ステップ _9713

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列王記上 14

1 そのころヤラベアムのアビヤが病気になったので、

2 ヤラベアムはに言った、「立って姿を変え、ヤラベアムのであることの知られないようにしてシロへ行きなさい。わたしがこの民の王となることを、わたしに告げた預言者アヒヤがそこにいます。

3 パン個と菓子数個および、みつ一びんを携えて彼のところへ行きなさい。彼はこの子がどうなるかをあなたに告げるでしょう」。

4 ヤラベアムのはそのようにして、立ってシロへ行き、アヒヤのに着いたが、アヒヤは年老いたため、がかすんで見ることができなかった。

5 しかし主はアヒヤに言われた、「ヤラベアムの供の事をあなたに尋ねるために来る供は病気だ。あなたは彼女にこうこう言わなければならない」。

6 しかし彼女が戸口にはいってきたとき、アヒヤはその音を聞いて言った、「ヤラベアムのよ、はいりなさい。なぜ、他人を装うのですか。わたしはあなたにきびしい事を告げるよう、命じられています。

7 行ってヤラベアムに言いなさい、『イスラエルの、主はこう仰せられる、「わたしはあなたを民のうちからあげ、わたしの民イスラエルの上に立てて君とし、

8 国をダビデから裂き離して、それをあなたに与えたのに、あなたはわたしのしもべダビデが、わたしの命令を守って一心にわたしに従い、ただわたしのにかなった事のみを行ったようにではなく、

9 あなたよりも先にいたすべての者にまさって悪をなし、行って自分のために他の神々と鋳た像を造り、わたしを怒らせ、わたしをうしろに捨て去った。

10 それゆえ、見よ、わたしはヤラベアムのに災を下し、ヤラベアムに属する男は、イスラエルについて、つながれた者も、自由な者もことごとく断ち、人があくたを残りなく焼きつくすように、ヤラベアムのを全く断ち滅ぼすであろう。

11 ヤラベアムに属する者は、死ぬ者をが食べ、野で死ぬ者を空の食べるであろう。主がこれを言われるのである」』。

12 あなたは立って、へ帰りなさい。あなたのにはいる時に、子どもは死にます。

13 そしてイスラエルは皆、彼のために悲しんで彼を葬るでしょう。ヤラベアムに属する者は、ただ彼だけ墓に葬られるでしょう。ヤラベアムののうちで、彼はイスラエルの、主にむかって良い思いをいだいていたからです。

14 主はイスラエルの上にひとりの王を起されます。彼はそのヤラベアムのを断つでしょう。

15 その後主はイスラエルを撃って、水に揺らぐ葦のようにし、イスラエルを、その先祖に賜わったこの良い地から抜き去って、ユフラテの向こうに散らされるでしょう。彼らがアシラ像を造って主を怒らせたからです。

16 主はヤラベアムののゆえに、すなわち彼がみずから犯し、またイスラエルに犯させたそののゆえにイスラエルを捨てられるでしょう」。

17 ヤラベアムのは立って去り、テルザへ行って、の敷居をまたいだ時、子どもは死んだ。

18 イスラエルは皆彼を葬り、彼のために悲しんだ。主がそのしもべ預言者アヒヤによってわれた言葉のとおりである。

19 ヤラベアムのその他の事績、彼がどのように戦い、どのように世を治めたかは、イスラエルの王の歴代志の書にしるされている。

20 ヤラベアムが世を治めた二十年であった。彼はその先祖と共に眠って、そのナダブが代って王となった。

21 ソロモンのレハベアムはユダで世を治めた。レハベアムは王となったとき四十一歳であったが、主がその名を置くために、イスラエルのすべての部族のうちから選ばれたエルサレムで、十七年世を治めた。そのの名はナアマといってアンモンびとであった。

22 ユダの人々はその先祖の行ったすべての事にまさって、主のの前に悪を行い、その犯したによって主の怒りを引き起した。

23 彼らもすべての高い丘の上と、すべての青下に、高き所と石の柱とアシラ像とを建てたからである。

24 そのにはまた神殿男娼たちがいた。彼らは主がイスラエルの人々のから追い払われた民のすべての憎むべき事をならい行った。

25 レハベアムの王の第五年にエジプトの王シシャクがエルサレムに攻め上ってきて、

26 主の宮の宝物と、王の宮殿の宝物を奪い去った。彼はそれをことごとく奪い去り、またソロモンの造った金のをみな奪い去った。

27 レハベアムはその代りに青銅のを造って、王の宮殿の門を守る侍衛長のにわたした。

28 王が主の宮にはいるごとに、侍衛はそれを携え、また、それを侍衛のへやへ持ち帰った。

29 レハベアムのその他の事績と、彼がしたすべての事は、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか。

30 レハベアムとヤラベアムの間には絶えず戦争があった。

31 レハベアムはその先祖と共に眠って先祖と共にダビデに葬られた。そのの名はナアマといってアンモンびとであった。そのアビヤムが代って王となった。

列王記上 15

1 ネバテのヤラベアム王の第十八年にアビヤムがユダの王となり、

2 エルサレムで三年世を治めた。そのの名はマアカといって、アブサロムの娘であった。

3 彼はその父が先に行ったもろもろのをおこない、その心は父ダビデの心のようにその、主に対して全く真実ではなかった。

4 それにもかかわらず、その、主はダビデのために、エルサレムにおいて彼に一つのともしびを与え、そのを彼のあとに立てて、エルサレムを固められた。

5 それはダビデヘテびとウリヤの事のほか、一生の間、主のにかなう事を行い、主が命じられたすべての事に、そむかなかったからである。

6 レハベアムとヤラベアムの間には一生の間、戦争があった。

7 アビヤムのその他の行為と、彼がしたすべての事は、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか。アビヤムとヤラベアムの間にも戦争があった。

8 アビヤムはその先祖と共に眠って、ダビデに葬られ、そのアサが代って王となった。

9 イスラエルの王ヤラベアムの第二十年にアサはユダの王となり、

10 エルサレム四十一年世を治めた。そのの名はマアカといってアブサロムの娘であった。

11 アサはその父ダビデがしたように主のにかなう事をし、

12 神殿男娼をから追い出し、先祖たちの造ったもろもろの偶像を除いた。

13 彼はまたそのマアカが、アシラのために憎むべき像を造らせたので、彼女を太后の位から退けた。そしてアサはその憎むべき像を切り倒してキデロンの谷で焼き捨てた。

14 ただし高き所は除かなかった。けれどもアサの心は一生の間、主に対して全く真実であった。

15 彼は父の献納した物と自分の献納した物、金および器物を主の宮に携え入れた。

16 アサとイスラエルの王バアシャの間には一生の間、戦争があった。

17 イスラエルの王バアシャはユダに攻め上り、ユダの王アサの所に、だれをも出入りさせないためにラマを築いた。

18 そこでアサは主の宮の蔵と、王の宮殿の蔵に残っている金をことごとく取って、これを来たちのにわたし、そしてアサ王は彼らをダマスコに住んでいるスリヤの王、ヘジョンのタブリモンのであるベネハダデにつかわして言わせた、

19 「わたしの父とあなたの父との間に結ばれていたように、わたしとあなたの間に同盟を結びましょう。わたしはあなたに金の贈り物をさしあげます。行って、あなたとイスラエルの王バアシャとの同盟を破棄し、彼をわたしの所から撤退させてください」。

20 ベネハダデはアサ王の言うことを聞き、自分の勢の長たちをつかわしてイスラエルの々を攻め、イヨンとダンとアベル・ベテ・マアカおよびキンネレテの全地と、ナフタリの全地を撃った。

21 バアシャはこれを聞き、ラマを築くことをやめて、テルザにとどまった。

22 そこでアサ王はユダ全国に布告を発した。ひとりも免れる者はなかった。すなわちバアシャがラマを築くために用いたと材を運びこさせ、アサ王はそれを用いて、ベニヤミンのゲバとミヅパを築いた。

23 アサのその他の事績とそのすべての勲功と、彼がしたすべての事および彼が建てた々は、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか。彼は老年になってを病んだ。

24 アサはその先祖と共に眠って、父ダビデ先祖と共に葬られ、そのヨシャパテが代って王となった。

25 ユダの王アサの第二年にヤラベアムのナダブイスラエルの王となって、イスラエルを治めた。

26 彼は主のの前に悪を行い、その父の道に歩み、父がイスラエルに犯させたをおこなった。

27 イッサカルのアヒヤのバアシャは彼に対してむほんを企て、ペリシテびとに属するギベトンで彼を撃った。これはナダブイスラエルが皆ギベトンを囲んでいたからである。

28 こうしてユダの王アサの第三年にバアシャは彼を殺し、彼に代って王となった。

29 彼は王となるとすぐヤラベアムの全を撃ち、息のある者をひとりもヤラベアムのに残さず、ことごとく滅ぼした。主がそのしもべシロびとアヒヤによってわれた言葉のとおりであって、

30 これはヤラベアムがみずから犯し、またイスラエルに犯させたのため、また彼がイスラエルの、主を怒らせたその怒りによるのであった。

31 ナダブのその他の事績と、彼がしたすべての事は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

32 アサとイスラエルの王バアシャの間には一生の間戦争があった。

33 ユダの王アサの第三年にアヒヤのバアシャはテルザでイスラエルの全地の王となって、二十年世を治めた。

34 彼は主のの前に悪を行い、ヤラベアムの道に歩み、ヤラベアムがイスラエルに犯させたをおこなった。

列王記上 16

1 そこで主の言葉がハナニのエヒウに臨み、バアシャを責めてった、

2 「わたしはあなたをちりの中からあげて、わたしの民イスラエルの上に君としたが、あなたはヤラベアムの道に歩み、わたしの民イスラエルを犯させ、そのをもってわたしを怒らせた。

3 それでわたしは、バアシャとそのを全く滅ぼし去り、あなたのをネバテのヤラベアムののようにする。

4 バアシャに属する者で、死ぬ者はが食べ、彼に属する者で、野で死ぬ者は空の食べるであろう」。

5 バアシャのその他の事績と、彼がした事と、その勲功とは、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

6 バアシャはその先祖と共に眠って、テルザに葬られ、そのエラが代って王となった。

7 主の言葉はまたハナニの預言者エヒウによって臨み、バアシャとそのを責めた。これは彼が主のの前に、もろもろの悪を行い、そののわざをもって主を怒らせ、ヤラベアムのにならったためであり、また彼がヤラベアムのを滅ぼしたためであった。

8 ユダの王アサの第二十六年にバアシャのエラはテルザでイスラエルの王となり、二年世を治めた。

9 彼がテルザにいて、テルザの宮殿のつかさアルザので酒を飲んで酔った時、その来で戦車隊の半ばを指揮していたジムリが、彼にそむいた。

10 そしてユダの王アサの第二十七年にジムリは、はいってきて彼を撃ち殺し、彼に代って王となった。

11 ジムリは王となって、位についた時、バアシャの全を殺し、その親族または友だちの男子は、ひとりも残さなかった。

12 こうしてジムリはバアシャの全を滅ぼした。主が預言者エヒウによってバアシャを責めてわれた言葉のとおりである。

13 これはバアシャのもろもろのと、そのエラののためであって、彼らがを犯し、またイスラエルを犯させ、彼らの偶像をもってイスラエルの、主を怒らせたからである。

14 エラのその他の事績と、彼がしたすべての事は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

15 ユダの王アサの第二十七年にジムリはテルザで七の間、世を治めた。民はペリシテびとに属するギベトンにむかって陣取っていたが、

16 その陣取っていた民が「ジムリはむほんを起して王を殺した」と人のいうのを聞いたので、イスラエルは皆その陣営で、の長オムリをイスラエルの王とした。

17 そこでオムリはイスラエルの人々と共にギベトンから上ってテルザを囲んだ。

18 ジムリはそのの陥るのを見て、王の宮殿の天守にはいり、王の宮殿にをかけてその中で死んだ。

19 これは彼が犯したのためであって、彼が主のの前に悪を行い、ヤラベアムの道に歩み、ヤラベアムがイスラエルに犯させたそのを行ったからである。

20 ジムリのその他の事績と、彼が企てた陰謀は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

21 その時イスラエルの民は二つに分れ、民の半ばはギナテのテブニに従って、これを王としようとし、半ばはオムリに従った。

22 しかしオムリに従った民はギナテのテブニに従った民に勝って、テブニは死に、オムリが王となった。

23 ユダの王アサの第三十一年にオムリはイスラエルの王となって十二年世を治めた。彼はテルザで年王であった。

24 彼は二タラントでセメルからサマリヤの山を買い、その上にを建て、その建てたの名をそのの持ちであったセメルの名に従ってサマリヤと呼んだ。

25 オムリは主のに悪を行い、彼よりも先にいたすべての者にまさって悪い事をした。

26 彼はネバテのヤラベアムのすべての道に歩み、ヤラベアムがイスラエルを犯させ、彼らの偶像をもってイスラエルの、主を怒らせたそのを行った。

27 オムリが行ったその他の事績と、彼があらわした勲功とは、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

28 オムリはその先祖と共に眠って、サマリヤに葬られ、そのアハブが代って王となった。

29 ユダの王アサの第三十八年にオムリのアハブイスラエルの王となった。オムリのアハブはサマリヤで二十イスラエルを治めた。

30 オムリのアハブは彼よりも先にいたすべての者にまさって、主のに悪を行った。

31 彼はネバテのヤラベアムのを行うことを、軽い事とし、シドンびとの王エテバアルの娘イゼベルにめとり、行ってバアルに仕え、これを拝んだ。

32 彼はサマリヤに建てたバアルの宮に、バアルのために祭壇を築いた。

33 アハブはまたアシラ像を造った。アハブは彼よりも先にいたイスラエルのすべての王にまさってイスラエルの、主を怒らせることを行った。

34 彼の代にベテルびとヒエルはエリコ建てた。彼はその基をすえる時に長アビラムを失い、その門を立てる時に末のセグブを失った。主がヌンのヨシュアによってわれた言葉のとおりである。

列王記上 17

1 ギレアデのテシベに住むテシベびとエリヤアハブに言った、「わたしの仕えているイスラエルの、主は生きておられます。わたしの言葉のないうちは、数年雨ももないでしょう」。

2 主の言葉がエリヤに臨んだ、

3 「ここを去って東におもむき、ヨルダンの東にあるケリテ川のほとりに身を隠しなさい。

4 そしてその川の水を飲みなさい。わたしはからすに命じて、そこであなたを養わせよう」。

5 エリヤは行って、主の言葉のとおりにした。すなわち行って、ヨルダンの東にあるケリテ川のほとりに住んだ。

6 すると、からすがごとに彼の所にパンを運び、また夕ごとにパンを運んできた。そして彼はその川の水を飲んだ

7 しかしに雨がなかったので、しばらくしてその川はかれた。

8 その時、主の言葉が彼に臨んでった、

9 「立ってシドンに属するザレパテへ行って、そこに住みなさい。わたしはそのところのやもめ女に命じてあなたを養わせよう」。

10 そこで彼は立ってザレパテへ行ったが、の門に着いたとき、ひとりのやもめ女が、その所でたきぎを拾っていた。彼はその女に声をかけて言った、「器に水を少し持ってきて、わたしに飲ませてください」。

11 彼女が行って、それを持ってこようとした時、彼は彼女を呼んで言った、「に一口のパンを持ってきてください」。

12 彼女は言った、「あなたの、主は生きておられます。わたしにはパンはありません。ただ、かめに一握りの粉と、びんに少しのがあるだけです。今わたしはたきぎ、三本を拾い、うちへ帰って、わたしと供のためにそれを調理し、それを食べて死のうとしているのです」。

13 エリヤは彼女に言った、「恐れるにはおよばない。行って、あなたが言ったとおりにしなさい。しかしまず、それでわたしのために小さいパンを、一つ作って持ってきなさい。その後、あなたと、あなたの供のために作りなさい。

14 『主が雨を地のおもてに降らすまで、かめの粉は尽きず、びんのは絶えない』とイスラエルの、主が言われるからです」。

15 彼女は行って、エリヤったとおりにした。彼女と彼および彼女の族は久しく食べた

16 主がエリヤによってわれた言葉のように、かめの粉は尽きず、びんのは絶えなかった。

17 これらの事の、そのの主婦であるこの女の男のが病気になった。その病気はたいそう重く、息が絶えたので、

18 彼女はエリヤに言った、「神の人よ、あなたはわたしに、何の恨みがあるのですか。あなたはわたしのを思い出させるため、またわたしのを死なせるためにおいでになったのですか」。

19 エリヤは彼女に言った、「をわたしによこしなさい」。そして彼女のふところから供を取り、自分のいる屋上のへやへかかえて上り、自分の寝台に寝かせ、

20 主に呼ばわって言った、「わが、主よ、あなたはわたしが宿っている家のやもめにさえ災をくだして、供を殺されるのですか」。

21 そして三度その子供の上に身を伸ばし、主に呼ばわって言った、「わが、主よ、この子供のをもとに帰らせてください」。

22 主はエリヤの声を聞きいれられたので、その子供のはもとに帰って、彼は生きかえった。

23 エリヤはその供を取って屋上のへやからの中につれて降り、そのにわたして言った、「ごらんなさい。あなたのは生きかえりました」。

24 女はエリヤった、「今わたしはあなたが神の人であることと、あなたのにある主の言葉が真実であることを知りました」。