結婚愛 #317

Por Emanuel Swedenborg

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317. 十四 。再婚について

結婚愛は一夫一婦のあいだにあるものですが、夫婦の一方が死んだあと、別れるものかどうか、あるいは移り変わったり、つけ加わったりするものかどうか、議論の余地があります。同時に、再婚は一夫多妻(または一妻多夫)と共通するものがあるかどうか、つまり一連の一夫多妻と言われてもいいものかなど、その他にも理論家にとっていろいろ疑問を起こさせるものが常日頃からあります。ところで、このような事柄を探求する人たちは、この種の結婚にかんして、とかく暗中模索しているようですから、少しでも光に浴していただくため、それについて次のような項目にのっとって判断をしていただければ、幸いです。

1. 配偶者が亡くなったあと、再婚するかどうかは、故人とのあいだに結婚愛があったかどうかによる。

2. また、二人が過ごしてきた結婚の状態にもよる。

3. 本当の結婚愛がなかった人の場合、再婚することは何ら差支えない。

4. 本当の結婚愛のうちにおたがいに暮らしてきた二人は、結婚愛以外の理由があって、初めて再婚の望みをもつ。

5. 若い男性が乙女と結婚する場合の状態と同じく若い男性が未亡人と結婚する場合の状態は、それぞれ違っている。

6. 男やもめが乙女と結婚する場合の状態とその男やもめが未亡人と結婚する場合の状態はそれぞれ違っている。

7. このような結婚にあたって、愛とその性格の面での多様性には限りがない。

8. 未亡人の場合は、男やもめの場合より、その状態が深刻である。

以上についての説明に移ります。

  
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Many thanks to Arcana Press for their permission to use this translation online.