ステップ _9713

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民数記 24

1 バラムイスラエル祝福することが主の心にかなうのを見たので、今度はいつものように行って魔術を求めることをせず、を荒野にむけ、

2 を上げて、イスラエルがそれぞれ部族にしたがって宿営しているのを見た。その時、神の霊が臨んだので、

3 彼はこの託宣を述べた。「ベオルのバラムの言葉、を閉じた人の言葉、

4 神の言葉を聞く者、全能者の幻を見る者、倒れ伏して、の開かれた者の言葉。

5 ヤコブよ、あなたの天幕は麗しい、イスラエルよ、あなたのすまいは、麗しい。

6 それは遠くひろがる谷々のよう、べの園のよう、主が植えられた沈香樹のよう、流れのほとりの香柏のようだ。

7 水は彼らのかめからあふれ、彼らの種は水の潤いに育つであろう。彼らの王はアガグよりも高くなり、彼らの国はあがめられるであろう。

8 神は彼らをエジプトから導き出された、彼らは野牛の角のようだ。彼らはなる国々の民を滅ぼし、そのを砕き、をもって突き通すであろう。

9 彼らは雄じしのように身をかがめ、雌じしのように伏している。だれが彼らを起しえよう。あなたを祝福する者は祝福され、あなたをのろう者はのろわれるであろう」。

10 そこでバラクはバラムにむかって怒りを発し、手を打ち鳴らした。そしてバラクはバラムに言った、「をのろうために招いたのに、あなたはかえって三度までも彼らを祝福した。

11 それで今あなたは急いで自分のところへ帰ってください。わたしはあなたを大いに優遇しようと思った。しかし、主はその優遇をあなたに得させないようにされました」。

12 バラムはバラクに言った、「わたしはあなたがつかわされた使者たちに言ったではありませんか、

13 『たといバラクがそのに満ちるほどの金をわたしに与えようとも、主の言葉を越えてのままに善も悪も行うことはできません。わたしは主の言われることを述べるだけです』。

14 わたしは今わたしの民のところへ帰って行きます。それでわたしはこの民が後のにあなたの民にどんなことをするかをお知らせしましょう」。

15 そしてこの託宣を述べた。「ベオルのバラムの言葉、を閉じた人の言葉。

16 神の言葉を聞く者、いと高き者の知識をもつ者、全能者の幻を見、倒れ伏して、の開かれた者の言葉。

17 わたしは彼を見る、しかし今ではない。わたしは彼を望み見る、しかし近くではない。ヤコブから一つの星が出、イスラエルから一本のつえが起り、モアブのこめかみと、セツのすべてのらの脳天を撃つであろう。

18 エドムは領地となり、セイルもまた領地となるであろう。そしてイスラエルは勝利を得るであろう。

19 権を執る者がヤコブから出、生き残った者をから断ち滅ぼすであろう」。

20 バラムはまたアマレクを望み見て、この託宣を述べた。「アマレクは諸国民のうちの最初のもの、しかし、ついに滅び去るであろう」。

21 またケニびとを望み見てこの託宣を述べた。「お前のすみかは堅固だ、に、お前は巣をつくっている。

22 しかし、カインは滅ぼされるであろう。アシュルはいつまでお前を捕虜とするであろうか」。

23 彼はまたこの託宣を述べた。「ああ、神が定められた以上、だれが生き延びることができよう。

24 キッテムの海岸から舟がきて、アシュルを攻めなやまし、エベルを攻めなやますであろう。そして彼もまたついに滅び去るであろう」。

25 こうしてバラムは立ち上がって、自分のところへ帰っていった。バラクもまた立ち去った。

民数記 25

1 イスラエルはシッテムにとどまっていたが、民はモアブ娘たちと、みだらな事をし始めた。

2 その娘たちが神々に犠牲をささげる時に民を招くと、民は一緒にそれを食べ、娘たちの神々を拝んだ。

3 イスラエルはこうしてペオルのバアルにつきしたがったので、主はイスラエルにむかって怒りを発せられた。

4 そして主はモーセに言われた、「民の首領をことごとく捕え、日のあるうちにその人々を主の前で処刑しなさい。そうすれば主の怒りイスラエルを離れるであろう」。

5 モーセイスラエルのさばきびとたちにむかって言った、「あなたがたはおのおの、配下の者どもでペオルのバアルにつきしたがったものを殺しなさい」。

6 モーセイスラエルの人々の全会衆とが会見の幕屋の入口で泣いていた時、彼らのの前で、ひとりのイスラエルびとが、その兄弟たちの中に、ひとりのミデアンの女を連れてきた。

7 祭司アロンなるエレアザルピネハスはこれを見て、会衆のうちから立ち上がり、やりをに執り、

8 そのイスラエルの人のを追って、奥の間に入り、そのイスラエルの人を突き、またその女の腹を突き通して、ふたりを殺した。こうして疫病がイスラエルの人々に及ぶのがやんだ。

9 しかし、その疫病で死んだ者は二万人であった。

10 主はモーセに言われた、

11 「祭司アロンなるエレアザルピネハスは自分のことのように、わたしの憤激をイスラエルの人々のうちに表わし、わたしの怒りをそのうちから取り去ったので、わたしは憤激して、イスラエルの人々を滅ぼすことをしなかった。

12 このゆえにあなたは言いなさい、『わたしは平和の契約を彼に授ける。

13 これは彼とその孫に永遠の祭司職の契約となるであろう。彼はその神のために熱心であって、イスラエルの人々のために罪のあがないをしたからである』と」。

14 ミデアンの女と共に殺されたイスラエルの人の名はジムリといい、サルので、シメオンびとのうちの一族のつかさであった。

15 またその殺されたミデアンの女の名はコズビといい、ツルの娘であった。ツルはミデアンの民の一族のかしらであった。

16 主はまたモーセに言われた、

17 「ミデアンびとを打ち悩ましなさい。

18 彼らはたくらみをもって、あなたがたを悩まし、ペオルの事と、彼らの姉妹、ミデアンのつかさの娘コズビ、すなわちペオルの事により、疫病の起ったに殺された女の事とによって、あなたがたを惑わしたからである」。

民数記 26:1-34

1 疫病の、主はモーセと祭司アロンエレアザルとに言われた、

2 イスラエルの人々の全会衆の総数をその父祖のにしたがって調べ、イスラエルにおいて、すべて戦争に出ることのできる二十歳以上の者を数えなさい」。

3 そこでモーセと祭司エレアザルとは、エリコに近いヨルダンのほとりにあるモアブの平野で彼らに言った、

4 「主がモーセ命じられたように、あなたがたのうちの二十歳以上の者を数えなさい」。エジプトの地から出てきたイスラエルの人々は次のとおりである。

5 ルベンイスラエルのである。ルベン孫は、ヘノクからヘノクびとの氏族が出、パルからパルびとの氏族が出、

6 ヘヅロンからヘヅロンびとの氏族が出、カルミからカルミびとの氏族が出た。

7 これらはルベンびとの氏族であって、数えられた者は四万三三十人であった。

8 またパルのはエリアブ。

9 エリアブの子はネムエル、ダタン、アビラムである。このダタンとアビラムとは会衆のうちから選び出された者で、コラのともがらと共にモーセアロンとに逆らって主と争った時、

10 地はを開いて彼らとコラとをのみ、その仲間は死んだ。その時二五十人がに焼き滅ぼされて、戒めの鏡となった。

11 ただし、コラたちは死ななかった。

12 シメオンの子孫は、その氏族によれば、ネムエルからネムエルびとの氏族が出、ヤミンからヤミンびとの氏族が出、ヤキンからヤキンびとの氏族が出、

13 ゼラからゼラびとの氏族が出、シャウルからシャウルびとの氏族が出た。

14 これらはシメオンびとの氏族であって、数えられた者は人であった。

15 ガド孫は、その氏族によれば、ゼポンからゼポンびとの氏族が出、ハギからハギびとの氏族が出、シュニからシュニびとの氏族が出、

16 オズニからオズニびとの氏族が出、エリからエリびとの氏族が出、

17 アロドからアロドびとの氏族が出、アレリからアレリびとの氏族が出た。

18 これらはガド孫の氏族であって、数えられた者は四万五人であった。

19 ユダの子らはエルオナンとであって、エルオナンとはカナンの地で死んだ。

20 ユダの子孫は、その氏族によれば、シラからシラびとの氏族が出、ペレヅからペレヅびとの氏族が出、ゼラからゼラびとの氏族が出た。

21 ペレヅの子孫は、ヘヅロンからヘヅロンびとの氏族が出、ハムルからハムルびとの氏族が出た。

22 これらはユダの氏族であって、数えられた者は七万六人であった。

23 イッサカルの子孫は、その氏族によれば、トラからトラびとの氏族が出、プワからプワびとの氏族が出、

24 ヤシュブからヤシュブびとの氏族が出、シムロンからシムロンびとの氏族が出た。

25 これらはイッサカルの氏族であって、数えられた者は六万人であった。

26 ゼブルンの子孫は、その氏族によれば、セレデからセレデびとの氏族が出、エロンからエロンびとの氏族が出、ヤリエルからヤリエルびとの氏族が出た。

27 これらはゼブルンびとの氏族であって、数えられた者は六万五人であった。

28 ヨセフの子らは、その氏族によれば、マナセエフライムとであって、

29 マナセ孫は、マキルからマキルびとの氏族が出た。マキルからギレアデが生れ、ギレアデからギレアデびとの氏族が出た。

30 ギレアデの子孫は次のとおりである。イエゼルからイエゼルびとの氏族が出、ヘレクからヘレクびとの氏族が出、

31 アスリエルからアスリエルびとの氏族が出、シケムからシケムびとの氏族が出、

32 セミダからセミダびとの氏族が出、ヘペルからヘペルびとの氏族が出た。

33 ヘペルのゼロペハデには男のがなく、ただ女ののみで、ゼロペハデの女のの名はマアラ、ノア、ホグラ、ミルカ、テルザといった。

34 これらはマナセの氏族であって、数えられた者は五万人であった。