天界の秘義 #3236

작가: 엠마누엘 스베덴보리

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3236. アブラハムは、ここで霊的な〈神の善〉の面からみた主を表象しており、アブラハムの女は、その善に添え結ばれた〈神の真理〉の面からみた主を表象します。これは夫と妻について前述したことから明らかです。アブラハムとサラについては以前触れたように(1468,1901,2063,2065,2172,2173,2198,2904節)、「夫」は善を表象し、「妻」は真理を表象します。それはまた前章で、イサクとリベカについて述べたときもそうです(3077節)。

「夫」が善を表象し、「妻」が真理を表象することは、教会が結婚に例えられ、善と真理との結婚であることに由来します。夫が表象するのは善ですが、それは最初の場所を占めるからです。妻が真理であるのは、第二の場所だからです。したがって、〈みことば〉の中で主が「花婿」「夫」「新郎」と呼ばれ、教会が「花嫁」「女」「妻」と呼ばれています。

② それでは霊的善とは何で、その善に添え結ばれる霊的真理とは何かです。これは3235節で触れた箇所から分かります。人にある霊的善は、概していうと、信仰の善と呼ばれるもので、隣人への仁愛以外の何ものでもありません。しかしそれが仁愛になるためには、主が霊的人間に与えられる新しい意志が必要になります。

その善に添え結ばれる霊的真理とは、信仰の真理と呼ばれるもので、まずは仁愛を目標にし、これを基本原理にします。しかし霊的人間にとって信仰の真理、すなわち信仰になるためには、主が与えられる新しい理性に根ざす必要があります。そして新しい理性は、新しい意志から、それなりの光を受けます。

  
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