天界の秘義 #5068

Од страна на Емануел Сведенборг

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5068. 「人の子がその栄光のうちに来るにあたって、栄光の座に着くとき、王はかれらに向かって言う」との一節には、主がご自分を「王」という立場に置かれたことを示します。主の王政は、〈神の真理〉に他ならず、その真理に根ざし、その真理にしたがって、審判が行われます。

しかしその真理に根ざし、真理にしたがって、一方では善人と審判される人がいる反面、他方では悪人と審判される人がいます。善人は、〈神の真理〉を受け入れたため、善に基いた審判、すなわち慈悲に根ざした判定が与えられます。悪人は、〈神の真理〉を受け入れなかったため、真理に基いた審判、すなわち慈悲に根ざすことのない判定が与えられます。かれらは慈悲を拒否しました。しかも来世で、絶えず拒否することになります。

〈神の真理〉を受け入れるとは、信仰をもつとともに、その信仰を実践することです。すなわち教義上のことを〈いのち〉に同化させるよう、実践することです。主がご自分を王の立場に置かれたのには、そのような意味があります。主の王政こそ〈神の真理〉であることは、1728,2015,3009,3670,4581,4966節を参照ください。

  
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