2. 主は到来されています。そして天界と地獄、人の死後の〈いのち〉、〈みことば〉、最後の審判についての秘義を開き示されます。これが教会の教義なのです。そのすべてはラテン語で記され、この国のすべての大司教と司教、および首長君主に送りましたが、依然として返答を受けとっていません。これは天界と教会にかんする事柄が、かれらの心を動かしていない印です。その心を動かすことが、教会の目的なのですが、いずれにしても、かれらには教会は存在していません。なぜなら主が礼拝され、〈みことば〉が光の下で読まれているところにこそ、教会が存在するからです。以上の小著の中に、真理を記した文脈がありますから、本書の末尾を参照してください。