また地は震い動き、非常に大きな恐怖となった。

16 ベニヤミンギベアにいたサウルの番兵たちが見ると、ペリシテびとの群衆はくずれて右往左往していた。

17 その時サウルは、共にいる民に言った、「人数を調べて、われわれのうちのだれが出て行ったかを見よ」。人数を調べたところ、ヨナタンとその武器を執る者とがそこにいなかった。

18 サウルはアヒヤに言った、「エポデをここに持ってきなさい」。その時、アヒヤはイスラエルの人々の前でエポデを身に着けていたからである。

19 サウルが祭司に語っている間にも、ペリシテびとの陣営の騒ぎはますます大きくなったので、サウルは祭司に言った、「を引きなさい」。

20 こうしてサウルおよび共にいる民は皆、集まって戦いに出た。ペリシテびとはつるぎをもって同志打ちしたので、非常に大きな混乱となった。

21 また先にペリシテびとと共にいて、彼らと共に陣営にきていたヘブルびとたちも、翻ってサウルおよびヨナタンと共にいるイスラエルびとにつくようになった。

22 またエフライムの地に身を隠していたイスラエルびとたちも皆、ペリシテびと逃げると聞いて、彼らもまた戦いに出て、それを追撃した。

23 こうしてはそのイスラエルを救われた。そして戦いベテアベンに移った。

24 しかしそのイスラエルの人々は苦しんだ。これはサウルが民に誓わせて「夕方まで、わたしがにあだを返すまで、食物食べる者は、のろわれる」と言ったからである。それゆえ民のうちには、ひとりも食物を口にしたものはなかった。

25 ところで、民がみなの中にはいると、地のおもてに蜜があった。

26 民はにはいった時、蜜のしたたっているのを見た。しかしだれもそれをに取ってにつけるものがなかった。民が誓いを恐れたからである。

27 しかしヨナタンは、父が民に誓わせたことを聞かなかったので、を伸べてつえの先を蜜ばちの巣に浸し、に取ってにつけた。すると彼はがはっきりした。

28 その時、民のひとりが言った、「あなたの父は、かたく民に誓わせて『きょう、食物食べる者は、のろわれる』と言われました。それで民は疲れているのです」。

29 ヨナタンは言った、「父はを悩ませました。ごらんなさい。この蜜をすこしなめたばかりで、わたしのがこんなに、はっきりしたではありませんか。

30 まして、民がきょうからぶんどった物を、じゅうぶん食べていたならば、さらに多くのペリシテびとを殺していたでしょうに」。

31 そのイスラエルびとは、ペリシテびとを撃って、ミクマシからアヤロンに及んだ。そして民は、ひじょうに疲れたので、

32 ぶんどり物に、はせかかって、、牛、子牛を取って、それを地の上に殺し、のままでそれを食べた

33 人々はサウルに言った、「民はのままで食べて、に罪を犯しています」。サウルは言った、「あなたがたはそむいている。この所へ、わたしのもとに大きなをころがしてきなさい」。

34 サウルはまた言った、「あなたがたは分れて、民の中にはいって、彼らに言いなさい、『おのおの牛または、羊を引いてきてここでほふって食べなさい。のままで食べて、に罪を犯してはならない』」。そこで民は皆、その、おのおの牛を引いてきて、それを、その所でほふった。

35 こうしてサウルに一つの祭壇を築いた。これはサウル主のために築いた最初の祭壇である。

36 サウルは言った、「われわれはのうちにペリシテびとを追って下り、夜明けまで彼らをかすめて、ひとりも残らぬようにしよう」。人々は言った、「良いと思われることを、なんでもしてください」。しかし祭司は言った、「われわれは、ここで、に尋ねましょう」。

37 そこでサウルに伺った、「わたしはペリシテびとを追って下るべきでしょうか。あなたは彼らをイスラエルのに渡されるでしょうか」。しかしはそのは答えられなかった。

38 そこでサウルは言った、「民の長たちよ、みなこの所に近よりなさい。あなたがたは、よく見きわめて、きょうのこのが起きたわけを知らなければならない。

39 イスラエルを救うは生きておられる。たとい、それがわたしのヨナタンであっても、必ず死ななければならない」。しかし民のうちにはひとりも、これに答えるものがいなかった。

40 サウルイスラエルのすべての人に言った、「あなたがたは向こう側にいなさい。わたしとわたしのヨナタンはこちら側にいましょう」。民はサウルに言った、「良いと思われることをしてください」。

41 そこでサウルは言った、「イスラエルのよ、あなたはきょう、なにゆえしもべに答えられなかったのですか。もしこの罪がわたしにあるか、またはわたしの子ヨナタンにあるのでしたら、イスラエルのよ、ウリムをお与えください。しかし、もしこの罪が、あなたの民イスラエルにあるのでしたらトンミムをお与えください」。こうしてヨナタンとサウルとが、くじに当り、民はのがれた。

42 サウルは言った、「わたしか、わたしのヨナタンかを決めるために、くじを引きなさい」。くじはヨナタンに当った。