ステップ _9713

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列王記下 10:25-36

25 こうして燔祭をささげることが終ったとき、エヒウはその侍衛と将校たちに言った、「はいって彼らを殺せ。ひとりも逃がしてはならない」。侍衛と将校たちはつるぎをもって彼らを撃ち殺し、それを投げ出して、バアルの宮の本殿に入り、

26 バアルの宮にある柱の像を取り出して、それを焼いた。

27 また彼らはバアルの石柱をこわし、バアルの宮をこわして、かわやとしたが今日まで残っている。

28 このようにエヒウはイスラエルのうちからバアルを一掃した。

29 しかしエヒウはイスラエルに罪を犯させたネバテのヤラベアムの罪、すなわちベテルダンにある金の子牛に仕えることをやめなかった。

30 はエヒウに言われた、「あなたはわたしのにかなう事を行うにあたって、よくそれを行い、またわたしの心にあるすべての事をアハブのにしたので、あなたの孫は代までイスラエルの位に座するであろう」。

31 しかしエヒウはイスラエルの主の律法を心をつくして守り行おうとはせず、イスラエルを犯させたヤラベアムのを離れなかった。

32 この時にあたって、イスラエルの領地を切り取ることを始められた。すなわちハザエルはイスラエルのすべての領域を侵し、

33 ヨルダンの東で、ギレアデの全地、カドびと、ルベンびと、マナセびとの地を侵し、アルノンのほとりにあるアロエルからギレアデとバシャンに及んだ。

34 エヒウのその他の事績と、彼がしたすべての事およびその武勇は、ことごとくイスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

35 エヒウはその先祖たちと共に眠ったので、彼をサマリヤに葬った。そのエホアハズが代って王となった。

36 エヒウがサマリヤでイスラエルを治めたのは二十八年であった。

列王記下 11

1 さてアハジヤのアタリヤはそのの死んだのを見て、立って王の一族をことごとく滅ぼしたが、

2 ヨラム王の娘で、アハジヤの姉妹であるエホシバはアハジヤのヨアシを、殺されようとしている王のたちのうちから盗み取り、彼とそのうばとを寝室に入れて、アタリヤに隠したので、彼はついに殺されなかった。

3 ヨアシはうばと共に年の間、主の宮に隠れていたが、その間アタリヤがを治めた。

4 第七年になってエホヤダは人をつかわして、カリびとと近衛兵との大将たちを招きよせ、主の宮にいる自分のもとにこさせ、彼らと契約を結び、主の宮で彼らに誓いをさせて王のを見せ、

5 命じて言った、「あなたがたのする事はこれです、すなわち、安息日に非番となって王のを守るあなたがたの分の一は、

6 宮殿を守らなければならない。(他の分の一はスルのにおり、分の一は近衛兵のうしろのにおる)。

7 すべて安息日に当番で主の宮を守るあなたがたのつの部隊は、

8 おのおのの武器をに取って王のまわりに立たなければならない。すべて列に近よる者は殺されなければならない。あなたがたは王が出る時にも、はいる時にも王と共にいなければならない」。

9 そこでその大将たちは祭司エホヤダがすべて命じたとおりにおこなった。すなわち彼らはおのおの安息日に非番となる者と、安息日に当番となる者とを率いて祭司エホヤダのもとにきたので、

10 祭司は主の宮にあるダビデ王のやりと盾を大将たちに渡した。

11 近衛兵はおのおのに武器をとって主の宮の南側から北側まで、祭壇と宮を取り巻いて立った。

12 そこでエホヤダは王のをつれ出して冠をいただかせ、律法の書を渡し、彼を王と宣言して油を注いだので、人々は手を打って「王万歳」と言った。

13 アタリヤは近衛兵と民の声を聞いて、主の宮に入り、民のところへ行って、

14 見ると、王は慣例にしたがってのかたわらに立ち、王のかたわらには大将たちとラッパ手たちが立ち、またの民は皆喜んでラッパを吹いていたので、アタリヤはその衣を裂いて、「反逆です、反逆です」と叫んだ。

15 その時祭司エホヤダは勢を指揮していた大将たちに命じて、「彼女を列の間をとおって出て行かせ、彼女に従う者をつるぎをもって殺しなさい」と言った。これは祭司がさきに「彼女を主の宮で殺してはならない」と言ったからである。

16 そこで彼らは彼女を捕え、王の道へ連れて行ったが、彼女はついにそこで殺された。

17 かくてエホヤダはと王および民との間に、皆主の民となるという契約を立てさせ、また王と民との間にもそれを立てさせた。

18 そこでの民は皆バアルの宮に行って、これをこわし、その祭壇とその像を打ち砕き、バアルの祭司マッタンをその祭壇で殺した。そして祭司は主の宮に管理人を置いた。

19 次いでエホヤダは大将たちと、カリびとと、近衛兵とのすべての民を率いて、主の宮から王を導き下り、近衛兵のの道から王のに入り、王の位に座せしめた。

20 こうしての民は皆喜びはアタリヤが王のでつるぎをもって殺されてのち、おだやかになった。

21 ヨアシは位についた時七歳であった。

列王記下 12

1 ヨアシはエヒウの第七年に位につき、エルサレム四十年の間、世を治めた。そのはベエルシバの出身で、名をヂビアといった。

2 ヨアシは一生の間、主のにかなう事をおこなった。祭司エホヤダが彼を教えたからである。

3 しかし高き所は除かなかったので、民はなおその高き所で犠牲をささげ、香をたいた。

4 ヨアシは祭司たちに言った、「すべて主の宮に聖別してささげる、すなわちおのおのが課せられて、割当にしたがって人々の出す、および人々がから願って主の宮に持ってくるは、

5 これを祭司たちがおのおのその知る人から受け取り、どこでも主の宮に破れの見える時は、それをもってその破れを繕わなければならない」。

6 ところがヨアシ王の二十年に至るまで、祭司たちは主の宮の破れを繕わなかった。

7 それで、ヨアシ王は祭司エホヤダおよび他の祭司たちを召して言った、「なぜ、あなたがたは主の宮の破れを繕わないのか。あなたがたはもはや知人からを受けてはならない。主の宮の破れを繕うためにそれを渡しなさい」。

8 祭司たちは重ねて民からを受けない事と、主の宮の破れを繕わない事とに同意した。

9 そこで祭司エホヤダは一つの箱を取り、そのふたに穴をあけて、それを主の宮の入口の右側、祭壇のかたわらに置いた。そして門を守る祭司たちは主の宮にはいってくるをことごとくその中に入れた。

10 こうしてその箱の中にが多くなったのを見ると、王の書記官と大祭司が上ってきて、主の宮にあるえて袋に詰めた。

11 そしてその数えたを、工事をつかさどる主の宮の監督者のにわたしたので、彼らはそれを主の宮に働く木工と建築師に払い、

12 工および切りに払い、またそれをもって主の宮の破れを繕う材切り石を買い、主の宮を繕うために用いるすべての物のために費した。

13 ただし、主の宮にはいってくるそのをもって主の宮のためにのたらい、心切りばさみ、鉢、ラッパ、金の器、の器などを造ることはしなかった。

14 ただこれを工事をする者に渡して、それで主の宮を繕わせた。

15 またそのを渡して工事をする者に払わせた人々と計算することはしなかった。彼らは正直に事をおこなったからである。

16 愆祭の祭の主の宮に、はいらないで、祭司に帰した。

17 そのころ、スリヤの王ハザエルが上ってきて、ガテを攻めてこれを取った。そしてハザエルがエルサレムに攻め上ろうとして、そのを向けたとき、

18 ユダの王ヨアシはその先祖ユダの王ヨシャパテ、ヨラム、アハジヤが聖別してささげたすべての物、およびヨアシ自身が聖別してささげた物、ならびに主の宮の倉と、主の宮にある金をことごとく取って、スリヤ王のハザエルに贈ったので、ハザエルはエルサレムを離れ去った。

19 ヨアシのその他の事績および彼がしたすべての事は、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか。

20 ヨアシの来たちは立って徒党を結び、シラに下る道にあるミロのでヨアシを殺した。

21 すなわちその家来シメアテのヨザカルと、ショメルのヨザバデが彼を撃って殺し、彼をその先祖と同じく、ダビデに葬った。そのアマジヤが代って王となった。

列王記下 13

1 ユダの王アハジヤのヨアシの第二十年にエヒウのエホアハズはサマリヤでイスラエルの王となり、十七年世を治めた。

2 彼は主のの前に悪を行い、イスラエルを犯させたネバテのヤラベアムのを行いつづけて、それを離れなかった。

3 そこでイスラエルに対して怒りを発し、エホアハズの治世の間、絶えずイスラエルをスリヤの王ハザエルのにわたし、またハザエルのベネハダデのにわたされた。

4 しかしエホアハズがに願い求めたので、はついにこれを聞きいれられた。スリヤの王によって悩まされたイスラエルの悩みを見られたからである。

5 それでがひとりの救助者をイスラエルに賜わったので、イスラエルの人々はスリヤびとのをのがれ、前のように自分たちの天幕に住むようになった。

6 それにもかかわらず、彼らはイスラエルを犯させたヤラベアムのを離れず、それを行いつづけた。またアシラの像もサマリヤに立ったままであった。

7 さきにスリヤの王が彼らを滅ぼし、踏み砕くちりのようにしたのでエホアハズの軍勢で残ったものは、ただ騎兵五十人、戦車両、歩兵一万人のみであった。

8 エホアハズその他の事績と、彼がしたすべての事およびその武勇は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

9 エホアハズは先祖たちと共に眠ったので、彼をサマリヤに葬った。そのヨアシが代って王となった。

10 ユダの王ヨアシの第三十七年に、エホアハズのヨアシはサマリヤでイスラエルの王となり、十六年世を治めた。

11 彼は主のの前に悪を行い、イスラエルを犯させたネバテのヤラベアムのもろもろのを離れず、それに歩んだ。

12 ヨアシのその他の事績と、彼がしたすべての事およびユダの王アマジヤと戦ったその武勇は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

13 ヨアシは先祖たちと共に眠って、ヤラベアムがその位に座した。そしてヨアシはイスラエルの王たちと同じくサマリヤに葬られた。

14 さてエリシャ死ぬ病気にかかっていたが、イスラエルの王ヨアシは下ってきて彼のの上に涙を流し、「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と言った。

15 エリシャは彼に「を取りなさい」と言ったので、を取った。

16 エリシャはまたイスラエルの王に「をかけなさい」と言ったので、をかけた。するとエリシャは自分のを王のの上におき、

17 「東向きのをあけなさい」と言ったので、それをあけると、エリシャはまた「射なさい」と言った。彼が射ると、エリシャは言った、「主の救の、スリヤに対する救の。あなたはアペクでスリヤびとを撃ち破り、彼らを滅ぼしつくすであろう」。

18 エリシャはまた「を取りなさい」と言ったので、それを取った。エリシャはまたイスラエルの王に「それをもって地を射なさい」と言ったので、三度射てやめた。

19 すると神の人は怒って言った、「あなたは五度も度も射るべきであった。そうしたならば、あなたはスリヤを撃ち破り、それを滅ぼしつくすことができたであろう。しかし今あなたはそうしなかったので、スリヤを撃ち破ることはただ三度だけであろう」。

20 こうしてエリシャは死んで葬られた。さてモアブの略奪隊は年が改まるごとに、にはいって来るのを常とした。

21 時に、ひとりの人を葬ろうとする者があったが、略奪隊を見たので、その人をエリシャに投げ入れて去った。その人はエリシャ触れるとすぐ生きかえって立ちあがった。

22 スリヤの王ハザエルはエホアハズの一生の間、イスラエルを悩ましたが、

23 アブラハムイサクヤコブと結ばれた契約のゆえにイスラエルを恵み、これをあわれみ、これを顧みて滅ぼすことを好まず、なおこれをみから捨てられなかった。

24 スリヤの王ハザエルはついに死んで、そのベネハダデが代って王となった。

25 そこでエホアハズのヨアシは、父エホアハズがハザエルに攻め取られた々を、ハザエルのベネハダデのから取り返した。すなわちヨアシは三度彼を撃ち破って、イスラエルの々を取り返した。

列王記下 14:1-10

1 イスラエルの王エホアハズのヨアシの第二年に、ユダの王ヨアシのアマジヤが王となった。

2 彼は王となった時二十五歳で、二十年の間エルサレムで世を治めた。そのエルサレムの出身で、名をエホアダンといった。

3 アマジヤは主のにかなう事をおこなったが、先祖ダビデのようではなかった。彼はすべての事を父ヨアシがおこなったようにおこなった。

4 ただし高き所は除かなかったので、民はなおその高き所で犠牲をささげ、香をたいた。

5 彼は国が彼ののうちに強くなった時、父ヨアシ王を殺害した家来たちを殺したが、

6 その殺害者の供たちは殺さなかった。これはモーセの律法の書にしるされている所に従ったのであって、そこには命じて「父はのゆえに殺さるべきではない。は父のゆえに殺さるべきではない。おのおの自分の罪のゆえに殺さるべきである」と言われている。

7 アマジヤはまたの谷でエドムびと一万人を殺した。またセラを攻め取って、その名をヨクテルと名づけたが、今日までそのとおりである。

8 そこでアマジヤがエヒウのエホアハズのであるイスラエルの王ヨアシに使者をつかわして、「さあ、われわれは互にを合わせよう」と言わせたので、

9 イスラエルの王ヨアシはユダの王アマジヤに言い送った、「かつてレバノンいばらレバノンの香柏に、『あなたの娘をわたしのむすこのにください』と言い送ったことがあったが、レバノンの野獣がとおって、そのいばらを踏み倒した。

10 あなたは大いにエドムを撃って、にたかぶっているが、その栄誉に満足してにとどまりなさい。何ゆえ、あなたは災をひき起して、自分もユダも共に滅びるような事をするのですか」。