天界の秘義 #5261

Par Emanuel Swedenborg

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5261. 第25-27節: ヨセフはパロに言った。パロの夢は一つです。神はこれからなさることをパロに示されました。七頭の良い雌ウシは、七年です。七つの良い穂も七年で、夢は一つです。あとに上がってきた七頭のやせた醜い雌ウシは、七年です。また東風に焼けた実の入らない七つの穂は、七年の飢饉です。

「ヨセフはパロに言った」とは、霊的・天的なものに根ざして、自然的なものが感じとることを指します。「パロの夢は一つです」とは、予知されたことは、双方ともに同様のことを示します。「神はこれからなさることをパロに示されました」とは、自然的なものに与えられた感知は、どのような摂理的な配慮かを示します。「七頭の良い雌ウシは、七年です」とは、準内部の自然的なものの中にある真理が増加していく状態を指します。「七つの良い穂も七年で」とは、準外部の自然的なものの中にある真理も増加していく状態を指します。「夢は一つです」とは、両方とも結びつきによって成立するはずであることを示します。「あとに上がってきた七頭のやせた醜い雌ウシは、七年です」とは、自然的なものを内部から汚染する偽りが増えていく状態を指します。「また東風に焼けた実の入らない七つの穂は」とは、自然的なものを外部から汚染する偽りが増えていく状態を指します。「七年の飢饉です」とは、外見上、真理が欠落し、喪失していくことを指します。

  
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Many thanks to Arcana Press for their permission to use this translation online.