Schritt 234

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エレミヤ書 5:20-31

20 これをヤコブにのべ、またユダに示して言え、

21 「愚かで、悟りもなく、があっても見えず、耳があっても聞えない民よ、これを聞け。

22 主は言われる、あなたがたはわたしを恐れないのか、わたしのにおののかないのか。わたしはを置いての境とし、これを永遠の限界として、越えることができないようにした。波はさかまいても、勝つことはできない、鳴りわたっても、これを越えることはできない。

23 ところが、この民には強情な、そむくがあり、彼らはわき道にそれて、去ってしまった。

24 彼らは『われわれに雨を与え、秋の雨と春の雨を時にしたがって降らせ、われわれのために刈入れの時を定められたわれわれの、主を恐れよう』とその心のうちに言わないのだ。

25 あなたがたのとがは、これらの事をしりぞけ、あなたがたのは、良い物があなたがたに来るのをさまたげた。

26 わが民のうちには悪い者があって、鳥をとる人のように身をかがめてうかがい、わなを置いて人を捕える。

27 かごにが満ちているように、彼らのは不義の宝で満ちている。それゆえ、彼らは大いなる者、裕福な者となり、

28 肥えて、つやがあり、その悪しき行いには際限がない。彼らは公正に、みなしごの訴えをさばいて、それを助けようとはせず、また貧しい人の訴えをさばかない。

29 主は言われる、わたしはこのような事のために、彼らを罰しないであろうか。わたしはこのような民に、あだを返さないであろうか」。

30 驚くべきこと、恐るべきことがこの地に起っている。

31 預言者は偽って預言し、祭司は自分のによって治め、わが民はこのようにすることをしている。しかしあなたがたはその終りにはどうするつもりか。

エレミヤ書 6

1 ベニヤミンの人々よ、エルサレムの中から避難せよ。テコアでラッパを吹き、ベテハケレムに合図の火をあげよ。から災が臨み、大いなる滅びが来るからである。

2 わたしは美しい、たおやかなシオンの娘を滅ぼす。

3 牧者たちは、その群れをひきいて来て、彼女を攻め、彼女の周囲に天幕を張る。群れはおのおのその所で草を食う。

4 戦いを始め、彼女を攻めよ。立て、われわれは真昼に攻撃しよう」。「わざわいなるかな、ははや傾き、夕の影は長くなった」。

5 「立て、われわれはの間に攻撃しよう、そして彼女のもろもろの宮殿を破壊しよう」。

6 の主はこう言われる、「あなたがたは彼女のを切り倒し、エルサレムにむかって塁を築け。これは罰すべきである、そのうちにはただ圧制だけがある。

7 井戸に新しい水がわくように彼女はその悪を常にあらたに流す。そのうちには暴虐と破滅とが聞える。わたしのに病と傷とが絶えない。

8 エルサレムよ、戒めを受けいれよ。さもないと、わたしはあなたから離れ、あなたを荒れ地とし、住む人のない地とする」。

9 の主はこう言われる、「ぶどうの残りを摘みとるように、イスラエルの残りの民をのこらず摘み取れ。ぶどうを摘みとる人のように、あなたのをふたたびその枝に伸ばせ」。

10 わたしはだれにり、だれを戒めて、聞かせようか。見よ、彼らの耳は閉ざされて、聞くことができない。見よ、彼らは主の言葉をあざけり、それを喜ばない。

11 それゆえ、わたしの身には主の怒りが満ち、それを忍ぶのに、うみつかれている。「それをちまたにいる子供らと、集まっている若い人々とに漏らせ。も、老いた人も、年のひじょうに進んだ人も捕えられ、

12 彼らのとは共に他人に渡る。わたしがを伸ばして、この地に住む者を撃つからである」と主は言われる。

13 「それは彼らが、小さい者から大きい者まで、みな不正な利をむさぼり、また預言者から祭司にいたるまで、みな偽りを行っているからだ。

14 彼らは、手軽にわたしの民の傷をいやし、平安がないのに『平安、平安』と言っている。

15 彼らは憎むべきことをして、じたであろうか。すこしも恥ずかしいとは思わず、またじることを知らなかった。それゆえ彼らは倒れる者と共に倒れる。わたしが彼らを罰するとき、彼らは倒れる」と主は言われる。

16 主はこう言われる、「あなたがたはわかれ道に立って、よく見、いにしえの道につき、良い道がどれかを尋ねて、その道に歩み、そしてあなたがたののために、安息を得よ。しかし彼らは答えて、『われわれはその道に歩まない』と言った。

17 わたしはあなたがたの上に見張びとを立て、『ラッパの音に気をつけよ』と言った。しかし彼らは答えて、『われわれは気をつけることはしない』と言った。

18 それゆえ国々の民よ、聞け。会衆よ、彼らにどのようなことが起るかを知れ。

19 地よ、聞け。見よ、わたしはこの民に災をくだす。それは彼らのたくらみの実である。彼らがわたしの言葉に気をつけず、わたしのおきてを捨てたからである。

20 シバから、わたしの所に乳香が来、遠いから、菖蒲が来るのはなんのためか。あなたがたの燔祭はわたしには喜ばしくなく、あなたがたの犠牲もうれしくはない。

21 それゆえ主はこう言われる、『見よ、わたしはこの民の前につまずく石を置く、人々は父も子も共にそれにつまずき、隣り人もその友も滅びる』」。

22 主はこう言われる、「見よ、民がから来る、大いなる民が地の果から興る。

23 彼らはとやりをとる。彼らは残忍で、あわれみがなく、のような響きを立てる。シオンの娘よ、彼らは馬に乗り、いくさ人のように身をよろって、あなたを攻める」。

24 われわれはそのうわさを聞いて、は弱り、子を産む女に臨むような悩みと苦しみとに捕えられた。

25 に出てはならない、また道を歩いてはならない。はつるぎを持ち、恐れが四方にあるからだ。

26 わが民の娘よ、荒布を身にまとい、灰の中にまろび、ひとり子を失った時のように、悲しみ、いたく嘆け。滅ぼす者が、にわかにわれわれを襲うからだ。

27 「わたしはあなたを民のうちに立てて、ためす者、試みる者とした。あなたが彼らの道を知り、それをためすことができるようにするためである。

28 彼らはみな、強情な反逆者であって、歩きまわって人をそしる。彼らは青銅やであって、みな卑しいことを行う。

29 ふいごは激しく吹き、鉛は火にとけて尽き、精錬はいたずらに進む。悪しき者がまだ除かれないからである。

30 主が彼らを捨てられたので、彼らは捨てられたと呼ばれる」。

エレミヤ書 7

1 主からエレミヤに臨んだ言葉はこうである。

2 「主のに立ち、その所で、この言葉をのべてえ、主を拝むために、このをはいるユダのすべての人よ、主の言葉を聞け。

3 の主、イスラエルのはこう言われる、あなたがたの道とあなたがたの行いを改めるならば、わたしはあなたがたをこの所に住まわせる。

4 あなたがたは、『これは主の神殿だ、主の神殿だ、主の神殿だ』という偽りの言葉を頼みとしてはならない。

5 もしあなたがたが、まことに、その道と行いを改めて、互に公正を行い、

6 寄留の他国人と、みなしごと、やもめをしえたげることなく、罪のない人のをこの所に流すことなく、また、ほかの神々に従って自らをまねくことをしないならば、

7 わたしはあなたがたを、わたしが昔あなたがたの先祖に与えたこの地に永遠に住まわせる。

8 見よ、あなたがたは偽りの言葉を頼みとしているが、それはむだである。

9 あなたがたは盗み、殺し、姦淫し、偽って誓い、バアルに香をたき、あなたがたが以前には知らなかった他の神々に従いながら、

10 わたしの名をもって、となえられるこの来てわたしのに立ち、『われわれは救われた』と言い、しかもすべてこれら憎むべきことを行うのは、どうしたことか。

11 わたしの名をもって、となえられるこのが、あなたがたのには盗賊の巣と見えるのか。わたし自身、そう見たと主は言われる。

12 わたしが初めにわたしの名を置いた場所シロへ行き、わが民イスラエルの悪のために、わたしがその場所に対して行ったことを見よ。

13 主は言われる、今あなたがたはこれらのすべてのことを行っている。またわたしはあなたがたに、しきりに語ったけれども、あなたがたは聞かず、あなたがたを呼んだけれども答えなかった。

14 それゆえわたしはシロに対して行ったように、わたしの名をもって、となえられるこのにも行う。すなわちあなたがたが頼みとする所、わたしがあなたがたと、あなたがたの先祖に与えたこの所に行う。

15 そしてわたしは、あなたがたのすべての兄弟、すなわちエフライムのすべての子孫を捨てたように、わたしのからあなたがたをも捨てる。

16 あなたはこの民のために祈ってはならない。彼らのために嘆き、祈ってはならない。またわたしに、とりなしをしてはならない。わたしはあなたの求めを聞かない。

17 あなたは彼らがユダ々と、エルサレムのちまたでしていることを見ないのか。

18 どもらは、たきぎを集め、父たちはをたき、女は粉をこね、パンを造ってこれを天后に供える。また彼らは他の神々の前に酒を注いで、わたしを怒らせる。

19 主は言われる、彼らが怒らせるのはわたしなのか。自分たち自身ではないのか。そして自らうろたえている。

20 それゆえ主なる神はこう言われる、見よ、わたしの怒りと憤りを、この所と、人と獣と、と、地の産物とに注ぐ。怒りは燃えて消えることがない」。

21 の主、イスラエルのはこう言われる、「あなたがたの犠牲に燔祭の物を合わせて食べるがよい。

22 それはあなたがたの先祖エジプトの地から導き出したに、わたしは燔祭と犠牲とについて彼らにったこともなく、また命じたこともないからである。

23 ただわたしはこの戒めを彼らに与えて言った、『わたしの声に聞きしたがいなさい。そうすれば、わたしはあなたがたのとなり、あなたがたはわたしの民となる。わたしがあなたがたに命じるすべての道を歩んで幸を得なさい』と。

24 しかし彼らは聞き従わず、耳を傾けず、自分の悪いの計りごとと強情にしたがって歩み、悪くなるばかりで、よくはならなかった。

25 あなたがたの先祖エジプトの地を出たから今まで、わたしはわたしのしもべである預言者たちを日々彼らにつかわした。

26 しかし彼らはわたしに聞かず、耳を傾けないで強情になり、先祖たちにもまさって悪を行った。

27 たといあなたが彼らにこのすべての言葉っても彼らは聞かない。また彼らを呼んでもあなたに答えない。

28 それゆえ、あなたはこう彼らに言わなければならない、『これはその、主の声に聞き従わず、その戒めを受けいれなかった国民である。真実はうせ、彼らのから絶えた。

29 あなたの髪の毛を切って捨てよ、裸の山の上に嘆きの声をあげよ。主が、お怒りになっている世の人を退け捨てられたからだ』。

30 主は言われる、ユダの民はわたしの前に悪を行い、わたしの名をもってとなえられるに、憎むべき者を置いてそこを汚した。

31 またベンヒンノムの谷にあるトペテの高き所を築いて、むすこに焼いた。わたしはそれを命じたことはなく、またそのようなことを考えたこともなかった。

32 主は言われる、それゆえに見よ、その所をトペテ、またはベンヒンノムの谷と呼ばないで、ほふりの谷と呼ぶ来る。それはほかに場所がないので、トペテに葬るからである。

33 この民の死体は空のと地の獣の食物となり、これを追い払う者もない。

34 そのときわたしはユダ々とエルサレムのちまたに、喜びの声、楽しみの声、花婿の声、花嫁の声を絶やす。この地は荒れ果てるからである。

エレミヤ書 8

1 主は言われる、その時ユダの王たちのと、そのつかさたちの骨と、祭司たちのと、預言者たちのと、エルサレム住む人々のは墓より掘り出されて、

2 彼らのし、仕え、従い、求め、また拝んだ、日とと天の衆群のにさらされる。その骨は集める者も葬る者もなく、地のおもてに糞土のようになる。

3 この悪しき民のうちの残っている残りの者はみな、わたしが追いやった場所で、生きることよりも死ぬことを願うようになると、万の主は言われる。

4 あなたは彼らに言わなければならない。主はこう仰せられる、人は倒れたならば、また起きあがらないであろうか。離れていったならば、帰ってこないであろうか。

5 それにどうしてこの民は、常にそむいて離れていくのか。彼らは偽りを固くとらえて、帰ってくることを拒んでいる。

6 わたしは気をつけて聞いたが、彼らは正しくは語らなかった。その悪を悔いて、『わたしのした事は何か』という者はひとりもない。彼らはみな戦場に、はせ入る馬のように、自分のすきな道に向かう。

7 空のこうのとりでもその時を知り、山ばとと、つばめと、つるはその来る時を守る。しかしわが民は主のおきてを知らない。

8 どうしてあなたがたは、『われわれには知恵がある、主のおきてがある』と言うことができようか。見よ、まことに書記の偽りの筆がこれを偽りにしたのだ。

9 知恵ある者は、はずかしめられ、あわてふためき、捕えられる。見よ、彼らは主の言葉を捨てた、彼らになんの知恵があろうか。

10 それゆえ、わたしは彼らのを他人に与え、そのを征服者に与える。それは彼らが小さい者から大きい者にいたるまで、みな不正な利をむさぼり、預言者から祭司にいたるまで、みな偽りを行っているからである。

11 彼らは手軽に、わたしの民の傷をいやし、平安がないのに、『平安、平安』と言っている。

12 彼らは憎むべきことをして、じたであろうか。すこしも恥ずかしいとは思わず、またじることを知らなかった。それゆえ彼らは倒れる者と共に倒れる。わたしが彼らを罰するとき、彼らは倒れると、主は言われる。

13 主は言われる、わたしが集めようと思うとき、ぶどうの木にぶどうはなく、いちじくの木に、いちじくはなく、葉さえ、しぼんでいる。わたしが彼らに与えたものも、彼らを離れて、うせ去った」。

14 どうしてわれわれはなす事もなく座しているのか。集まって、堅固なにはいり、そこでわれわれは滅びよう。われわれが主に罪を犯したので、われわれの、主がわれわれを滅ぼそうとして、毒の水を飲ませられるのだ。

15 われわれは平安を望んだが、良い事はこなかった。いやされる時を望んだが、かえって恐怖が来た。

16 「彼らの馬のいななきはダンから聞えてくる。彼らの強い馬の声によって全地は震う。彼らは来て、この地と、ここにあるすべてのもの、と、そのうちに住む者とを食い滅ぼす。

17 見よ、魔法をもってならすことのできない、へびや、まむしをあなたがたのうちにつかわす。それはあなたがたをかむ」と主は言われる。

18 わが嘆きはいやしがたく、わがはうちに悩む。

19 聞け、地の全面から、わが民の娘の声があがるのを。「主はシオンにおられないのか、シオンの王はそのうちにおられないのか」。「なぜ彼らはその彫像と、異邦の偶像とをもって、わたしを怒らせたのか」。

20 「刈入れの時は過ぎ、夏もはや終った、しかしわれわれはまだ救われない」。

21 わが民の娘の傷によって、わが心は痛む。わたしは嘆き、うろたえる。

22 ギレアデに乳香があるではないか。その所に医者がいるではないか。それにどうしてわが民の娘はいやされることがないのか。