ステップ _9713: Step 20

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出エジプト記 8:16-32

16 主はモーセに言われた、「あなたはアロンに言いなさい、『あなたのつえをさし伸べて地のちりを打ち、それをエジプトの全にわたって、ぶよとならせなさい』と」。

17 彼らはそのように行った。すなわちアロンはそのつえをとってをさし伸べ、地のちりを打ったので、ぶよは人と家畜についた。すなわち、地のちりはみなエジプトの全にわたって、ぶよとなった。

18 魔術師らも秘術をもって同じように行い、ぶよを出そうとしたが、彼らにはできなかった。ぶよが人と家畜についたので、

19 魔術師らはパロに言った、「これは神の指です」。しかし主の言われたように、パロのはかたくなになって、彼らのいうことを聞かなかった。

20 主はモーセに言われた、「あなたは早く起きてパロのに立ちなさい。ちょうど彼は水のところに出ているから彼に言いなさい、『主はこう仰せられる、「わたしの民を去らせて、わたしに仕えさせなさい。

21 あなたがわたしの民を去らせないならば、わたしは、あなたとあなたの来と、あなたの民とあなたのとに、あぶの群れをつかわすであろう。エジプトびとの々は、あぶの群れで満ち、彼らの踏む地もまた、そうなるであろう。

22 そのわたしは、わたしの民の住むゴセンの地を区別して、そこにあぶの群れを入れないであろう。の中でわたしが主であることをあなたが知るためである。

23 わたしはわたしの民とあなたの民の間に区別をおく。このしるしは、あす起るであろう」と』」。

24 主はそのようにされたので、おびただしいあぶが、パロのと、その来のと、エジプトの全にはいってきて、地はあぶの群れのために害をうけた。

25 そこで、パロはモーセアロンを召して言った、「あなたがたは行ってこのの内で、あなたがたのに犠牲をささげなさい」。

26 モーセは言った、「そうすることはできません。わたしたちはエジプトびとの忌むものを犠牲として、わたしたちの、主にささげるからです。もし、エジプトびとのの前で、彼らの忌むものを犠牲にささげるならば、彼らはわたしたちを石で打たないでしょうか。

27 わたしたちは三の道のりほど、荒野にはいって、わたしたちの、主に犠牲をささげ、主がわたしたちに命じられるようにしなければなりません」。

28 パロは言った、「わたしはあなたがたを去らせ、荒野で、あなたがたの、主に犠牲をささげさせよう。ただあまり遠くへ行ってはならない。わたしのために祈願しなさい」。

29 モーセは言った、「わたしはあなたのもとから出て行って主に祈願しましょう。あすあぶの群れがパロと、その家来と、その民から離れるでしょう。ただパロはまた欺いて、民が主に犠牲をささげに行くのをとめないようにしてください」。

30 こうしてモーセはパロのもとを出て、主に祈願したので、

31 主はモーセの言葉のようにされた。すなわち、あぶの群れをパロと、その家来と、その民から取り去られたので、一つも残らなかった。

32 しかしパロはこんどもまた、そのをかたくなにして民を去らせなかった。

出エジプト記 9

1 主はモーセに言われた、「パロのもとに行って、彼に言いなさい、『ヘブルびと、主はこう仰せられる、「わたしの民を去らせて、わたしに仕えさせなさい。

2 あなたがもし彼らを去らせることを拒んで、なお彼らを留めおくならば、

3 主のは最も激しい疫病をもって、野にいるあなたの家畜、すなわち馬、ろば、らくだ、の上に臨むであろう。

4 しかし、主はイスラエルの家畜と、エジプト家畜を区別され、すべてイスラエルの人々に属するものには一頭も死ぬものがないであろう」と』」。

5 主は、また、時を定めて仰せられた、「あす、主はこのことをに行うであろう」。

6 あくる日、主はこのことを行われたので、エジプトびとの家畜はみな死んだ。しかし、イスラエルの人々の家畜は一頭も死ななかった。

7 パロは人をつかわして見させたが、イスラエルの家畜は一頭も死んでいなかった。それでもパロのはかたくなで、民を去らせなかった。

8 主はモーセアロンに言われた、「あなたがたは、かまどのすすを両手いっぱい取り、それをモーセはパロのの前で天にむかって、まき散らしなさい。

9 それはエジプトの全にわたって、細かいちりとなり、エジプトで人と獣に付いて、うみの出るはれものとなるであろう」。

10 そこで彼らは、かまどのすすを取ってパロのに立ち、モーセは天にむかってこれをまき散らしたので、人と獣に付いて、うみの出るはれものとなった。

11 魔術師らは、はれもののためにモーセのに立つことができなかった。はれものが魔術師らと、すべてのエジプトびとに生じたからである。

12 しかし、主はパロのをかたくなにされたので、彼は主がモーセに語られたように、彼らの言うことを聞かなかった。

13 主はまたモーセに言われた、「早く起き、パロのに立って、彼に言いなさい、『ヘブルびと、主はこう仰せられる、「わたしの民を去らせて、わたしに仕えさせなさい。

14 わたしは、こんどは、もろもろの災を、あなたと、あなたの家来と、あなたの民にくだし、わたしに並ぶものが全地にないことを知らせるであろう。

15 わたしがもし、をさし伸べ、疫病をもって、あなたと、あなたの民を打っていたならば、あなたは地から断ち滅ぼされていたであろう。

16 しかし、わたしがあなたをながらえさせたのは、あなたにわたしの力を見させるため、そして、わたしの名が全地に宣べ伝えられるためにほかならない。

17 それに、あなたはなお、わたしの民にむかって、おのれを高くし、彼らを去らせようとしない。

18 ゆえに、あすの今ごろ、わたしは恐ろしく大きな雹を降らせるであろう。それはエジプトの国が始まったから今まで、かつてなかったほどのものである。

19 それゆえ、いま、人をやって、あなたの家畜と、あなたが野にもっているすべてのものを、のがれさせなさい。人も獣も、すべて野にあってに帰らないものは降る雹に打たれて死ぬであろう」と』」。

20 パロの来のうち、主の言葉をおそれる者は、そのしもべと家畜にのがれさせたが、

21 主の言葉を意にとめないものは、そのしもべと家畜を野に残しておいた。

22 主はモーセに言われた、「あなたのを天にむかってさし伸べ、エジプトの全にわたって、エジプトの地にいる人と獣とのすべての青物の上に雹を降らせなさい」。

23 モーセが天にむかってつえをさし伸べると、主はと雹をおくられ、は地にむかって、はせ下った。こうして主は、雹をエジプトの地に降らされた。

24 そして雹が降り、雹の間にがひらめき渡った。雹は恐ろしく大きく、エジプトには、をなしてこのかた、かつてないものであった。

25 雹はエジプトにわたって、すべてにいる人と獣を打った。雹はまたのすべての青物を打ち、野のもろもろのを折り砕いた。

26 ただイスラエルの人々のいたゴセンの地には、雹が降らなかった。

27 そこで、パロは人をつかわし、モーセアロンを召して言った、「わたしはこんどは罪を犯した。主は正しく、わたしと、わたしの民は悪い。

28 主に祈願してください。このと雹はもうじゅうぶんです。わたしはあなたがたを去らせます。もはやとどまらなくてもよろしい」。

29 モーセは彼に言った、「わたしはを出ると、すぐ、主にむかってわたしの手を伸べひろげます。するとはやみ、雹はもはや降らなくなり、あなたは、地が主のものであることを知られましょう。

30 しかし、あなたとあなたの家来たちは、なお、なる主を恐れないことを、わたしは知っています」。

31 ――亜麻と大麦は打ち倒された。大麦は穂を出し、亜麻は花が咲いていたからである。

32 小麦とスペルタ麦はおくてであるため打ち倒されなかった。――

33 モーセはパロのもとを去り、を出て、主にむかって手を伸べひろげたので、と雹はやみ、雨は地に降らなくなった。

34 ところがパロは雨と雹とがやんだのを見て、またも罪を犯し、をかたくなにした。彼も家来も、そうであった。

35 すなわちパロはをかたくなにし、主がモーセによって語られたように、イスラエルの人々を去らせなかった。

出エジプト記 10

1 そこで、主はモーセに言われた、「パロのもとに行きなさい。わたしは彼のとその家来たちのをかたくなにした。これは、わたしがこれらのしるしを、彼らの中に行うためである。

2 また、わたしがエジプトびとをあしらったこと、また彼らの中にわたしが行ったしるしを、あなたがたが、や孫の耳に語り伝えるためである。そしてあなたがたは、わたしが主であることを知るであろう」。

3 モーセアロンはパロのもとに行って彼に言った、「ヘブルびと、主はこう仰せられる、『いつまで、あなたは、わたしに屈伏することを拒むのですか。民を去らせて、わたしに仕えさせなさい。

4 もし、わたしの民を去らせることを拒むならば、見よ、あす、わたしはいなごを、あなたの領土にはいらせるであろう。

5 それは地のおもてをおおい、人が地を見ることもできないほどになるであろう。そして雹を免れて、残されているものを食い尽し、野にはえているあなたがたのをみな食い尽すであろう。

6 またそれはあなたのとあなたのすべての来の、および、すべてのエジプトびとのに満ちるであろう。このようなことは、あなたの父たちも、また、祖父たちも、彼らが地上にあったから今に至るまで、かつて見たことのないものである』と」。そして彼は身をめぐらして、パロのもとを出て行った。

7 パロの家来たちは王に言った、「いつまで、この人はわれわれのわなとなるのでしょう。この人々を去らせ、彼らのなる主に仕えさせては、どうでしょう。エジプトが滅びてしまうことに、まだ気づかれないのですか」。

8 そこで、モーセアロンは、また、パロのもとに召し出された。パロは彼らに言った、「行って、あなたがたの、主に仕えなさい。しかし、行くものはだれだれか」。

9 モーセは言った、「わたしたちは幼い者も、老いた者も行きます。むすこもも携え、も牛も連れて行きます。わたしたちは主の祭を執り行わなければならないのですから」。

10 パロは彼らに言った、「万一、わたしが、あなたがたに子供を連れてまで去らせるようなことがあれば、主があなたがたと共にいますがよい。あなたがたは悪いたくらみをしている。

11 それはいけない。あなたがたは男だけ行って主に仕えるがよい。それが、あなたがたの要求であった」。彼らは、ついにパロのから追い出された。

12 主はモーセに言われた、「あなたのエジプトの地の上にさし伸べて、エジプトの地にいなごをのぼらせ、地のすべての青物、すなわち、雹が打ち残したものを、ことごとく食べさせなさい」。

13 そこでモーセエジプトの地の上に、つえをさし伸べたので、主は終、終、東を地に吹かせられた。となって、東は、いなごを運んできた。

14 いなごはエジプトにのぞみ、エジプトの全領土にとどまり、その数がはなはだ多く、このようないなごはにもなく、またにもないであろう。

15 いなごは地の全面をおおったので、地は暗くなった。そして地のすべての青物と、雹の打ち残したの実を、ことごとく食べたので、エジプトにわたって、にもの青物にも、緑の物とては何も残らなかった。

16 そこで、パロは、急いでモーセアロンを召して言った、「わたしは、あなたがたの、主に対し、また、あなたがたに対して罪を犯しました。

17 それで、どうか、もう一度だけ、わたしのをゆるしてください。そしてあなたがたの、主に祈願して、ただ、この死をわたしから離れさせてください」。

18 そこで彼はパロのところから出て、主に祈願したので、

19 主は、はなはだ強い西に変らせ、いなごを吹き上げて、これを紅に追いやられたので、エジプト全土には一つのいなごも残らなかった。

20 しかし、主がパロのをかたくなにされたので、彼はイスラエルの人々を去らせなかった。

21 主はまたモーセに言われた、「天にむかってあなたのをさし伸べ、エジプトに、くらやみをこさせなさい。そのくらやみは、さわれるほどである」。

22 モーセが天にむかってをさし伸べたので、濃いくらやみは、エジプトに臨み三に及んだ。

23 の間、人々は互に見ることもできず、まただれもその所から立つ者もなかった。しかし、イスラエルの人々には、みな、その住む所にがあった。

24 そこでパロはモーセを召して言った、「あなたがたは行って主に仕えなさい。あなたがたの子供も連れて行ってもよろしい。ただ、あなたがたのと牛は残して置きなさい」。

25 しかし、モーセは言った、「あなたは、また、わたしたちの、主にささげる犠牲と燔祭の物をも、わたしたちにくださらなければなりません。

26 わたしたちは家畜も連れて行きます。ひずめ一つも残しません。わたしたちは、そのうちから取って、わたしたちの、主に仕えねばなりません。またわたしたちは、その場所に行くまでは、何をもって、主に仕えるべきかを知らないからです」。

27 けれども、主がパロのをかたくなにされたので、パロは彼らを去らせようとしなかった。

28 それでパロはモーセに言った、「わたしの所から去りなさい。心して、わたしのは二度と見てはならない。わたしのを見るには、あなたの命はないであろう」。

29 モーセは言った、「よくぞ仰せられました。わたしは、二度と、あなたのを見ないでしょう」。

出エジプト記 11

1 主はモーセに言われた、「わたしは、なお一つの災を、パロとエジプトの上にくだし、その、彼はあなたがたをここから去らせるであろう。彼が去らせるとき、彼はあなたがたを、ことごとくここから追い出すであろう。

2 あなたは民の耳に語って、男は隣の男から、女は隣の女から、それぞれの飾り、金の飾りを請い求めさせなさい」。

3 主は民にエジプトびとの好意を得させられた。またモーセその人は、エジプトで、パロの家来たちのと民のとに、はなはだ大いなるものと見えた。

4 モーセは言った、「主はこう仰せられる、『真夜中ごろ、わたしはエジプトの中へ出て行くであろう。

5 エジプトのうちのういごは、位に座するパロのういごをはじめ、ひきうすのにいる、はしためのういごに至るまで、みな死に、また家畜のういごもみな死ぬであろう。

6 そしてエジプトに大いなる叫びが起るであろう。このようなことはかつてなく、また、ふたたびないであろう』と。

7 しかし、すべて、イスラエルの人々にむかっては、人にむかっても、獣にむかっても、さえその舌を鳴らさないであろう。これによって主がエジプトびととイスラエルびととの間の区別をされるのを、あなたがたは知るであろう。

8 これらのあなたの家来たちは、みな、わたしのもとに下ってきて、ひれ伏して言うであろう、『あなたもあなたに従う民もみな出て行ってください』と。その、わたしは出て行きます」。彼は激しく怒ってパロのもとから出て行った。

9 主はモーセに言われた、「パロはあなたがたの言うことを聞かないであろう。それゆえ、わたしはエジプトに不思議を増し加えるであろう」。

10 モーセアロンは、すべてこれらの不思議をパロのに行ったが、主がパロのをかたくなにされたので、彼はイスラエルの人々をそのから去らせなかった。