Чекор 94

Студија

     

サムエル記下 14

1 ゼルヤのヨアブは王のがアブサロムに向かっているのを知った。

2 そこでヨアブはテコアに人をつかわして、そこからひとりの賢い女を連れてこさせ、その女に言った、「あなたは悲しみのうちにある人をよそおって、を着、を身に塗らず、死んだ人のために長いあいだ悲しんでいる女のように、よそおって、

3 王のもとに行き、しかじかと彼にりなさい」。こうしてヨアブはその言葉を彼女のに授けた。

4 テコアの女は王のもとに行き、地に伏して拝し、「王よ、お助けください」と言った。

5 王は女に言った、「どうしたのか」。女は言った、「まことにわたしは寡婦でありまして、は死にました。

6 つかえめにはふたりの子どもがあり、ふたりは野で争いましたが、だれも彼らを引き分ける者がなかったので、ひとりはついに他の者を撃って殺しました。

7 すると全家族がつかえめに逆らい立って、『兄弟を撃ち殺した者を引き渡たすがよい。われわれは彼が殺したその兄弟の命のために彼を殺そう』と言い、彼らは世継をも殺そうとしました。こうして彼らは残っているわたしの炭火を消して、わたしのの名をも、跡継をも、地のおもてにとどめないようにしようとしています」。

8 王は女に言った、「に帰りなさい。わたしはあなたのことについて命令を下します」。

9 テコアの女は王に言った、「わが、王よ、わたしとわたしの父のにそのを帰してください。どうぞ王と王の位にはがありませんように」。

10 王は言った、「もしあなたに何か言う者があれば、わたしの所に連れてきなさい。そうすれば、その人は重ねてあなたに触れることはないでしょう」。

11 女は言った、「どうぞ王が、あなたのをおぼえて、の報復をする者に重ねて滅ぼすことをさせず、わたしのの殺されることのないようにしてください」。王は言った、「は生きておられる。あなたのの髪の毛一筋も地に落ちることはないでしょう」。

12 女は言った、「どうぞ、つかえめにひと言、わが、王に言わせてください」。ダビデは言った、「言いなさい」。

13 女は言った、「あなたは、それならばどうして、神の民に向かってこのような事を図られたのですか。王は今この事を言われたことによって自分を罪ある者とされています。それは王が追放された者を帰らせられないからです。

14 わたしたちはみな死ななければなりません。地にこぼれたの再び集めることのできないのと同じです。しかしは、追放された者が捨てられないように、てだてを設ける人の命を取ることはなさいません。

15 わたしがこの事を王、わがおうとして来たのは、わたしが民を恐れたからです。つかえめは、こう思ったのです、『王に申し上げよう。王は、はしための願いのようにしてくださるかもしれない。

16 王は聞いてくださる。わたしとわたしのを共に滅ぼして神の嗣業から離れさせようとする人の手から、はしためを救い出してくださるのだから』。

17 つかえめはまた、こう思ったのです、『王、わが主の言葉はわたしを安心させるであろう』と。それは王、わが神の使のように善と悪を聞きわけられるからです。どうぞあなたのがあなたと共におられますように」。

18 王は女に答えて言った、「わたしが問うことに隠さず答えてください」。女は言った、「王、わがよ、どうぞ言ってください」。

19 王は言った、「このすべての事において、ヨアブがあなたと共にありますか」。女は答えた、「あなたはたしかに生きておられます。王、わがよ、すべて王、わがの言われた事から人は右にも左にも曲ることはできません。わたしに命じたのは、あなたのしもべヨアブです。彼がつかえめのに、これらの言葉をことごとく授けたのです。

20 事のなりゆきを変えるため、あなたのしもべヨアブがこの事をしたのです。わが君には神の使の知恵のような知恵があって、地の上のすべてのことを知っておられます」。

21 そこで王はヨアブに言った、「この事を許す。行って、若者アブサロムを連れ帰るがよい」。

22 ヨアブは地にひれ伏して拝し、王を祝福した。そしてヨアブった、「わが、王よ、王がしもべの願いを許されたので、きょうしもべは、あなたの前に恵みを得たことを知りました」。

23 そこでヨアブは立ってゲシュルに行き、アブサロムをエルサレムに連れてきた。

24 王は言った、「彼を自分のに引きこもらせるがよい。わたしの見てはならない」。こうしてアブサロムは自分のに引きこもり、王のを見なかった。

25 さて全イスラエルのうちにアブサロムのように、美しさのためほめられた人はなかった。そのの裏から頭の頂まで彼には傷がなかった。

26 アブサロムがそのを刈る時、その髪の毛をはかったが、王のはかりで二シケルあった。毎年の終りにそれを刈るのを常とした。それが重くなると、彼はそれを刈ったのである。

27 アブサロムに人のむすこと、タマルという名のひとりの娘が生れた。タマルは美しい女であった。

28 こうしてアブサロムは満二年の間エルサレムに住んだが、王のを見なかった。

29 そこでアブサロムはヨアブを王のもとにつかわそうとして、ヨアブの所に人をつかわしたが、ヨアブは彼の所にこようとはしなかった。彼は再び人をつかわしたがヨアブはこようとはしなかった。

30 そこでアブサロムはその家来に言った、「ヨアブの畑はわたしの畑の隣にあって、そこに大麦がある。行ってそれにを放ちなさい」。アブサロムの家来たちはその畑にを放った。

31 ヨアブは立ってアブサロムのにきて彼に言った、「どうしてあなたの来たちはわたしの畑にを放ったのですか」。

32 アブサロムはヨアブに言った、「わたしはあなたに人をつかわして、ここへ来るようにと言ったのです。あなたを王のもとにつかわし、『なんのためにわたしはゲシュルからきたのですか。なおあそこにいたならば良かったでしょうに』と言わせようとしたのです。それゆえ今わたしに王のを見させてください。もしわたしにがあるなら王にわたしを殺させてください」。

33 そこでヨアブは王のもとへ行って告げたので、王はアブサロムを召しよせた。彼は王のもとにきて、王のに地にひれ伏して拝した。王はアブサロムに口づけした。

サムエル記下 15

1 この、アブサロムは自分のために戦車と、および自分のに駆ける者五十人を備えた。

2 アブサロムは早く起きての道のかたわらに立つのを常とした。人が訴えがあって王に裁判を求めに来ると、アブサロムはその人を呼んで言った、「あなたはどのの者ですか」。その人が「しもべはイスラエルのこれこれの部族のものです」と言うと、

3 アブサロムはその人に言った、「見よ、あなたの要求は良く、また正しい。しかしあなたのことを聞くべき人は王がまだ立てていない」。

4 アブサロムはまた言った、「ああ、わたしがこの地のさばきびとであったならばよいのに。そうすれば訴え、または申立てのあるものは、皆わたしの所にきて、わたしはこれに公平なさばきを行うことができるのだが」。

5 そして人が彼に敬礼しようとして近づくと、彼はを伸べ、その人を抱きかかえて口づけした。

6 アブサロムは王にさばきを求めて来るすべてのイスラエルびとにこのようにした。こうしてアブサロムはイスラエルの人々のを自分のものとした。

7 そして年の終りに、アブサロムは王に言った、「どうぞわたしを行かせ、ヘブロンで、かつてに立てた誓いを果させてください。

8 それは、しもべがスリヤのゲシュルにいた時、誓いを立てて、『もしがほんとうにわたしをエルサレムに連れ帰ってくださるならば、わたしはに礼拝をささげます』と言ったからです」。

9 王が彼に、「安らかに行きなさい」と言ったので、彼は立ってヘブロンへ行った。

10 そしてアブサロムは密使をイスラエルのすべての部族のうちにつかわして言った、「ラッパの響きを聞くならば、『アブサロムがヘブロンで王となった』と言いなさい」。

11 人の招かれた者がエルサレムからアブサロムと共に行った。彼らは何心なく行き、何事をも知らなかった。

12 アブサロムは犠牲をささげている間に人をつかわして、ダビデの議官ギロびとアヒトペルを、そのギロから呼び寄せた。徒党は強く、民はしだいにアブサロムに加わった。

13 ひとりの使者がダビデのところにきて、「イスラエルの人々のはアブサロムに従いました」と言った。

14 ダビデは、自分と一緒にエルサレムにいるすべての家来に言った、「立て、われわれは逃げよう。そうしなければアブサロムのからのがれることはできなくなるであろう。急いで行くがよい。さもないと、彼らが急ぎ追いついて、われわれにをこうむらせ、つるぎをもってを撃つであろう」。

15 王のしもべたちは王に言った、「しもべたちは、わが君、王の選ばれる所をすべて行います」。

16 こうして王は出て行き、その全は彼に従った。王は人のめかけを残してを守らせた。

17 王は出て行き、民はみな彼に従った。彼らは町はずれのにとどまった。

18 彼のしもべたちは皆、彼のかたわらを進み、すべてのケレテびとと、すべてのペレテびと、および彼に従ってガテからきた人のガテびとは皆、王のに進んだ。

19 時に王はガテびとイッタイに言った、「どうしてあなたもまた、われわれと共に行くのですか。あなたは帰って王と共にいなさい。あなたは外国人で、また自分の国から追放された者だからです。

20 あなたは、きのう来たばかりです。わたしは自分の行く所を知らずに行くのに、どうしてきょう、あなたを、われわれと共にさまよわせてよいでしょう。あなたは帰りなさい。あなたの兄弟たちも連れて帰りなさい。どうぞ主が恵みと真実をあなたに示してくださるように」。

21 しかしイッタイは王に答えた、「は生きておられる。わが君、王は生きておられる。わが君、王のおられる所に、死ぬも生きるも、しもべもまたそこにおります」。

22 ダビデはイッタイに言った、「では進んで行きなさい」。そこでガテびとイッタイは進み、また彼のすべての従者および彼と共にいた子どもたちも皆、進んだ。

23 中みな大声で泣いた。民はみな進んだ。王もまたキデロンの谷を渡って進み、民は皆進んで荒野の方に向かった。

24 そしてアビヤタルも上ってきた。見よ、ザドクおよび彼と共にいるすべてのレビびともまた、神の契約の箱をかいてきた。彼らは神の箱をおろして、民がことごとくを出てしまうのを待った。

25 そこで王はザドクに言った、「神の箱をにかきもどすがよい。もしわたしが主の前に恵みを得るならば、はわたしを連れ帰って、わたしにその箱とそのすまいとを見させてくださるであろう。

26 しかしもし主が、『わたしはおまえを喜ばない』とそう言われるのであれば、どうぞ主が良しと思われることをわたしにしてくださるように。わたしはここにおります」。

27 王はまた祭司ザドクに言った、「見よ、あなたもアビヤタルも、ふたりのたち、すなわちあなたのアヒマアズとアビヤタルのヨナタンを連れて、安らかにに帰りなさい。

28 わたしはあなたがたから言葉があって知らせをうけるまで、荒野の渡し場にとどまります」。

29 そこでザドクとアビヤタルは神の箱をエルサレムにかきもどり、そこにとどまった。

30 ダビデはオリブ山の坂道を登ったが、登る時に泣き、そのをおおい、はだしで行った。彼と共にいる民もみなをおおって登り、泣きながら登った。

31 時に、「アヒトペルがアブサロムと共謀した者のうちにいる」とダビデに告げる人があったのでダビデは言った、「よ、どうぞアヒトペルの計略を愚かなものにしてください」。

32 ダビデが山の頂にある礼拝する場所にきた時、見よ、アルキびとホシャイはその上着を裂きに土をかぶり、来てダビデを迎えた。

33 ダビデは彼に言った、「もしあなたがわたしと共に進むならば、わたしの重荷となるであろう。

34 しかしもしあなたがに帰ってアブサロムに向かい、『王よ、わたしはあなたのしもべとなります。わたしがこれまで、あなたの父のしもべであったように、わたしは今あなたのしもべとなります』と言うならば、あなたはわたしのためにアヒトペルの計略を破ることができるであろう。

35 祭司たち、ザドクとアビヤタルとは、あなたと共にあそこにいるではないか。それゆえ、あなたは王のから聞くことをことごとく祭司たち、ザドクとアビヤタルとに告げなさい。

36 あそこには彼らと共にそのふたりのたち、すなわちザドクのアヒマアズとアビヤタルのヨナタンとがいる。あなたがたは聞いたことをことごとく彼らのによってわたしに通報しなさい」。

37 そこでダビデの友ホシャイはにはいった。その時アブサロムはすでにエルサレムにはいっていた。

サムエル記下 16

1 ダビデが山の頂を過ぎて、すこし行った時、メピボセテのしもべヂバは、くらを置いた二のろばを引き、その上にパン個、干ぶどうふさ、のくだもの一ぶどう酒一袋を載せてきてダビデを迎えた。

2 王はヂバに言った、「あなたはどうしてこれらのものを持ってきたのですか」。ヂバは答えた、「ろばは王の族が乗るため、パンのくだものは若者たちが食べるため、ぶどう酒は荒野で弱った者が飲むためです」。

3 王は言った、「あなたの主人はどこにおるのですか」。ヂバは王に言った、「エルサレムにとどまっています。彼は、『イスラエルのはきょう、わたしの父の国をわたしに返すであろう』と思ったのです」。

4 王はヂバに言った、「見よ、メピボセテのものはことごとくあなたのものです」。ヂバは言った、「わたしは敬意を表します。わが、王よ、あなたの前にいつまでも恵みを得させてください」。

5 ダビデ王がバホリムにきた時、サウルのの一族の者がひとりそこから出てきた。その名をシメイといい、ゲラのである。彼は出てきながら絶えずのろった。

6 そして彼はダビデダビデ王のもろもろの家来に向かってを投げた。その時、民と勇士たちはみな王の左右にいた。

7 シメイはのろう時にこう言った、「を流す人よ、よこしまな人よ、立ち去れ、立ち去れ。

8 あなたが代って王となったサウルのをすべてがあなたに報いられたのだ。は王国をあなたのアブサロムのに渡された。見よ、あなたはを流す人だから、災に会うのだ」。

9 時にゼルヤのアビシャイは王に言った、「この死んだがどうしてわが、王をのろってよかろうか。わたしに、行って彼の首を取らせてください」。

10 しかし王は言った、「ゼルヤの子たちよ、あなたがたと、なんのかかわりがあるのか。彼がのろうのは、が彼に、『ダビデをのろえ』と言われたからであるならば、だれが、『あなたはどうしてこういうことをするのか』と言ってよいであろうか」。

11 ダビデはまたアビシャイと自分のすべての家来とに言った、「わたしの身から出たわががわたしの命を求めている。今、このベニヤミンびととしてはなおさらだ。彼を許してのろわせておきなさい。が彼に命じられたのだ。

12 はわたしの悩みを顧みてくださるかもしれない。またはきょう彼ののろいにかえて、わたしに善を報いてくださるかも知れない」。

13 こうしてダビデとその従者たちとは道を行ったが、シメイはダビデに並んで向かいのの中腹を行き、行きながらのろい、また彼に向かってや、ちりを投げつけた。

14 王および共にいる民はみな疲れてヨルダンに着き、彼はその所で息をついだ。

15 さてアブサロムとすべての民、イスラエルの人々はエルサレムにきた。アヒトペルもアブサロムと共にいた。

16 ダビデの友であるアルキびとホシャイがアブサロムのもとにきた時、ホシャイはアブサロムに「王万歳、王万歳」と言った。

17 アブサロムはホシャイに言った、「これはあなたがその友に示す真実なのか。あなたはどうしてあなたの友と一緒に行かなかったのか」。

18 ホシャイはアブサロムに言った、「いいえ、とこの民とイスラエルのすべての人々が選んだ者にわたしは属し、かつその人と一緒におります。

19 かつまたわたしはだれに仕えるべきですか。その仕えるべきではありませんか。あなたの父のに仕えたように、わたしはあなたのに仕えます」。

20 そこでアブサロムはアヒトペルに言った、「あなたがたは、われわれがどうしたらよいのか、計りごとを述べなさい」。

21 アヒトペルはアブサロムに言った、「あなたの父がを守るために残された、めかけたちの所にはいりなさい。そうすればイスラエルは皆あなたが父上に憎まれることを聞くでしょう。そしてあなたと一緒にいる者のは強くなるでしょう」。

22 こうして彼らがアブサロムのために屋上に天幕を張ったので、アブサロムは全イスラエルのの前で父のめかけたちの所にはいった。

23 そのころアヒトペルが授ける計りごとは人が神のみ告げを伺うようであった。アヒトペルの計りごとは皆ダビデにもアブサロムにも共にそのように思われた。