ステップ _9713

勉強

     

列王記上 18

1 多くのを経て、年目に主の言葉エリヤに臨んだ、「行って、あなたの身をアハブに示しなさい。わたしはを地に降らせる」。

2 エリヤはその身をアハブに示そうとして行った。その時、サマリヤにききんが激しかった。

3 アハブづかさオバデヤを召した。(オバデヤは深くを恐れる人で、

4 イゼベル主の預言者を断ち滅ぼした時、オバデヤは人の預言者を救い出して五十人ずつほら穴に隠し、パンをもって彼らを養った)。

5 アハブはオバデヤに言った、「中のすべてのの源と、すべてのに行ってみるがよい。と騾を生かしておくためのがあるかもしれない。そうすれば、われわれは家畜をいくぶんでも失わずにすむであろう」。

6 彼らは行き巡る地をふたりで分け、アハブはひとりでこの道を行き、オバデヤはひとりで他の道を行った。

7 オバデヤが道を進んでいた時、エリヤが彼に会った。彼はエリヤを認めて伏して言った、「わがエリヤよ、あなたはここにおられるのですか」。

8 エリヤは彼に言った、「そうです。行って、あなたの主人に、エリヤはここにいると告げなさい」。

9 彼は言った、「わたしにどんな罪があって、あなたはしもべをアハブのにわたして殺そうとされるのですか。

10 あなたのは生きておられます。わたしの主人があなたを尋ねるために、人をつかわさない民はなく、もありません。そしてエリヤはいないと言う時は、その、その民に、あなたが見つからないという誓いをさせるのです。

11 あなたは今『行って、エリヤはここにいると主人に告げよ』と言われます。

12 しかしわたしがあなたを離れて行くと、主の霊はあなたを、わたしの知らない所へ連れて行くでしょう。わたしが行ってアハブに告げ、彼があなたを見つけることができなければ、彼はわたしを殺すでしょう。しかし、しもべは幼い時から恐れている者です。

13 イゼベル主の預言者を殺した時に、わたしがした事、すなわち、わたしが主の預言者のうち人を五十人ずつほら穴に隠して、パンをもって養った事を、わがは聞かれませんでしたか。

14 ところが今あなたは『行って、エリヤはここにいると主人に告げよ』と言われます。そのようなことをすれば彼はわたしを殺すでしょう」。

15 エリヤは言った、「わたしの仕える万は生きておられる。わたしは必ず、きょう、わたしの身を彼に示すであろう」。

16 オバデヤは行ってアハブに会い、彼に告げたので、アハブエリヤに会おうとして行った。

17 アハブエリヤ見たとき、彼に言った、「イスラエルを悩ます者よ、あなたはここにいるのですか」。

18 彼は答えた、「わたしがイスラエルを悩ますのではありません。あなたと、あなたの父のが悩ましたのです。あなたがたが主の命令を捨て、バアルに従ったためです。

19 それで今、人をつかわしてイスラエルのすべての人およびバアル預言者五十人、ならびにアシラの預言者人、イゼベルの食卓で食事する者たちをカルメルに集めて、わたしの所にこさせなさい」。

20 そこでアハブイスラエルのすべての人に人をつかわして、預言者たちをカルメルに集めた。

21 そのときエリヤはすべての民に近づいて言った、「あなたがたはいつまでつのものの間に迷っているのですか。ならばそれに従いなさい。しかしバアルならば、それに従いなさい」。民はひと言も彼に答えなかった。

22 エリヤは民に言った、「わたしはただひとり残った主の預言者です。しかしバアル預言者五十人あります。

23 われわれに頭の牛をください。そして一頭の牛を彼らに選ばせ、それを切り裂いて、たきぎの上に載せ、それにをつけずにおかせなさい。わたしも一頭の牛を整え、それをたきぎの上に載せてをつけずにおきましょう。

24 こうしてあなたがたはあなたがたの神の名を呼びなさい。わたしは主の名を呼びましょう。そしてをもって答えるとしましょう」。民は皆答えて「それがよかろう」とった。

25 そこでエリヤバアル預言者たちに言った、「あなたがたは大ぜいだから初めに一頭の牛を選んで、それを整え、あなたがたの神の名を呼びなさい。ただしをつけてはなりません」。

26 彼らは与えられた牛を取って整え、から昼までバアルの名を呼んで「バアルよ、答えてください」と言った。しかしなんの声もなく、また答える者もなかったので、彼らは自分たちの造った祭壇のまわりに踊った。

27 昼になってエリヤは彼らをあざけって言った、「彼はだから、大声をあげて呼びなさい。彼は考えにふけっているのか、よそへ行ったのか、旅に出たのか、または眠っていて起されなければならないのか」。

28 そこで彼らは大声に呼ばわり、彼らのならわしに従って、刀とやりで身を傷つけ、をその身に流すに至った。

29 こうして昼が過ぎても彼らはなお叫び続けて、夕の供え物をささげる時にまで及んだ。しかしなんの声もなく、答える者もなく、また顧みる者もなかった。

30 その時エリヤはすべての民にむかって「わたしに近寄りなさい」と言ったので、民は皆彼に近寄った。彼はこわれている主の祭壇を繕った。

31 そしてエリヤは昔、主の言葉ヤコブに臨んで、「イスラエルをあなたの名とせよ」とわれたヤコブの子らの部族の数にしたがって十二のを取り、

32 その主の名によって祭壇を築き、祭壇の周囲に種二セヤをいれるほどの大きさの、みぞを作った。

33 また、たきぎを並べ、牛を切り裂いてたきぎの上に載せて言った、「つのかめにを満たし、それを燔祭とたきぎの上に注げ」。

34 また言った、「それを二度せよ」。二度それをすると、また言った、「三度それをせよ」。三度それをした。

35 祭壇の周囲に流れた。またみぞにもを満たした。

36 夕の供え物をささげる時になって、預言者エリヤは近寄って言った、「アブラハムイサク、ヤコブのよ、イスラエルでは、あなたがであること、わたしがあなたのしもべであって、あなたの言葉に従ってこのすべての事を行ったことを、今日知らせてください。

37 よ、わたしに答えてください、わたしに答えてください。よ、この民にあなたがであること、またあなたが彼らのを翻されたのであることを知らせてください」。

38 そのとき主のが下って燔祭と、たきぎと、と、ちりとを焼きつくし、またみぞのをなめつくした。

39 民は皆見て、ひれ伏して言った、「である。である」。

40 エリヤは彼らに言った、「バアル預言者を捕えよ。そのひとりも逃がしてはならない」。そこで彼らを捕えたので、エリヤは彼らをキションに連れくだって、そこで彼らを殺した。

41 エリヤアハブに言った、「大雨の音がするから、上って行って、食い飲みしなさい」。

42 アハブは食い飲みするために上っていった。しかしエリヤカルメルの頂に登り、地に伏してひざの間に入れていたが、

43 彼はしもべに言った、「上っていっての方を見なさい」。彼は上っていって、見て、「何もありません」と言ったので、エリヤは「もう一度行きなさい」と言って七度に及んだ。

44 七度目にしもべは言った、「から人の手ほどの小さな雲が起っています」。エリヤは言った、「上っていって、『雨にとどめられないように車を整えて下れ』とアハブに言いなさい」。

45 すると間もなく、雲とが起り、が黒くなって大雨が降ってきた。アハブは車に乗ってエズレルへ行った。

46 また主のエリヤに臨んだので、彼はをからげ、エズレルの入口までアハブのに走っていった。

列王記上 19

1 アハブエリヤのしたすべての事、また彼がすべての預言者を刀で殺したことをイゼベルに告げたので、

2 イゼベル使者エリヤにつかわして言った、「もしわたしが、あすの今ごろ、あなたの命をあの人々のひとりの命のようにしていないならば、神々がどんなにでも、わたしをしてくださるように」。

3 そこでエリヤは恐れて、自分の命を救うために立って逃げ、ユダに属するベエルシバへ行って、しもべをそこに残し、

4 自分は一日の道のりほど荒野にはいって行って、れだまの木の下に座し、自分の死を求めて言った、「よ、もはや、じゅうぶんです。今わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありません」。

5 彼はれだまの木の下に伏して眠ったが、天の使が彼にさわり、「起きて食べなさい」と言ったので、

6 起きて見ると、頭のそばに、焼け石の上で焼いたパン一個と、一びんのがあった。彼は食べ、かつ飲んでまた寝た。

7 主の使は再びきて、彼にさわって言った、「起きて食べなさい。道が遠くて耐えられないでしょうから」。

8 彼は起きて食べ、かつ飲み、その食物で力づいて四十四十行って、神のホレブに着いた。

9 その所で彼はほら穴にはいって、そこに宿ったが、主の言葉が彼に臨んで、彼にわれた、「エリヤよ、あなたはここで何をしているのか」。

10 彼は言った、「わたしは万主のために非常に熱心でありました。イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、刀をもってあなたの預言者たちを殺したのです。ただわたしだけ残りましたが、彼らはわたしの命を取ろうとしています」。

11 は言われた、「出て、の上で主のに、立ちなさい」。その時は通り過ぎられ、主のに大きな強いが吹き、を裂き、を砕いた。しかしの中におられなかった。に地震があったが、地震の中にもはおられなかった。

12 地震のがあったが、の中にもはおられなかった。に静かな細い声が聞えた。

13 エリヤはそれを聞いてを外套に包み、出てほら穴の口に立つと、彼に語る声が聞えた、「エリヤよ、あなたはここで何をしているのか」。

14 彼は言った、「わたしは万主のために非常に熱心でありました。イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、刀であなたの預言者たちを殺したからです。ただわたしだけ残りましたが、彼らはわたしの命を取ろうとしています」。

15 は彼に言われた、「あなたの道を帰って行って、ダマスコ荒野におもむき、ダマスコに着いて、ハザエルに油を注ぎ、スリヤの王としなさい。

16 またニムシのエヒウに油を注いでイスラエルの王としなさい。またアベルメホラのシャパテのエリシャに油を注いで、あなたに代って預言者としなさい。

17 ハザエルのつるぎをのがれる者をエヒウが殺し、エヒウのつるぎをのがれる者をエリシャが殺すであろう。

18 また、わたしはイスラエルのうちに七人を残すであろう。皆バアルひざをかがめず、それにづけしない者である」。

19 さてエリヤはそこを去って行って、シャパテのエリシャに会った。彼は十二くびきの牛をに行かせ、自分は十二番目のくびきと共にいて耕していた。エリヤは彼のかたわらを通り過ぎて外套を彼の上にかけた。

20 エリシャは牛を捨て、エリヤのあとに走ってきて言った、「わたしの父に口づけさせてください。そしてあなたに従いましょう」。エリヤは彼に言った、「行ってきなさい。わたしはあなたに何をしましたか」。

21 エリシャは彼を離れて帰り、ひとくびきの牛を取って殺し、牛のくびきを燃やしてそのを煮、それを民に与えて食べさせ、立って行ってエリヤに従い、彼に仕えた

列王記上 20:1-25

1 スリヤの王ベネハダデはその勢をことごとく集めた。三十二人の王が彼と共におり、またと戦車もあった。彼は上ってサマリヤを囲み、これを攻めた。

2 また彼は使者をつかわし、イスラエルのアハブに言った、「ベネハダデはこう申します、

3 『あなたの金はわたしのもの、またあなたのたちと供たちの最も美しい者もわたしのものです』」。

4 イスラエルの王は答えた、「王、わがよ、仰せのとおり、わたしと、わたしの持ち物は皆あなたのものです」。

5 使者は再びきて言った、「ベネハダデはこう申します、『わたしはさきに人をつかわして、あなたの金を引きわたせと言いました。

6 しかし、あすの今ごろ、しもべたちをあなたにつかわします。彼らはあなたのと、あなたの来のを探って、すべて彼らの気にいる物をに入れて奪い去るでしょう』」。

7 そこでイスラエルの王は長老をことごとく召して言った、「よく注意して、この人が無理な事を求めているのを知りなさい。彼は人をつかわして、わたしのと金を求めたが、わたしはそれを拒まなかった」。

8 すべての長老および民は皆彼に言った、「聞いてはなりません。承諾してはなりません」。

9 それで彼はベネハダデの使者に言った、「王、わがに告げなさい。『あなたが初めに要求されたことは皆いたしましょう。しかし今度の事はできません』」。使者は去って復命した。

10 ベネハダデは彼に人をつかわして言った、「もしサマリヤのちりが、わたしに従うすべての民の手を満たすにりるならば、神々がどんなにでも、わたしをしてくださるように」。

11 イスラエルの王は答えた、「『武具をびる者は、それを脱ぐ者のように誇ってはならない』と告げなさい」。

12 ベネハダデは仮小屋で、王たちと酒を飲んでいたが、この事を聞いて、その家来たちに言った、「戦いの備えをせよ」。彼らはにむかって戦いの備えをした。

13 この時ひとりの預言者イスラエルのアハブのもとにきて言った、「はこう仰せられる、『あなたはこの大軍を見たか。わたしはきょう、これをあなたのにわたす。あなたは、わたしがであることを、知るようになるであろう』」。

14 アハブは言った、「だれにさせましょうか」。彼は言った、「はこう仰せられる、『地方の代官の家来たちにさせよ』」。アハブは言った、「だれが戦いを始めましょうか」。彼は答えた、「あなたです」。

15 そこでアハブは地方の代官の家来たちを調べたところ三十二人あった。次にすべての民、すなわちイスラエルのすべての人を調べたところ七人あった。

16 彼らは昼ごろ出ていったが、ベネハダデは仮小屋で、味方の三十二人の王たちと共に酒を飲んで酔っていた。

17 地方の代官の家来たちが先に出ていった。ベネハダデは斥候をつかわしたが、彼らは「サマリヤから人々が出てきた」と報告したので、

18 彼は言った、「和解のために出てきたのであっても、生どりにせよ。また戦いのために出てきたのであっても、生どりにせよ」。

19 地方の代官の家来たちと、それに従う勢がから出ていって、

20 おのおのその相手を撃ち殺したので、スリヤびとは逃げたイスラエルはこれを追ったが、スリヤの王ベネハダデはに乗り、騎兵を従えてのがれた。

21 イスラエルの王は出ていって、と戦車をぶんどり、また大いにスリヤびとを撃ち殺した。

22 時に、かの預言者イスラエルの王のもとにきて言った、「行って、力を養い、なすべき事をよく考えなさい。来年の春にはスリヤの王が、あなたのところに攻め上ってくるからです」。

23 スリヤの王の家来たちは王に言った、「彼らの神々ですから彼らがわれわれよりも強かったのです。もしわれわれが平地で戦うならば、必ず彼らよりも強いでしょう。

24 それでこうしなさい。王たちをおのおのその地位から退かせ、総督を置いてそれに代らせなさい。

25 またあなたが失った勢に等しい勢を集め、、戦車は戦車をもって補いなさい。こうしてわれわれが平地で戦うならば必ず彼らよりも強いでしょう」。彼はその言葉を聞きいれて、そのようにした。