天界の秘義 # 5303

Napsal(a) Emanuel Swedenborg

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5303. 第37-40節: この言葉は、パロと、そのすべての従者たちの目にかなった。パロは従者たちに言った。この人を差し置いて、神の霊が宿る人を、他に見つけることはできないだろう、と。パロはヨセフに言った。神がこれをみな、あなたに示された以上、あなたのように理知的で、英知のある者はいない、と。あなたは、わたしの家を治めなさい。わたしの民はみな、あなたの口に接吻するでしょう。あなたに優るのは、王位のあるわたしだけだ、と。

「この言葉は、パロの目にかなった」とは、自然的なものの満足を意味します。

「そのすべての従者たちの目」とは、自然的なものの中にあるすべてのものの満足を意味します。「パロは従者たちに言った」とは、自然的なものが、そこにあるすべてのものとともに、感知したことを指します。「この人を差し置いて、神の霊が宿る人を、他に見つけることはできないだろう」とは、準内部のものに依存する善、すなわち霊的なものの天的なものが宿る真理の流入を指しています。「パロはヨセフに言った」とは、自然的なものが、霊的なものの天的なものに根ざして、感じ取ることを言います。「神がこれをみな、あなたに示された以上」とは、かれに示された神の予知と摂理を言います。「あなたのように理知的で、英知のある者はいない」とは、以上のような理由で、真理と善だけが大切であることを言います。「あなたは、わたしの家を治めなさい」とは、自然的精神は、かれに従属し、服従するはずであることを意味します。「わたしの民はみな、あなたの口に接吻するでしょう」とは、その中にある万事は、かれに服従すべきであることを言います。

「あなたに優るのは、王位のあるわたしだけだ」とは、実際は、霊的なものの天的なものが、自然的なものを用いて行っているけれど、自然的なものに由来するかのように見えることを意味します。

  
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Many thanks to Arcana Press for their permission to use this translation online.