ステップ _9713: Esau

勉強

     

創世記 36

1 エサウ、すなわちエドムの系図は次のとおりである。

2 エサウカナン娘たちのうちからをめとった。すなわちヘテびとエロンのアダと、ヒビびとヂベオンの子アナのアホリバマとである。

3 また、イシマエルの娘ネバヨテの妹バスマテをめとった。

4 アダはエリパズをエサウに産み、バスマテリウエルを産み、

5 アホリバマはエウシ、ヤラムコラを産んだ。これらはエサウの子であって、カナンの地で彼に生れた者である。

6 エサウのすべての人、家畜とすべての、またカナンの地で獲たすべての財産を携え、兄弟ヤコブを離れてほかの地へ行った。

7 彼らの財産が多くて、一緒にいることができなかったからである。すなわち彼らが寄留した地は彼らの家畜のゆえに、彼らをささえることができなかったのである。

8 こうしてエサウセイル地に住んだ。エサウはすなわちエドムである。

9 セイル地におったエドムびとの先祖エサウの系図は次のとおりである。

10 エサウらの名は次のとおりである。すなわちエサウアダはエリパズ。エサウバスマテリウエル

11 エリパズの子らはテマン、オマル、ゼポ、ガタム、ケナズである。

12 テムナはエサウエリパズのそばめで、アマレクをエリパズに産んだ。これらはエサウアダらである。

13 リウエルらは次のとおりである。すなわちナハテ、ゼラ、シャンマ、ミザであって、これらはエサウバスマテらである。

14 ヂベオンの子アナの娘で、エサウアホリバマの子らは次のとおりである。すなわち彼女はエウシ、ヤラムコラエサウに産んだ。

15 エサウらの中で、族長たる者は次のとおりである。すなわちエサウの長エリパズのらはテマンの族長、オマルの族長、ゼポの族長、ケナズの族長、

16 コラの族長、ガタムの族長、アマレクの族長である。これらはエリパズから出た族長で、エドムの地におった。これらはアダの子らである。

17 エサウリウエルらは次のとおりである。すなわちナハテの族長、ゼラの族長、シャンマの族長、ミザの族長。これらはリウエルから出た族長で、エドムの地におった。これらはエサウバスマテらである。

18 エサウアホリバマの子らは次のとおりである。すなわちエウシの族長、ヤラムの族長コラの族長。これらはアナの娘で、エサウアホリバマから出た族長である。

19 これらはエサウすなわちエドムの子らで、族長たる者である。

20 この地の住民ホリびとセイルの子らは次のとおりである。すなわちロタンショバル、ヂベオン、アナ、

21 デション、エゼル、デシャン。これらはセイルホリびとから出た族長で、エドムの地におった。

22 ロタンのらはホリ、ヘマムであり、ロタンの妹はテムナであった。

23 ショバルらは次のとおりである。すなわちアルワン、マナハテ、エバル、シポ、オナム。

24 ヂベオンのらは次のとおりである。すなわちアヤとアナ。このアナは父ヂベオンのろばを飼っていた時、荒野で温泉を発見した者である。

25 アナのらは次のとおりである。すなわちデションとアホリバマアホリバマはアナの娘である。

26 デションのらは次のとおりである。すなわちヘムダン、エシバン、イテラン、ケラン。

27 エゼルのらは次のとおりである。すなわちビルハン、ザワン、アカン。

28 デシャンのらは次のとおりである。すなわちウズとアラン。

29 ホリびとから出た族長は次のとおりである。すなわちロタンの族長、ショバルの族長、ヂベオンの族長、アナの族長、

30 デションの族長、エゼルの族長、デシャンの族長。これらはホリびとから出た族長であって、その氏族に従ってセイルの地におった者である。

31 イスラエルの人々を治める王がまだなかった時、エドムの地を治めた王たちは次のとおりである。

32 ベオルのベラはエドムを治め、その都の名はデナバであった。

33 ベラが死んで、ボズラゼラヨバブがこれに代って王となった。

34 ヨバブが死んで、テマンびとの地のホシャムがこれに代って王となった。

35 ホシャムが死んで、ベダデのハダデがこれに代って王となった。彼はモアブの野でミデアンを撃った者である。その都の名はアビテであった

36 ハダデが死んで、マスレカのサムラがこれに代って王となった。

37 サムラが死んでユフラテのほとりにあるレホボテのサウルがこれに代って王となった。

38 サウルが死んでアクボルのバアル・ハナンがこれに代って王となった。

39 アクボルのバアル・ハナンが死んで、ハダルがこれに代って王となった。その都の名はパウであった。その妻の名はメヘタベルといって、メザハブの娘マテレデの娘であった。

40 エサウから出た族長の名は、その氏族と住所と名に従って言えば次のとおりである。すなわちテムナの族長、アルワの族長、エテテの族長、

41 アホリバマの族長、エラの族長、ピノンの族長、

42 ケナズの族長、テマンの族長、ミブザルの族長、

43 マグデエルの族長、イラムの族長。これらはエドムの族長たちであって、その領地内の住所に従っていったものである。エドムびとの先祖エサウである。

創世記 37

1 ヤコブは父の寄留の地、すなわちカナンの地に住んだ。

2 ヤコブ孫は次のとおりである。

3 ヨセフは年寄りであったから、イスラエルは他のどのよりも彼をして、彼のために長そでの着物をつくった。

4 兄弟たちは父がどの兄弟よりも彼を愛するのを見て、彼を憎み、穏やかに彼に語ることができなかった。

5 ある時、ヨセフを見て、それを兄弟たちに話したので、彼らは、ますます彼を憎んだ。

6 ヨセフは彼らに言った、「どうぞわたしが見たを聞いてください。

7 わたしたちがの中で束を結わえていたとき、わたしの束が起きて立つと、あなたがたの束がまわりにきて、わたしの束を拝みました」。

8 すると兄弟たちは彼に向かって、「あなたはほんとうにわたしたちの王になるのか。あなたは実際わたしたちを治めるのか」と言って、彼のとその言葉のゆえにますます彼を憎んだ。

9 ヨセフはまた一つのを見て、それを兄弟たちに語って言った、「わたしはまたを見ました。日とと十一のとがわたしを拝みました」。

10 彼はこれを父と兄弟たちに語ったので、父は彼をとがめて言った、「あなたが見たそのはどういうのか。ほんとうにわたしとあなたのと、兄弟たちとが行って地に伏し、あなたを拝むのか」。

11 兄弟たちは彼をねたんだ。しかし父はこの言葉を心にとめた。

12 さて兄弟たちがシケムに行って、父の群れを飼っていたとき、

13 イスラエルヨセフに言った、「あなたの兄弟たちはシケムで羊を飼っているではないか。さあ、あなたを彼らの所へつかわそう」。ヨセフは父に言った、「はい、行きます」。

14 父は彼に言った、「どうか、行って、あなたの兄弟たちは無事であるか、また群れは無事であるか見てきて、わたしに知らせてください」。父が彼をヘブロンからつかわしたので、彼はシケムに行った。

15 ひとりの人が彼に会い、彼が野をさまよっていたので、その人は彼に尋ねて言った、「あなたは何を捜しているのですか」。

16 彼は言った、「兄弟たちを捜しているのです。彼らが、どこで羊を飼っているのか、どうぞわたしに知らせてください」。

17 その人は言った、「彼らはここを去りました。彼らが『ドタンへ行こう』と言うのをわたしは聞きました」。そこでヨセフ兄弟たちのあとを追って行って、ドタンで彼らに会った。

18 ヨセフが彼らに近づかないうちに、彼らははるかにヨセフを見て、これを殺そうと計り、

19 互に言った、「あの見る者がやって来る

20 さあ、彼を殺してに投げ入れ、悪い獣が彼を食ったと言おう。そして彼のがどうなるか見よう」。

21 ルベンはこれを聞いて、ヨセフを彼らのから救い出そうとして言った、「われわれは彼の命を取ってはならない」。

22 ルベンはまた彼らに言った、「を流してはいけない。彼を荒野のこのに投げ入れよう。彼にをくだしてはならない」。これはヨセフを彼らのから救いだして父に返すためであった。

23 さて、ヨセフ兄弟たちのもとへ行くと、彼らはヨセフの着物、彼が着ていた長そでの着物をはぎとり、

24 彼を捕えてに投げ入れた。そのはからで、その中にはなかった。

25 こうして彼らはすわってパン食べた。時に彼らがをあげて見ると、イシマエルびとの隊商が、らくだに香料と、乳香と、もつやくとを負わせてエジプトへ下り行こうとギレアデからやってきた。  

26 そこでユダ兄弟たちに言った、「われわれが弟を殺し、そのを隠して何の益があろう。

27 さあ、われわれは彼をイシマエルびとに売ろう。彼はわれわれの兄弟、われわれの身だから、彼にを下してはならない」。兄弟たちはこれを聞き入れた。

28 時にミデアンびとの商人たちが通りかかったので、彼らはヨセフから引き上げ、二十シケルでヨセフイシマエルびと売った。彼らはヨセフエジプトへ連れて行った。

29 さてルベンに帰って見たが、ヨセフの中にいなかったので、彼は衣服を裂き、

30 兄弟たちのもとに帰って言った、「あの子はいない。ああ、わたしはどこへ行くことができよう」。

31 彼らはヨセフの着物を取り、雄やぎを殺して、着物をそのに浸し、

32 その長そでの着物を父に持ち帰って言った、「わたしたちはこれを見つけましたが、これはあなたのの着物か、どうか見さだめてください」。

33 父はこれを見さだめて言った、「わがの着物だ。悪い獣が彼を食ったのだ。確かにヨセフはかみ裂かれたのだ」。

34 そこでヤコブ衣服を裂き、荒布にまとって、長い間そののために嘆いた

35 らとらとは皆立って彼を慰めようとしたが、彼は慰められるのを拒んで言った、「いや、わたしは嘆きながら陰府に下って、わがのもとへ行こう」。こうして父は彼のために泣いた。

36 さて、かのミデアンびとらはエジプトでパロの役人、侍衛長ポテパルにヨセフを売った

創世記 38

1 そのころユダ兄弟たちを離れて下り、アドラムびとで、名をヒラという者の所へ行った。

2 ユダはその所で、名をシュアというカナンびとの娘を見て、これをめとり、その所にはいった。

3 彼女はみごもって男のを産んだので、ユダは名をエルと名づけた。

4 彼女は再びみごもって男のを産み、名をオナンと名づけた。

5 また重ねて、男のを産み、名をシラと名づけた。彼女はこの男のを産んだとき、クジブにおった。

6 ユダは長子エルのために、名をタマルというを迎えた。

7 しかしユダの長子エル主の前に悪い者であったので、は彼を殺された。

8 そこでユダオナンに言った、「妻の所にはいって、彼女をめとり、に子供を得させなさい」。

9 しかしオナンはその子が自分のものとならないのを知っていたので、妻の所にはいった時、に子を得させないために地に洩らした。

10 彼のした事は主の前に悪かったので、は彼をも殺された。

11 そこでユダはそのの妻タマル言った、「わたしのシラが成人するまで、寡婦のままで、あなたの父のいなさい」。彼は、シラもまた兄弟たちのよう死ぬかもしれないと、思ったからである。それでタマルは行って父のおった。

12 がたってシュアの娘ユダは死んだ。その後、ユダは喪を終ってその友アドラムびとヒラと共にテムナに上り、自分のの毛を切る者のところへ行った。

13 時に、ひとりの人がタマルに告げて、「あなたのしゅうとがの毛を切るためにテムナに上って来る」と言ったので、

14 彼女は寡婦の衣服を脱ぎすて、被衣で身をおおい隠して、テムナへ行く道のかたわらにあるエナイムの入口にすわっていた。彼女はシラが成人したのに、自分がそのにされないのを知ったからである。

15 ユダは彼女を見たとき、彼女がをおおっていたため、遊女だと思い、

16 道のかたわらで彼女に向かって言った、「さあ、あなたの所にはいらせておくれ」。彼はこの女がわが子の妻であることを知らなかったからである。彼女は言った、「わたしの所にはいるため、何をくださいますか」。

17 ユダは言った、「群れのうちのやぎの子をあなたにあげよう」。彼女は言った、「それをくださるまで、しるしをわたしにくださいますか」。

18 ユダは言った、「どんなしるしをあげようか」。彼女は言った、「あなたの印と紐と、あなたのにあるつえとを」。彼はこれらを与えて彼女の所にはいった。彼女はユダによってみごもった。

19 彼女は起きて去り、被衣を脱いで寡婦の衣服を着た。

20 やがてユダはその女からしるしを取りもどそうと、その友アドラムびとに託してやぎの子を送ったけれども、その女を見いだせなかった。

21 そこで彼はその所の人々に尋ねて言った、「エナイムで道のかたわらにいた遊女はどこにいますか」。彼らは言った、「ここには遊女はいません」。

22 彼はユダのもとに帰って言った、「わたしは彼女を見いだせませんでした。またその所の人々は、『ここには遊女はいない』と言いました」。

23 そこでユダは言った、「女に持たせておこう。わたしたちは恥をかくといけないから。とにかく、わたしはこのやぎの子を送ったが、あなたは彼女を見いだせなかったのだ」。

24 ところがほどたって、ひとりの人がユダに言った、「あなたの嫁タマルは姦淫しました。そのうえ、彼女は姦淫によってみごもりました」。ユダは言った、「彼女を引き出して焼いてしまえ」。

25 彼女は引き出された時、そのしゅうとに人をつかわして言った、「わたしはこれをもっている人によって、みごもりました」。彼女はまた言った、「どうか、この印と、紐と、つえとはだれのものか、見定めてください」。

26 ユダはこれを見定めて言った、「彼女はわたしよりも正しい。わたしが彼女をわがシラに与えなかったためである」。彼は再び彼女を知らなかった。

27 さて彼女の出産の時がきたが、胎内には、ふたごがあった。

28 出産の時に、ひとりの子がを出したので、産婆は、「これがさきに出た」と言い、緋の糸を取って、そのに結んだ。

29 そして、その子がをひっこめると、その弟が出たので、「どうしてあなたは自分で破って出るのか」と言った。これによって名はペレヅと呼ばれた

30 その後、に緋の糸のあるが出たので、名はゼラ呼ばれた

創世記 39

1 さてヨセフは連れられてエジプトに下ったが、パロの役人で侍衛長であったエジプトびとポテパルは、彼をそこに連れ下ったイシマエルびとらのから買い取った。

2 ヨセフと共におられたので、彼は幸運な者となり、その主人エジプトびとのにおった。

3 その主人が彼とともにおられることと、が彼ののすることをすべて栄えさせられるのを見た

4 そこで、ヨセフは彼の前に恵みを得、そのそば近く仕えた。彼はヨセフをつかさどらせ、持ち物をみな彼のにゆだねた。

5 彼がヨセフとすべての持ち物をつかさどらせた時から、ヨセフのゆえにそのエジプトびとの恵まれたので、主の恵みは彼のとにあるすべての持ち物に及んだ。

6 そこで彼は持ち物をみなヨセフにゆだねて、自分が食べる物のほかは、何をも顧みなかった。

7 これらの事の主人ヨセフをつけて言った、「わたしと寝なさい」。

8 ヨセフは拒んで、主人に言った、「御主人はわたしがいるのでの中の何をも顧みず、その持ち物をみなわたしのにゆだねられました。

9 このにはわたしよりも大いなる者はありません。また御主人はあなたを除いては、何をもわたしに禁じられませんでした。あなたが御主人のであるからです。どうしてわたしはこの大きな悪をおこなって、に罪を犯すことができましょう」。

10 彼女は毎日ヨセフに言い寄ったけれども、ヨセフは聞きいれず、彼女と寝なかった。また共にいなかった。

11 あるヨセフが務をするためににはいった時、の者がひとりもそこにいなかったので、

12 彼女はヨセフの着物を捕えて、「わたしと寝なさい」と言った。ヨセフは着物を彼女のに残して外にのがれ出た。

13 彼女はヨセフが着物を自分のに残して外にのがれたのを見て

14 そのの者どもを呼び、彼らに告げて言った、「主人がわたしたちの所に連れてきたヘブルびとは、わたしたちに戯れます。彼はわたしと寝ようとして、わたしの所にはいったので、わたしは大声で叫びました。

15 彼はわたしが声をあげて叫ぶのを聞くと、着物をわたしの所に残して外にのがれ出ました」。

16 彼女はその着物をかたわらに置いて、主人の帰って来るのを待った。

17 そして彼女は次のように主人に告げた、「あなたがわたしたちに連れてこられたヘブルのしもべはわたしに戯れようとして、わたしの所にはいってきました。

18 わたしが声をあげて叫んだので、彼は着物をわたしの所に残して外にのがれました」。

19 主人はそのが「あなたのしもべは、わたしにこんな事をした」と告げる言葉を聞いて、激しく怒った。

20 そしてヨセフ主人は彼を捕えて、王の囚人をつなぐ獄屋に投げ入れた。こうしてヨセフは獄屋の中におったが、

21 ヨセフと共におられて彼にいつくしみを垂れ、獄屋番の恵みをうけさせられた。

22 獄屋番は獄屋におるすべての囚人ヨセフにゆだねたので、彼はそこでするすべての事をおこなった。

23 獄屋番は彼のにゆだねた事はいっさい顧みなかった。がヨセフと共におられたからである。は彼のなす事を栄えさせられた。

創世記 40

1 これらの事のエジプト王の給仕役と料理役とがそのエジプト王に罪を犯した。

2 パロはふたりの役人、すなわち給仕役の長と料理役の長に向かって憤り、

3 侍衛長のの監禁所、すなわちヨセフがつながれている獄屋に入れた。

4 侍衛長はヨセフに命じて彼らと共におらせたので、ヨセフは彼らに仕えた。こうして彼らは監禁所で幾かを過ごした。

5 さて獄屋につながれたエジプト王の給仕役と料理役のふたりは一のうちにそれぞれ意味のある夢を見た

6 ヨセフ、彼らのところへ行って見ると、彼らは悲しみに沈んでいた。

7 そこでヨセフは自分と一緒に主人の監禁所にいるパロの役人たちに尋ねて言った、「どうして、きょう、あなたがたの色が悪いのですか」。

8 彼らは言った、「わたしたちはを見ましたが、解いてくれる者がいません」。ヨセフは彼らに言った、「解くことはによるのではありませんか。どうぞ、わたしに話してください」。

9 給仕役の長はそのヨセフに話して言った、「わたしが見たで、わたしのに一本のぶどうの木がありました。

10 そのぶどうの木につの枝があって、芽を出し、花が咲き、ぶどうのふさが熟しました。

11 時にわたしのに、パロの杯があって、わたしはそのぶどうを取り、それをパロの杯にしぼり、その杯をパロのにささげました」。

12 ヨセフは言った、「その解き明かしはこうです。つの枝はです。

13 今からのうちにパロはあなたのを上げて、あなたを元の役目に返すでしょう。あなたはさきに給仕役だった時にされたように、パロのに杯をささげられるでしょう。

14 それで、あなたがしあわせになられたら、わたしを覚えていて、どうかわたしに恵みを施し、わたしの事をパロに話して、このからわたしを出してください。

15 わたしは、実はヘブルびとの地からさらわれてきた者です。またここでもわたしは地下の獄屋に入れられるような事はしなかったのです」。

16 料理役の長はその解き明かしの良かったのを見てヨセフに言った、「わたしも夢を見たが、白いパンのかごがつ、わたしのの上にあった。

17 一番上のかごには料理役がパロのために作ったさまざまの食物があったが、がわたしのの上のかごからそれを食べていた」。

18 ヨセフは答えて言った、「その解き明かしはこうです。つのかごはです。

19 今からのうちにパロはあなたのを上げ離して、あなたをに掛けるでしょう。そしてがあなたのを食い取るでしょう」。

20 さて目はパロの誕生であったので、パロはすべての家来のためにふるまいを設け、家来のうちの給仕役の長のと、料理役の長のを上げた。

21 すなわちパロは給仕役の長を給仕役の職に返したので、彼はパロの手に杯をささげた。

22 しかしパロは料理役の長を木に掛けたヨセフが彼らに解き明かしたとおりである。

23 ところが、給仕役の長はヨセフを思い出さず、忘れてしまった。