ステップ _9713

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創世記 24:28-67

28 娘は走って行って、母の家のものにこれらの事を告げた。

29 リベカにひとりのがあって、名をラバンといった。ラバンは泉のそばにいるその人の所へ走って行った。

30 彼は鼻輪と妹のにある腕輪とを見、また妹リベカが「その人はわたしにこう言った」というのを聞いて、その人の所へ行ってみると、その人は泉のほとりで、らくだのそばに立っていた。

31 そこでその人に言った、「主に祝福された人よ、おはいりください。なぜ外に立っておられますか。わたしはを準備し、らくだのためにも場所を準備しておきました」。

32 その人はにはいった。ラバンはらくだの荷を解いて、わらと飼葉をらくだに与え、また水を与えてその人のと、その従者たちのを洗わせた。

33 そして彼のに食物を供えたが、彼は言った、「わたしは用向きを話すまでは食べません」。ラバンは言った、「お話しください」。

34 そこで彼は言った、「わたしはアブラハムのしもべです。

35 はわたしの主人を大いに祝福して、大いなる者とされました。はまた彼に、牛、、金、男女の奴隷、らくだ、ろばを与えられました。

36 主人サラは年老いてから、主人に男のを産みました。主人はその所有を皆これに与えました。

37 ところで主人はわたしに誓わせて言いました、『わたしの住んでいる地のカナンびとのを、わたしのにめとってはならない。

38 おまえはわたしの父の、親族の所へ行って、わたしのをめとらなければならない』。

39 わたしは主人に言いました、『もしその女がわたしについてこない時はどういたしましょうか』。

40 主人はわたしに言いました、『わたしの仕えている主は、み使をおまえと一緒につかわして、おまえの旅にさいわいを与えられるであろう。おまえはわたしの親族、わたしの父のからわたしのをめとらなければならない。

41 そのとき、おまえはわたしにした誓いから解かれるであろう。またおまえがわたしの親族に行く時、彼らがおまえにその娘を与えないなら、おまえはわたしにした誓いから解かれるであろう』。

42 わたしはきょう、泉のところにきて言いました、『主人アブラハムのよ、どうか今わたしのゆく道にさいわいを与えてください。

43 わたしはこの泉のそばに立っていますが、水をくみに出てくる娘に向かって、「お願いです。あなたの水がめの水を少し飲ませてください」と言い、

44 「お飲みください。あなたのらくだのためにも、くみましょう」とわたしに言うなら、その娘こそ、がわたしの主人のために定められた女ということにしてください』。

45 わたしがのうちでそう言い終らないうちに、リベカが水がめを肩に載せて出てきて、水をくみに泉に降りたので、わたしは『お願いです、飲ませてください』と言いますと、

46 彼女は急いで水がめを肩からおろし、『お飲みください。わたしはあなたのらくだにも飲ませましょう』と言いました。それでわたしは飲みましたが、彼女はらくだにも飲ませました。

47 わたしは彼女に尋ねて、『あなたはだれの娘ですか』と言いますと、『ナホルとその妻ミルカのベトエルの娘です』と答えました。そこでわたしは彼女の輪をつけ、に腕輪をつけました。

48 そしてわたしは頭をさげてを拝し、主人アブラハムのをほめたたえました。主人兄弟の娘をにめとらせようと、わたしを正しい道に導かれたからです。

49 あなたがたが、もしわたしの主人にいつくしみと、まことを尽そうと思われるなら、そうとわたしにお話しください。そうでなければ、そうでないとお話しください。それによってわたしは右か左に決めましょう」。

50 ラバンベトエルは答えてった、「この事は主から出たことですから、わたしどもはあなたによしあしをうことができません。

51 リベカがここにおりますから連れて行って、が言われたように、あなたの主人にしてください」。

52 アブラハムのしもべは彼らの言葉を聞いて、地に伏し、主を拝した。

53 そしてしもべはの飾りと、金の飾り、および衣服を取り出してリベカに与え、そのとにも価の高い品々を与えた。

54 彼と従者たちは飲み食いして宿ったが、あくる彼らが起きた時、しもべは言った、「わたしを主人のもとに帰らせてください」。

55 リベカのとは言った、「娘は数、少なくとも十、わたしどもと共にいて、それから行かせましょう」。

56 しもべは彼らに言った、「はわたしの道にさいわいを与えられましたから、わたしを引きとめずに、主人のもとに帰らせてください」。

57 彼らは言った、「娘を呼んで聞いてみましょう」。

58 彼らはリベカを呼んで言った、「あなたはこの人と一緒に行きますか」。彼女は言った、「行きます」。

59 そこで彼らは妹リベカと、そのうばと、アブラハムのしもべと、その従者とを送り去らせた。

60 彼らはリベカ祝福して彼女に言った、「妹よ、あなたは、ちよろずの人の母となれ。あなたの子孫はその敵のを打ち取れ」。

61 リベカは立って侍女たちと共にらくだに乗り、その人に従って行った。しもべはリベカを連れて立ち去った。

62 さてイサクベエル・ラハイ・ロイからきて、ネゲブの地に住んでいた

63 イサクは夕暮、野に出て歩いていたが、をあげて、らくだの来るのを見た。

64 リベカをあげてイサクを見、らくだからおりて、

65 しもべに言った、「わたしたちに向かって、野を歩いて来るあの人はだれでしょう」。しもべは言った、「あれはわたしの主人です」。するとリベカは、被衣で身をおおった。

66 しもべは自分がしたことのすべてをイサクに話した。

67 イサクリベカを天幕に連れて行き、リベカをめとってとし、彼女をした。こうしてイサクの死慰めを得た。

創世記 25

1 アブラハムは再びをめとった。名をケトラという。

2 彼女はジムランヨクシャンメダン、ミデアン、イシバクおよびシュワを産んだ。

3 ヨクシャンシバデダンデダン孫はアシュリびと、レトシびとレウミびとである

4 ミデアンの孫はエパ、エペル、ヘノク、アビダ、エルダアであって、これらは皆ケトラ孫であった。

5 アブラハムはその所有をことごとくイサクに与えた。

6 またそのそばめたちのらにもアブラハムは物を与え、なお生きている間に彼らをそのイサクから離して、東の方、東のに移らせた。

7 アブラハムの生きながらえた年は十五年である。

8 アブラハムは高齢に達し、老人となり、年が満ちて息絶え、死んでその民に加えられた

9 そのイサクイシマエルは彼をヘテびとゾハルのエフロンにあるマクペラのほら穴に葬った。これはマムレの向かいにあり、

10 アブラハムヘテの人々から、買い取ったであって、そこにアブラハムとそのサラが葬られた。

11 アブラハムが死んだはそのイサク祝福された。イサクはベエル・ラハイ・ロイのほとりに住んだ。

12 サラのつかえめエジプトびとハガルアブラハムに産んだアブラハムのイシマエルの系図は次のとおりである。

13 イシマエルらの名を世代にしたがって、その名をいえば次のとおりである。すなわちイシマエルの長ネバヨテ、次はケダルアデビエルミブサム

14 ミシマ、ドマ、マッサ

15 ハダデ、テマエトルネフシケデマ

16 これはイシマエルの子らであり、村と宿営とによる名であって、その氏族による十二人の君たちである。

17 イシマエルのよわいは三十七年である。彼は息絶えて死に、その民に加えられた。

18 イシマエルの子らはハビラからエジプトの東、シュルまでの間に住んで、アシュルに及んだ。イシマエルはすべての兄弟の東に住んだ。

19 アブラハムのイサクの系図は次のとおりである。アブラハムのイサクであって、

20 イサク四十歳の時、パダンアラムのアラムびとベトエルの娘で、アラムびとラバンのリベカにめとった。

21 イサクが子を産まなかったので、妻のために主に祈り願った。主はその願いを聞かれ、リベカはみごもった。

22 ところがそのらが胎内で押し合ったので、リベカは言った、「こんなことでは、わたしはどうなるでしょう」。彼女は行って主に尋ねた。

23 主は彼女に言われた、「つの国民があなたの胎内にあり、つの民があなたのから別れて出る。一つの民は他の民よりも強く、兄は弟に仕えるであろう」。

24 彼女の出産のがきたとき、胎内にはふたごがあった。

25 さきに出たのは赤くて全身ごろものようであった。それで名をエサウと名づけた。

26 そのに弟が出た。そのエサウかかとをつかんでいた。それで名をヤコブと名づけた。リベカが彼らを産んだ時、イサクは六十歳であった。

27 さてその子らは成長し、エサウは巧みな狩猟者となり、野の人となったが、ヤコブは穏やかな人で、天幕に住んでいた

28 イサクは、しかの肉が好きだったので、エサウしたが、リベカヤコブした。

29 ある日ヤコブが、あつものを煮ていた時、エサウは飢え疲れて野から帰ってきた

30 エサウヤコブに言った、「わたしは飢え疲れた。お願いだ。赤いもの、その赤いものをわたしに食べさせてくれ」。彼が名をエドム呼ばれたのはこのためである。

31 ヤコブは言った、「まずあなたの長子の特権をわたしに売りなさい」。

32 エサウは言った、「わたしは死にそうだ。長子の特権などわたしに何になろう」。

33 ヤコブはまた言った、「まずわたしに誓いなさい」。彼は誓って長子の特権をヤコブに売った。

34 そこでヤコブパンレンズ豆のあつものとをエサウに与えたので、彼は飲み食いして、立ち去った。このようにしてエサウ長子の特権を軽んじた

創世記 26

1 アブラハムの時にあった初めのききんのほか、またききんがそのにあったので、イサクはゲラルにいるペリシテびとの王アビメレクの所へ行った。

2 その時、主は彼に現れて言われた、「エジプトへ下ってはならない。わたしがあなたに示す地にとどまりなさい。

3 あなたがこの地にとどまるなら、わたしはあなたと共にいて、あなたを祝福し、これらのをことごとくあなたと、あなたの子孫とに与え、わたしがあなたの父アブラハム誓った誓いを果そう。

4 またわたしはあなたの子孫を増して天の星のようにし、あなたの子孫にこれらの地をみな与えよう。そして地のすべての民はあなたの子孫によって祝福をえるであろう。

5 アブラハムがわたしの言葉にしたがってわたしのさとしと、いましめと、さだめと、おきてとを守ったからである」。

6 こうしてイサクはゲラルに住んだ。

7 その所の人々が彼の妻のことを尋ねたとき、「彼女はわたしの妹です」と彼は言った。リベカは美しかったので、その所の人々がリベカのゆえに自分を殺すかもしれないと思って、「わたしのです」と言うのを恐れたからである。

8 イサクは長らくそこにいたが、あるペリシテびとの王アビメレクは窓から外をながめていて、イサクがそのリベカと戯れているのを見た。

9 そこでアビメレクイサクを召して言った、「彼女は確かにあなたのです。あなたはどうして『彼女はわたしの妹です』と言われたのですか」。イサクは彼に言った、「わたしは彼女のゆえに殺されるかもしれないと思ったからです」。

10 アビメレクは言った、「あなたはどうしてこんな事をわれわれにされたのですか。民のひとりが軽々しくあなたのと寝るような事があれば、その時あなたはわれわれに罪を負わせるでしょう」。

11 それでアビメレクはすべての民に命じて言った、「この人、またはそのにさわる者は必ず死ななければならない」。

12 イサクはその地に種をまいて、その年に倍の収穫を得た。このように主が彼を祝福されたので、

13 彼は富み、またますます栄えて非常に裕福になり、

14 群れ群れ及び多くのしもべを持つようになったので、ペリシテびとは彼をねたんだ。

15 またペリシテびとは彼の父アブラハムの時に、父のしもべたちが掘ったすべての井戸をふさぎ、土で埋めた。

16 アビメレクイサクに言った、「あなたはわれわれよりも、はるかに強くなられたから、われわれの所を去ってください」。

17 イサクはそこを去り、ゲラルの谷に天幕を張ってその所に住んだ。

18 そしてイサクは父アブラハムの時に人々の掘った水の井戸を再び掘ったアブラハムのペリシテびとがふさいだからである。イサクは父がつけた名にしたがってそれらに名をつけた。

19 しかしイサクのしもべたちがの中を掘って、そこにわき出る水の井戸を見つけたとき、

20 ゲラルの羊飼たちは、「この水はわれわれのものだ」と言って、イサクの羊飼たちと争ったので、イサクはその井戸の名をエセクと名づけた。彼らが彼と争ったからである。

21 彼らはまた一つの井戸を掘ったが、これをも争ったので、名をシテナと名づけた

22 イサクはそこから移ってまた一つの井戸を掘ったが、彼らはこれを争わなかったので、その名をレホボテと名づけて言った、「いま主がわれわれの場所を広げられたから、われわれはこの地にふえるであろう」。

23 彼はそこからベエルシバに上った。

24 その、主は彼に現れて言われた、「わたしはあなたの父アブラハムのである。あなたは恐れてはならない。わたしはあなたと共におって、あなたを祝福し、わたしのしもべアブラハムのゆえにあなたの子孫を増すであろう」。

25 それで彼はその所に祭壇を築いて、主の名を呼び、そこに天幕を張った。またイサクのしもべたちはそこに一つの井戸を掘った

26 時にアビメレクがその友アホザテと、勢の長ピコルと共にゲラルからイサクのもとにきたので、

27 イサクは彼らに言った、「あなたがたはわたしを憎んで、あなたがたの中からわたしを追い出されたのに、どうしてわたしの所にこられたのですか」。

28 彼らは言った、「われわれは主があなたと共におられるのを、はっきり見ましたので、いまわれわれの間、すなわちわれわれとあなたとの間に一つの誓いを立てて、あなたと契約を結ぼうと思います。

29 われわれはあなたにを加えたことはなく、ただ良い事だけをして、安らかに去らせたのですから、あなたはわれわれに悪い事をしてはなりません。まことにあなたは主に祝福されたかたです」。

30 そこでイサクは彼らのためにふるまいを設けた。彼らは飲み食いし、

31 あくる、はやく起きて互に誓った。こうしてイサクは彼らを去らせたので、彼らはイサクのもとから穏やかに去った。

32 そのイサクのしもべたちがきて、自分たちが掘った井戸について彼に告げて言った、「わたしたちは水を見つけました」。

33 イサクはそれをシバと名づけた。これによってそのの名は今にいたるまでベエルシバといわれている。

34 エサウ四十歳の時、ヘテびとベエリの娘ユデテとヘテびとエロンの娘バスマテとをにめとった。

35 彼女たちはイサクリベカにとって心の痛みとなった。

     
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